男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
合宿遠征埼玉編途中から
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「高尾ちゃん・・・確認したいことがあるんだけれどちょっといい?」
「大地先輩?・・・いいですけどどうしたんっすか?」
体育館の出入り口でちょいちょいと手招く大地先輩。
どうしたのかと思えば
「この後の昼なんだけど・・・高尾ちゃんは知ってる?」
「?あ、もしかしてバーベキューの事ですか?」
「やっぱり・・・」
「やっぱり?あれ?選手に知らされていませんでしたっけ?」
「日程には食事ってだけだったからな・・・」
「あーなるほど。あれ?それなら何で大地先輩が・・・?」
「いやー今朝たまたま猫又監督と森然の監督が話しているの聞いてしまって・・・」
「あーなるほど。」
たまたま打合せしているところに出くわしたのか・・・。
別に隠しているわけではないし梟谷グループの恒例行事だから知らないのは烏野(うち)だけぐらいなものだろう・・・。
「あ!そうだ大地先輩!!ちょっと耳貸してください」
「ん?」
「失礼します。」
しゃがんでくれた大地先輩に簡単に考えを伝えたんだけれど・・・大地先輩?
あれ?
おーい!!
大地先輩?
なんか・・・固まっちゃった・・・?
顔の前で手を振ってもピクリともしないんですが・・・。
えぇぇぇえ。
どうしちゃったんですか大地先輩。
ちょっと荒療治にもほどがあるけれど目の前で1回パァンと手を叩くとその音に大袈裟に驚いて大地先輩が復活した。
「だ、大地先輩どうしたんですか?」
「お・・おぉ。大丈夫。すまん(あまりの顔の近さに・・・)」
「あの・・・聞いてました?」
「だ、大丈夫大丈夫!!ちゃんと聞いてたからうん。」
「あ、じゃあお願いしますね。」
「おぅ任せなさい」
遠くの方で私を呼ぶ声が聞こえてきたので先に体育館へ戻ったけれど・・・大地先輩本当に大丈夫だろうか・・・。