男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
合宿遠征埼玉編途中から
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木兎さんのサーブはクロさんが拾ってあんまりトスが得意でない蛍が上げてリエーフが飛ぶ。
ブロックは翔陽と赤葦先輩。
バチンと翔陽の手に当たったが押し込まれた。
赤葦先輩が飛び込んでカバーに入って下さったけれど・・・
「くっ・・・」
「赤葦ナァーイス!!ちびちゃんラスト頼んだ!」
「ハイ!」
木兎さんがアンダーで打ちやすい球上げるけれど・・・
「!あっお前らっ!!寄ってたかってひでぇぞ!!」
約190cm×3枚vs162.8cm
あちゃーって感じだ。
これはもう壁っていうより傘だな。
一見何処にもうつ場所なんかないと思うのが普通。
しかしここで簡単に諦め終わる翔陽じゃなかった。
「(落ち着いていれば戦い方は見えてく)」
バッチンと翔陽はわざと上に向かって打ちリエーフの指先に当てて見事ブロックアウトを決めた。
今のリエーフの手が少し上を向いていた。
・・・が
「ボガーッ」
しまらないなぁwwww
背中から転がり落ちてちゃんと着地できていなかった。
「今の・・・狙ったのか!?見事なブロックアウトじゃねーか」
「あっ確かにリエーフの手の先っちょを狙ったけどっあたったのはまぐれです。」
「なにっ!!??」
「おれそんな正確に打てない・・・。」
「190cmのブロック3枚だぞ!?しかもあんな打ちにくいトス!!よく打った!!俺は感動した!!」
「うっへへ・・・」
翔陽めっちゃぐーりぐり撫でられてる。
テンションたっかいなー木兎さん。
「2mの壁相手に戦う小さな猛者に!!俺が!!」
「また大袈裟な」
「190cmから2mになった」
「木兎さんwwww」
「必殺技を授けよう!!!!」
「必殺技・・・!!?」
「おうよ!いいか?この技はは言うなれば動と静による揺さぶりだ」
「うぉ・・・うぉお・・・!!!?」
「・・・また・・・かっこよさげに言う・・・。」
「お前何の事だか分かんの?」
「想像がつきます」
「この技はな、逃げるために使うんじゃねぇ完璧なタイミング。完璧なトス。完璧なスパイクの体制。強烈なスパイクが来ると誰もが思ったとき・・・何よりも自分が強烈な1っ発が打てる!と思った瞬間が好機!」
「あー蛍君のお得意なあれですねwww」
「なんだ高尾ちゃんも分かったのか・・・」
「さすが高尾・・・」
「嘲笑うようにかませ。フェイントが決まるとなスパイクを決めたときと違う気持ちよさがあんだよ!」
「「あっやっぱり・・・」」
「ちょっと高尾さん僕が得意ってどういう事?」
「え~www」
「チョットごまかさないでよ。」
笑ってごまかしたらいつの間にか側に居た蛍に軽くポスンとチョップを頂いた。
あうちっ。
痛くない優しいチョップなんだけど大袈裟に痛がっていれば赤葦先輩が何故か頭をなでてくれた。
んんむ。
「前に落ちるボールを拾いにレシーバーが数人飛び込んでくるだろ?」
「ハイ」
「今まで自分と同じかもっと上に合った目線がボールにギリギリ届かずこっちを見上げる瞬間が最高なんだよ。」
「ふぉぉぉぉお!!」
クロさんにしろ木兎さんにしろ赤葦さんしかりもうホントいい先輩たちだ。