男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
っとは言えそうそう簡単に速攻ができるわけがなかった。
真もなくなんとなく左右どっちに上げるかだけ相手の分からないように指をさすだけで意思疎通をして影山がトスを上げて日向が飛ぼうと助走に入るが・・・
「(跳)ブァア!?」
当然ボールの方が早いわけで何とか追いついて飛ぶもののボールは日向の前を悠然と過ぎていった。
降りぬいた手も掠ることすらなかった。
「(え?こんな早いの?)」
あちゃーって感じだ。
「おい何してる!もっと速ー・・・。」
「!!」
「・・・・・。」
「でたー[王様のトス]」
「・・・・。」
「っち」
うん。
そりゃそうだろう。
うまい影山とド下手な日向。
日向の方に合わせろっていう方が無理に決まってる。
うーんちょっと気が付いたかと思ったんだけれどなー。
それから何度も何度も合わせようとするがうまくはいかない。
日向の手が届かなかったりボールが早くて掠りもしなかったりネットに近くて日向がネットに突っ込んでしまったり・・・・。
「よっしゃさわっ・・・」
「ぴっ)タッチネット」
「漁業かこら!!」
「うぅ・・・全然タイミング分かんねぇよ。」
そりゃそうだ。
日向はついていくのでいっぱいいっぱいだし影山も毎回ちょっとずつ違うからタイミングを計るのは難しい。
多分強豪の北川第1の選手だったからこそ合わせてくることができていたんだろう・・・今までは・・・。
でもド下手な日向にその北川の選手と同じことを求めるのは酷だ。
できるわけがない。
「お前反応速いんだからもっとこうバっ!っと来いよグワッツ!と」
「[バッツ!]なのか[グワッ!]なのかどっちだ!!!」
「重要なのそこじゃねぇよ!!」
「影山ー」
見かねたスーさんが影山に声をかけた。
「それじゃあ中学の時と同じだよ。」
「・・・・?」
「あっえーっと」
「日向には機動力に優れてます・・・反射スピードについでにバネもある・・・慣れれば早い攻撃だって・・・」
「-日向のそのすばしっこさっていう武器お前のトスが殺しちゃってるんじゃないの?」
「!」
「・・・日向には技術も経験もない」
「!?菅原さん!?」
「中学でお前にぎりぎり合わせてくれてた優秀な選手とは違う」
「・・・・。」
「でも素地はピカイチ。」
「!えっそんな・・・天才とかおおげさです。いやそんな」
「いってねーよ」
「お前のその腕があったらさ」
「?」
「何つーかもっと日向の持ち味っていうか才能っていうかそういうのもっとこう・・・えーっと・・・なんかうまいことつかってうやれんじゃないの!?」
「?」
「・・・俺も・・・お前と同じセッターだから去年の試合観・・・お前見て正直ビビったよ。ずば抜けたセンスとボールコントロール!そんで何より・・・敵ブロックの動きを冷静に見極める目と判断力!!・・・俺には全部ないものだ。」
「そっそんなことないっすよスガさ・・・「田中」
「1回聞いとくべ。」
「・・・・。」
ホーンと田中先輩チームメイトを思いやれるいい人。
人一倍仲間っていうかチームメイトや身内に対して誠実な人だ。
でもここは大地先輩の意見に賛成だ。
これからセッター争いをするだろう彼らには話し合いをしなければいけないと思う。
それぞれに1年生の天才と3年生の先輩という立場がある。
「技術があってやる気がありすぎるぐらいあって何より・・・周りを見る優れた目を持っているお前に仲間のことが見えないはずがない!!」
「!」
「???」
あぁ日向はわかっていないな・・・。
「和樹ー」
「あいよ。なーんすか?」
「後は頼む。俺じゃうまく伝えられなかったかもだから。」
「そんなことないっすよ。きっとスーさんの話であのバカも気が付いたはず。気づかなきゃほんとただのバカだから。影山飛雄今の話どこまで理解できた?」
「大体は・・・でも」
「でも?」
「う、うまいことってなんだ・・・・。」
「あちゃーそこか。良いよそこまでわかっていればいい。教えてあげるからちょっとこっち来い。」
「おっす。」
「大地先輩良いですか?ちょっと時間もらっても」
「あぁ。高尾トレーナ頼むな。」
「うっす。日向―アンタもおいで。」
二人を呼び寄せて向こうには見えないようにコートから少し離れて背を向ける。
「いい?」
「「うっす。」」
「じゃあ話すね。まずは日向何も考えないでとりあえずブロックのいないところに全力で飛んで。今は影山のトスに日向が合わせていた感じだけれどそれじゃダメなのはさんざんやったからわかるだろうしスーさんにも言われたでしょ?」
「う、うん。」
「おっす。」
「で、今度は影山が合わせるんだよ。日向は技術はない。影山良いセッターの条件て私が思うにアタッカーの全力を引き出せるセッターだと思うんだよね。日向の全力で打ちやすいスパイクってなんだかわかる?日向が一番気持ちよくスパイクが決められる条件ってやつ。」
「・・・。」
「おれは目の前にブロックが居なくてバシッときまるのが好き・・・です。」
「あははは正直だね。敬語じゃなくていいよ。同い年だし。そうだね。なら日向が誰もいないところを選んで飛ぶしかないでしょ?まだサインもできないアンタたちに試合中に打ち合わせや作戦なんてできないでしょ?なら日向が先に飛んで影山のトスでボールを持っていくことしかできない。多分日向のスピードだと追いつけるのボールだけだし。さっきの田中先輩に出そうとしていたボールをあの反応速度で日向に切り替えて出すことができたんだから影山の反応速度も相当なものだから私はできると思う。どうかな?影山クン」
「(・・・面白れぇ。)やってみすっす。日向お前の1番のスピード。一番のジャンプでとべ。ボールは俺が持っていく。」
「・・・・?」
「ん。理解したみたいだね。」
「?もっていくって何?どういう意味!?」
「・・・お前はただブロックのいないところにMAXの速さと高さで跳ぶ。そんで全力フルスイングだ。オレのトスは見なくていい。ボールには合わせなくていい。」
「はぁ!?ボール見なきゃからぶるじゃん!!」
「かもな!!」
「うぉい!!」
おーい。
二人とも声でかいよ。
これじゃ離れた意味ないじゃん。
「でも・・・やってみたい。」
「・・・わかった。」
ん。
良い顔するじゃん二人とも
。
真もなくなんとなく左右どっちに上げるかだけ相手の分からないように指をさすだけで意思疎通をして影山がトスを上げて日向が飛ぼうと助走に入るが・・・
「(跳)ブァア!?」
当然ボールの方が早いわけで何とか追いついて飛ぶもののボールは日向の前を悠然と過ぎていった。
降りぬいた手も掠ることすらなかった。
「(え?こんな早いの?)」
あちゃーって感じだ。
「おい何してる!もっと速ー・・・。」
「!!」
「・・・・・。」
「でたー[王様のトス]」
「・・・・。」
「っち」
うん。
そりゃそうだろう。
うまい影山とド下手な日向。
日向の方に合わせろっていう方が無理に決まってる。
うーんちょっと気が付いたかと思ったんだけれどなー。
それから何度も何度も合わせようとするがうまくはいかない。
日向の手が届かなかったりボールが早くて掠りもしなかったりネットに近くて日向がネットに突っ込んでしまったり・・・・。
「よっしゃさわっ・・・」
「ぴっ)タッチネット」
「漁業かこら!!」
「うぅ・・・全然タイミング分かんねぇよ。」
そりゃそうだ。
日向はついていくのでいっぱいいっぱいだし影山も毎回ちょっとずつ違うからタイミングを計るのは難しい。
多分強豪の北川第1の選手だったからこそ合わせてくることができていたんだろう・・・今までは・・・。
でもド下手な日向にその北川の選手と同じことを求めるのは酷だ。
できるわけがない。
「お前反応速いんだからもっとこうバっ!っと来いよグワッツ!と」
「[バッツ!]なのか[グワッ!]なのかどっちだ!!!」
「重要なのそこじゃねぇよ!!」
「影山ー」
見かねたスーさんが影山に声をかけた。
「それじゃあ中学の時と同じだよ。」
「・・・・?」
「あっえーっと」
「日向には機動力に優れてます・・・反射スピードについでにバネもある・・・慣れれば早い攻撃だって・・・」
「-日向のそのすばしっこさっていう武器お前のトスが殺しちゃってるんじゃないの?」
「!」
「・・・日向には技術も経験もない」
「!?菅原さん!?」
「中学でお前にぎりぎり合わせてくれてた優秀な選手とは違う」
「・・・・。」
「でも素地はピカイチ。」
「!えっそんな・・・天才とかおおげさです。いやそんな」
「いってねーよ」
「お前のその腕があったらさ」
「?」
「何つーかもっと日向の持ち味っていうか才能っていうかそういうのもっとこう・・・えーっと・・・なんかうまいことつかってうやれんじゃないの!?」
「?」
「・・・俺も・・・お前と同じセッターだから去年の試合観・・・お前見て正直ビビったよ。ずば抜けたセンスとボールコントロール!そんで何より・・・敵ブロックの動きを冷静に見極める目と判断力!!・・・俺には全部ないものだ。」
「そっそんなことないっすよスガさ・・・「田中」
「1回聞いとくべ。」
「・・・・。」
ホーンと田中先輩チームメイトを思いやれるいい人。
人一倍仲間っていうかチームメイトや身内に対して誠実な人だ。
でもここは大地先輩の意見に賛成だ。
これからセッター争いをするだろう彼らには話し合いをしなければいけないと思う。
それぞれに1年生の天才と3年生の先輩という立場がある。
「技術があってやる気がありすぎるぐらいあって何より・・・周りを見る優れた目を持っているお前に仲間のことが見えないはずがない!!」
「!」
「???」
あぁ日向はわかっていないな・・・。
「和樹ー」
「あいよ。なーんすか?」
「後は頼む。俺じゃうまく伝えられなかったかもだから。」
「そんなことないっすよ。きっとスーさんの話であのバカも気が付いたはず。気づかなきゃほんとただのバカだから。影山飛雄今の話どこまで理解できた?」
「大体は・・・でも」
「でも?」
「う、うまいことってなんだ・・・・。」
「あちゃーそこか。良いよそこまでわかっていればいい。教えてあげるからちょっとこっち来い。」
「おっす。」
「大地先輩良いですか?ちょっと時間もらっても」
「あぁ。高尾トレーナ頼むな。」
「うっす。日向―アンタもおいで。」
二人を呼び寄せて向こうには見えないようにコートから少し離れて背を向ける。
「いい?」
「「うっす。」」
「じゃあ話すね。まずは日向何も考えないでとりあえずブロックのいないところに全力で飛んで。今は影山のトスに日向が合わせていた感じだけれどそれじゃダメなのはさんざんやったからわかるだろうしスーさんにも言われたでしょ?」
「う、うん。」
「おっす。」
「で、今度は影山が合わせるんだよ。日向は技術はない。影山良いセッターの条件て私が思うにアタッカーの全力を引き出せるセッターだと思うんだよね。日向の全力で打ちやすいスパイクってなんだかわかる?日向が一番気持ちよくスパイクが決められる条件ってやつ。」
「・・・。」
「おれは目の前にブロックが居なくてバシッときまるのが好き・・・です。」
「あははは正直だね。敬語じゃなくていいよ。同い年だし。そうだね。なら日向が誰もいないところを選んで飛ぶしかないでしょ?まだサインもできないアンタたちに試合中に打ち合わせや作戦なんてできないでしょ?なら日向が先に飛んで影山のトスでボールを持っていくことしかできない。多分日向のスピードだと追いつけるのボールだけだし。さっきの田中先輩に出そうとしていたボールをあの反応速度で日向に切り替えて出すことができたんだから影山の反応速度も相当なものだから私はできると思う。どうかな?影山クン」
「(・・・面白れぇ。)やってみすっす。日向お前の1番のスピード。一番のジャンプでとべ。ボールは俺が持っていく。」
「・・・・?」
「ん。理解したみたいだね。」
「?もっていくって何?どういう意味!?」
「・・・お前はただブロックのいないところにMAXの速さと高さで跳ぶ。そんで全力フルスイングだ。オレのトスは見なくていい。ボールには合わせなくていい。」
「はぁ!?ボール見なきゃからぶるじゃん!!」
「かもな!!」
「うぉい!!」
おーい。
二人とも声でかいよ。
これじゃ離れた意味ないじゃん。
「でも・・・やってみたい。」
「・・・わかった。」
ん。
良い顔するじゃん二人とも
。