男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
合宿遠征埼玉編途中から
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「・・・翔陽はいつも新しいね」
「・・・もしチビちゃんが音駒(ウチ)に居たらお前ももう少しヤる気出すのかね?」
「翔陽と同じチームはムリ。」
「?なんで」
「常に新しくなっていかなくちゃ翔陽にはついていけなくなる。おれがどんなに上手にサボっても多分翔陽にはバレる。あの天才1年セッターでさえ一瞬立ち止まっただけで見抜かれた。そんなの疲れるじゃん」
「・・・ふーん?じゃあチビちゃんが敵として練習相手に居てくれたらお前もやる気出すのにな?」
「?なんで」
「だってお前ちびちゃんの試合見ているとき買ってきた新しいゲーム始めるときみたいな顔してるよ」
「・・・別にしてないしていうかソレどんな顔」
「ワクワク顔」
「なにソレ意味わかんないしてないし。」
「つーか高尾ちゃんが居る時もお前嬉しそうだよな。俺も嬉しいけど・・・」
「・・・まぁ。高尾ちゃんのおかげで練習後からだ痛くないし・・・」
「お前は趣味も合うもんな・・・。美人で献身的で話しやすい。良いトレーナー様だよホント。あーなんで音駒じゃないんだろうな・・・」
「・・・・うん。」
はて?
何処からか視線を感じるぞ?っと周りを見渡せば丁度休憩していた研磨君とクロさんと目が合った。
なんとなく笑って手を振れば向こうも笑って手を振り返してくれる。
うわークロさん爽やかないい笑顔。
クロさんの横で研磨君も少し笑って小さく腕を振り返してくれるのがなんか嬉しかった。
研磨君はあんまりそういうのしない人だから。
なんというか警戒心の強い子猫?・・・的な。
これもゲームの効果だろうか・・・あぁそういえばクエスト行き詰っているところあったから今度お願いして手伝ってもらわなくちゃ・・・なんてバレーとは関係ないことを頭の片隅で考えていれば武ちゃん先生から声をかけられてしまった。
「あ・・・あの高尾さん・・・」
「?はい」
「正直パッと見は前の[変人速攻]との違いが分からないんですが・・・」
「あぁーまあ普通に見ればそうっすよね。」
不思議そうに聞いてくる武ちゃん先生に簡単に説明をする。
前の速攻は翔陽の打点を真っすぐズバッと通過するトスで、新しい速攻はスパイカーの最高打点=ボールの最高到達点にしようとしています。
ボールの前に進む力が死んで落ちる瞬間ボールが通過した時より一瞬の余裕ができます。
「その一瞬があることが決定的な差ですね。空中で翔陽の選択肢が増える事。」
「おぉ・・・!」
「フフフ・・・」
「!?」
説明を横目に聞いていたはずの烏養コーチがいきなり怪しく笑いだしたのに武ちゃん先生がちょっとビクッと肩を揺らしていた。
「春高の予選は絶対じじいを連れて来なきゃな…こいつらの速攻を生で見してやる・・・!」
「ですね。あ、また向こうに帰ったら烏養監督のもとにお邪魔してもいいですか?」
「おぉ!助かるわ。じじいも喜ぶ」
「はい。」
「・・・もしチビちゃんが音駒(ウチ)に居たらお前ももう少しヤる気出すのかね?」
「翔陽と同じチームはムリ。」
「?なんで」
「常に新しくなっていかなくちゃ翔陽にはついていけなくなる。おれがどんなに上手にサボっても多分翔陽にはバレる。あの天才1年セッターでさえ一瞬立ち止まっただけで見抜かれた。そんなの疲れるじゃん」
「・・・ふーん?じゃあチビちゃんが敵として練習相手に居てくれたらお前もやる気出すのにな?」
「?なんで」
「だってお前ちびちゃんの試合見ているとき買ってきた新しいゲーム始めるときみたいな顔してるよ」
「・・・別にしてないしていうかソレどんな顔」
「ワクワク顔」
「なにソレ意味わかんないしてないし。」
「つーか高尾ちゃんが居る時もお前嬉しそうだよな。俺も嬉しいけど・・・」
「・・・まぁ。高尾ちゃんのおかげで練習後からだ痛くないし・・・」
「お前は趣味も合うもんな・・・。美人で献身的で話しやすい。良いトレーナー様だよホント。あーなんで音駒じゃないんだろうな・・・」
「・・・・うん。」
はて?
何処からか視線を感じるぞ?っと周りを見渡せば丁度休憩していた研磨君とクロさんと目が合った。
なんとなく笑って手を振れば向こうも笑って手を振り返してくれる。
うわークロさん爽やかないい笑顔。
クロさんの横で研磨君も少し笑って小さく腕を振り返してくれるのがなんか嬉しかった。
研磨君はあんまりそういうのしない人だから。
なんというか警戒心の強い子猫?・・・的な。
これもゲームの効果だろうか・・・あぁそういえばクエスト行き詰っているところあったから今度お願いして手伝ってもらわなくちゃ・・・なんてバレーとは関係ないことを頭の片隅で考えていれば武ちゃん先生から声をかけられてしまった。
「あ・・・あの高尾さん・・・」
「?はい」
「正直パッと見は前の[変人速攻]との違いが分からないんですが・・・」
「あぁーまあ普通に見ればそうっすよね。」
不思議そうに聞いてくる武ちゃん先生に簡単に説明をする。
前の速攻は翔陽の打点を真っすぐズバッと通過するトスで、新しい速攻はスパイカーの最高打点=ボールの最高到達点にしようとしています。
ボールの前に進む力が死んで落ちる瞬間ボールが通過した時より一瞬の余裕ができます。
「その一瞬があることが決定的な差ですね。空中で翔陽の選択肢が増える事。」
「おぉ・・・!」
「フフフ・・・」
「!?」
説明を横目に聞いていたはずの烏養コーチがいきなり怪しく笑いだしたのに武ちゃん先生がちょっとビクッと肩を揺らしていた。
「春高の予選は絶対じじいを連れて来なきゃな…こいつらの速攻を生で見してやる・・・!」
「ですね。あ、また向こうに帰ったら烏養監督のもとにお邪魔してもいいですか?」
「おぉ!助かるわ。じじいも喜ぶ」
「はい。」