男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
合宿遠征埼玉編途中から
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とっぷりと日が暮れて1日の練習が終わる。
流石に夜は涼しくてほーっと息を吐きだす。
片付けも一通り全部終わったころ声をかけてきたのは蛍だった。
「高尾さん」
「ん?蛍?どうしたの」
「これから黒尾さんたちのところ行くんだけれど・・・。」
「あーブロック練習?」
「そ。君暇なら来てくれない?」
「んん・・・そうだね行こうかな。」
今日はまだ特にどこに行くか決めてなかったから別にいいかな・・・ついでに木兎さん達のデータ取れるし。
そんなことを考えながら蛍と並んで第3体育館に移動する。
「「しつれいしまーっす。」」
「おやおや?」
「おやおやおや?」
「・・・高尾?」
「暇なんで来ちゃいましたー。」
「おぉ大歓迎!!んで?そっちのメガネ君は今日もブロック跳んでくれるのかな?」
「・・・はい。」
「おやまあ何とも不服そうなお顔で・・・。」
「よろしくお願いしマス・・・」
「なんなら高尾ちゃんもブロック跳んで―」
「へいへーい」
軽く飛んでアップを取る。
こん中で一番背が低いからあんま戦力にならないだろうけれど・・・・。
「お?今日は仲間連れか?」
「?はい?」
「ん?」
蛍に柔軟を手伝って貰っていると木兎さんが入り口に振り向いた。
入り口を見れば何故かそこには翔陽が居た・・・。
「あれ?飛雄は?」
「相棒はどうしたのさ?」
「影山はまた一人で練習!研磨にトス上げてもらおうとしたら5本で逃げられた・・・から高尾さんを探してて・・・」
「あーなるほど。」
「高尾さんにトスあげてもらおうってことか・・・。」
「研磨が自主練に5本も付き合っただけでもすげぇぞ。」
「翔陽しつこいからねぇ・・・。」
お疲れ研磨君。
きっとしつこい翔陽に根負けしたのだろう。
バレーに関しての翔陽の貪欲さはすさまじいからね・・・。
「だからおれも「俺も」
「「いれてくださいっ!!!」」
っと入ってきた翔陽と同時に何故か灰羽君が飛び込んできた。
「!?リエーフ!!」
「あっ日向。」
「お前夜久のとこでレシーブやってたんじゃないの」
「俺今日は優秀だったんで早めに見逃してもらいました」
「ほんとか?脱走してきたんじゃねーだろな」
「!!まさか!そんな!」
ぶふっ。
誤魔化し方下手か!!
明らかに怪しいじゃん。
多分クロさんも見抜いてるんだろうけれど・・・。
今頃夜久さん別の体育館で吠えているんじゃないかなーっと思う。
「まぁいいや・・・じゃあ人数ちょうどいいからー3対3しようか。アップ取ってもらった高尾ちゃんには申し訳ねえけど。」
「いやいや!!なら私は審判しますね。」
「あっ!!高尾さん!!高尾さんも居るとかラッキー!!」
「リエーフ。お前今頃気付いたのかよ・・・。」
「え」
「「うおーっ試合だーっ」」
テンションが高い翔陽灰羽コンビ。
んで・・・チーム分けをしたのはいいんだけれど・・・・。
なんというか・・・
「・・・あのコレ・・・すげぇバランス悪くないっすか・・・?」
赤葦先輩の言う通り187cmと194cmの音駒コンビに長身188cmの蛍。
赤葦先輩チームは185cmの木兎さんと182cmの赤葦先輩と162cmの翔陽。
平均身長で言えば約177cmVS約190cmの戦いだ。
「いーじゃねーか!昼間やれないことやろうぜ!」
「・・・・。」
「「うぉー!!」」
赤葦さんは不服そうだが単細胞二人組(翔陽と木兎さん)は楽しそうだ。