男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
合宿遠征埼玉編途中から
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「「「(あ・・・もしかして・・・・?)」」」
「(あ~・・・)」
「(早くね?)」
「(えっもう?)」
「(早いな・・・)」
「・・・高尾ちゃんに・・・見られた・・・」
「(え?高尾?・・・あー・・・来た)」
「赤葦・・・今日はもう俺に上げんなっ・・・!!これ以上しょぼい俺をあの子には見せられん!!!」
「「「(木兎(さん)の弱点追加!!!???つーか出たー木兎しょぼくれもーど!!!!)」」」
「分かりました」
「・・・えっ」
「・・・じゃあ上げない間に落ち着いてくださいね」
「・・・・」
なんか向こう揉めてる・・・?
「良く分かんないけど向こうのエースが不調っぽい畳みかけるぞ!」
「「「オス!!」」」
「よし4番を抑えられれば勝機が見える・・・「ダメですよ。油断しちゃ。向こうの地盤固いっすから・・・とはいえチャンスには違いないですけど」
そこからはまさに一進一退。
木兎さんが大人しくなっても揺るがない安定した強さの梟谷。
結局22-22だ。
「前だ前っ!!」
「気のせいでしょうか・・・」
「ナイスレシーブ!」
「全然崩れませんね梟谷・・・」
「だから言ったじゃないすか・・・。」
「・・・おぅ。」
微妙な顔をするコーチと先生。
そう甘くはいかないんだよねぇ
コートでは梟谷の前衛攻撃は2枚バックアタックかそれとも木兎さんかと飛雄が深読みしている隙をついて華麗に赤葦先輩はツーアタック。
本当うまいわちくしょう・・・。
こういうところが経験の差か頭脳の差か・・・。
「ツーアタック!!」
「梟谷逆転し返した!!」
「エースは1本も打っていないのに!!」
これで23-22か。
梟谷は一見すれば木兎さんという大黒柱主体のチームに見えるだろうけれどそうじゃない。
木兎さんはチームの中で長男ではなく一番自由奔放な末っ子タイプだ。
単体では実力もあり最強なんだろうけれど・・・。
正直梟谷は木兎さんいなくとも普通に強豪校と渡り合うだけの地力があるだろう。
それに木兎さんがく加わることで強豪に勝てるチームになる。
調子にむらがあって扱いの難しいだろう木兎さんのかじ取りは大変だろうけれど・・・なんというか木兎さんが凹んでいる今の方がなんか生き生きしてない?梟谷のみんな・・・。
「(木兎の不調なんて慣れっこなんだよ)」
「(ちょっとした事ですーぐ上がったり下がったりするからなぁ)」
「(しょーがねーなーもー)」
尾長さん囮の猿杙さんのスパイクで24-22だ。
「「あと1点~」」
「・・・梟谷は木兎が引っ張るチームというよりほかのメンバー全員で木兎を引っ張るチームってことか・・・!」
「ですね。ほんとーもーやっかいっすわwww」
梟谷のマッチポイントって・・んん?
なんか・・・木兎さんがそわそわし始めた。
っと言うかこっちと赤葦先輩を交互にチラチラ見てるから目が合うんだけれどどした?
コートでは尾長産のワンタッチから猿杙さんがカバー。
今度は木葉さんが飛び込んでくるが・・・蛍の1枚ブロックにドシャットされて24-23.
「うぉ・・・」
「「ドッシャットォ!!!」」
「よしあと1点!あと1点でデュースに持ち込める!」
「ブロック1本!!」
「旭さんナイッサー」
旭先輩のサーブは確実に入れることを考えた安パイの普通のサーブだがうぅーん。
あんの定小見さんに簡単に拾われ相手が攻撃につないでくる。
尾長さんの囮に蛍が少しつられた。
今烏野(ウチ)の意識は完全に木兎さんから外れてた。
マッズ!!
「蛍!!木兎さん!!」
「「「(おいしいところはくれてやる!だからさっさと復活しろエース!!)」」」
「くそっ・・・」
飛雄がストレート閉めて蛍も横跳びでブロックに飛んでくるけれど真ん中を抜かれた。
「あっちゃーしてやられたわ・・・。」
完全にブロックも守備もふられた・・・。
25-23ゲーム終了・・・。
つーか最後のすんげぇ威力・・・触ったらマジで腕もげそうだった。
「んがー」
「(・・・お願いします)」
「(任せろ)」
「よっ!エースっ!」
「かっこいーね!」
「やっぱ最後はエースですな!」
「キャー猛禽類~」
「ミミズクヘッド~」
なぜが一斉に木兎さんを賛美し始めた梟谷。
雀田さんと白福さんそれ褒めているのだろうか・・・。
そして何故か赤葦先輩が私のところ来た。
「高尾・・・ごめん。悪いんだけれど木兎さんに何か声かけてくれない?」
「いや、負けたチームのトレーナーの私に言います?」
「・・・。」
「・・・はぁ。わかりました。貸し1っスよ?」
「助かる。」
何で私なんだと思いつつコートの木兎さんの所に行く。
「木兎さん。」
「・・・?」
「流石ですね。かっこ良かったっすよ!!」
「~っつつつつつ!!やっぱ俺最強ー!!ヘイヘイヘーイ」
「「「へいへいへーい」」」
「(これ使える・・・)」
一気にテンション取り戻した・・・。
「いやーごめんね高尾ちゃん」
「あ、雀田さん。」
「相変わらず木兎は落ちるのも早いけど上がるの早いねー」
「あれが単細胞ってやつか・・・。だから5本指とまりなんだよーもー」
「あ、あれはそういう事なんすか」
「そーだねぇ。」
エースのもろさが他の選手のチーム全体の強さを引き出すと同時に簡単には崩れない根っこの強さへとつながっている・・・こういう強さもあるわけだ。
「あーもう悔しいなぁチクショウwww」
「(あ~・・・)」
「(早くね?)」
「(えっもう?)」
「(早いな・・・)」
「・・・高尾ちゃんに・・・見られた・・・」
「(え?高尾?・・・あー・・・来た)」
「赤葦・・・今日はもう俺に上げんなっ・・・!!これ以上しょぼい俺をあの子には見せられん!!!」
「「「(木兎(さん)の弱点追加!!!???つーか出たー木兎しょぼくれもーど!!!!)」」」
「分かりました」
「・・・えっ」
「・・・じゃあ上げない間に落ち着いてくださいね」
「・・・・」
なんか向こう揉めてる・・・?
「良く分かんないけど向こうのエースが不調っぽい畳みかけるぞ!」
「「「オス!!」」」
「よし4番を抑えられれば勝機が見える・・・「ダメですよ。油断しちゃ。向こうの地盤固いっすから・・・とはいえチャンスには違いないですけど」
そこからはまさに一進一退。
木兎さんが大人しくなっても揺るがない安定した強さの梟谷。
結局22-22だ。
「前だ前っ!!」
「気のせいでしょうか・・・」
「ナイスレシーブ!」
「全然崩れませんね梟谷・・・」
「だから言ったじゃないすか・・・。」
「・・・おぅ。」
微妙な顔をするコーチと先生。
そう甘くはいかないんだよねぇ
コートでは梟谷の前衛攻撃は2枚バックアタックかそれとも木兎さんかと飛雄が深読みしている隙をついて華麗に赤葦先輩はツーアタック。
本当うまいわちくしょう・・・。
こういうところが経験の差か頭脳の差か・・・。
「ツーアタック!!」
「梟谷逆転し返した!!」
「エースは1本も打っていないのに!!」
これで23-22か。
梟谷は一見すれば木兎さんという大黒柱主体のチームに見えるだろうけれどそうじゃない。
木兎さんはチームの中で長男ではなく一番自由奔放な末っ子タイプだ。
単体では実力もあり最強なんだろうけれど・・・。
正直梟谷は木兎さんいなくとも普通に強豪校と渡り合うだけの地力があるだろう。
それに木兎さんがく加わることで強豪に勝てるチームになる。
調子にむらがあって扱いの難しいだろう木兎さんのかじ取りは大変だろうけれど・・・なんというか木兎さんが凹んでいる今の方がなんか生き生きしてない?梟谷のみんな・・・。
「(木兎の不調なんて慣れっこなんだよ)」
「(ちょっとした事ですーぐ上がったり下がったりするからなぁ)」
「(しょーがねーなーもー)」
尾長さん囮の猿杙さんのスパイクで24-22だ。
「「あと1点~」」
「・・・梟谷は木兎が引っ張るチームというよりほかのメンバー全員で木兎を引っ張るチームってことか・・・!」
「ですね。ほんとーもーやっかいっすわwww」
梟谷のマッチポイントって・・んん?
なんか・・・木兎さんがそわそわし始めた。
っと言うかこっちと赤葦先輩を交互にチラチラ見てるから目が合うんだけれどどした?
コートでは尾長産のワンタッチから猿杙さんがカバー。
今度は木葉さんが飛び込んでくるが・・・蛍の1枚ブロックにドシャットされて24-23.
「うぉ・・・」
「「ドッシャットォ!!!」」
「よしあと1点!あと1点でデュースに持ち込める!」
「ブロック1本!!」
「旭さんナイッサー」
旭先輩のサーブは確実に入れることを考えた安パイの普通のサーブだがうぅーん。
あんの定小見さんに簡単に拾われ相手が攻撃につないでくる。
尾長さんの囮に蛍が少しつられた。
今烏野(ウチ)の意識は完全に木兎さんから外れてた。
マッズ!!
「蛍!!木兎さん!!」
「「「(おいしいところはくれてやる!だからさっさと復活しろエース!!)」」」
「くそっ・・・」
飛雄がストレート閉めて蛍も横跳びでブロックに飛んでくるけれど真ん中を抜かれた。
「あっちゃーしてやられたわ・・・。」
完全にブロックも守備もふられた・・・。
25-23ゲーム終了・・・。
つーか最後のすんげぇ威力・・・触ったらマジで腕もげそうだった。
「んがー」
「(・・・お願いします)」
「(任せろ)」
「よっ!エースっ!」
「かっこいーね!」
「やっぱ最後はエースですな!」
「キャー猛禽類~」
「ミミズクヘッド~」
なぜが一斉に木兎さんを賛美し始めた梟谷。
雀田さんと白福さんそれ褒めているのだろうか・・・。
そして何故か赤葦先輩が私のところ来た。
「高尾・・・ごめん。悪いんだけれど木兎さんに何か声かけてくれない?」
「いや、負けたチームのトレーナーの私に言います?」
「・・・。」
「・・・はぁ。わかりました。貸し1っスよ?」
「助かる。」
何で私なんだと思いつつコートの木兎さんの所に行く。
「木兎さん。」
「・・・?」
「流石ですね。かっこ良かったっすよ!!」
「~っつつつつつ!!やっぱ俺最強ー!!ヘイヘイヘーイ」
「「「へいへいへーい」」」
「(これ使える・・・)」
一気にテンション取り戻した・・・。
「いやーごめんね高尾ちゃん」
「あ、雀田さん。」
「相変わらず木兎は落ちるのも早いけど上がるの早いねー」
「あれが単細胞ってやつか・・・。だから5本指とまりなんだよーもー」
「あ、あれはそういう事なんすか」
「そーだねぇ。」
エースのもろさが他の選手のチーム全体の強さを引き出すと同時に簡単には崩れない根っこの強さへとつながっている・・・こういう強さもあるわけだ。
「あーもう悔しいなぁチクショウwww」