男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
インターハイ予選途中から合宿遠征埼玉編の途中まで
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午後一の試合。
対戦相手は梟谷。
翔陽と大地先輩がブロックに飛ぶが、ガヅンッと木兎さんのスパイクが決まる。
「っしゃああ!!」
「木兎さん今日も絶好調っすねぇ。」
「感心してる場合じゃねぇぞ高尾!!先生タイムアウト。」
「は、はい。タイムアウトお願いします!!」
11対6。
いやーどうすっかねぇ?
「ひぇー四番の人今日もすごい迫力。」
「流石は全国5本の指って感じだよなー。」
「4番のスパイクは止められなくても手に当てるだけでも良い!」
「「「オス!」」」
「あの、高尾ちゃん止められなくてもって?」
「止められなくても一回手に当てれば勢いが弱くなるっしょ?ブロックの目的は何もドシャットだけじゃない。ブロックの目的は主に2つ。手に当ててレシーブするためのソフトブロックと完全にシャットアウトする為のキルブロックがある。」
ソフトブロックは手を上に向けて皿のイメージ。
キルブロックは逆にはたき落とすつもりで手のひらを下に向ける。
と手の出し方を見せながらやっちゃんに説明してあげる。
「き、キルって殺すのキルですか!?」
「そう。」
「ひぇー」
「止めなくても良いんですか?」
怖がるやっちゃんにニヤリとからかいながら話していれば蛍のいきなりの言葉にみんなが蛍を振り向く。
「…いいや?ドシャットできんなら願ったり叶ったりだ。」
「蛍やるつもりなら殺気出してこっちに飛ばしたら完全に締めるぞって相手に悟らせるだけでも効果はある筈だよ。」
「分かった。」
試合はそう簡単に木兎を止められはしないが14-8烏野もなかなかの食いつきっぷりだ。
梟谷、赤葦先輩のトス。
鷲尾さんがセンター。
「レフトだ!4番4番」
レフト木兎さんが入ってきたところで…マッチアップに蛍が来た。
木兎さん完全に打つ体制だったけどギリギリでフェイントに切り替えた。
「フェイント!!」
「くそが!!!」
流石にブロックフォローに構えていても深く守っていたから夕先輩が飛び込んでも届かなかった。
うーわっ!!
今完全に木兎さん逃げたよ。
蛍のさっきのブロックは今までのなんとなーくのブロックと明らかに違った。
これ…昨日のクロさんの指導の成果?
マジマジと蛍を見ていればさもこれでいいんでしょ?ってこっちを見て来たので笑顔でサムズアップしておいた。
「うわぁー今絶対強打でくると思いましたよー!まさかフェイントだったとは!流石全国エースですねぇ!」
感心する先生と何も言わないコーチになんとなくなんとなーくコーチを見ればなんとも言えない顔をしてた。
あーらまって感じだ。
「木兎さん今逃げましたね?」
「逃げたんじゃねぇ避けたんだ!上手に!避けたの!!」
「油断…」
「はいはいすみませんでしたー!!」
あーあ。
流石にモロバレらしく赤葦先輩に突かれた木兎さんは逆ギレよろしくムキになっていた。
が…私には隣のコートのクロさんの悪~いお顔が見えちゃったよ。
少し木兎さんもおんなじような顔してんのも面白いなぁ。
「良いなぁ…ライバルって…」
「え?あ、太陽バーサス月?」
え?
やっちゃんの言葉に蛍を見れば翔陽と無言で見つめ合ったのちふいっと興味をなくした猫のように守備へと戻っていった。
対戦相手は梟谷。
翔陽と大地先輩がブロックに飛ぶが、ガヅンッと木兎さんのスパイクが決まる。
「っしゃああ!!」
「木兎さん今日も絶好調っすねぇ。」
「感心してる場合じゃねぇぞ高尾!!先生タイムアウト。」
「は、はい。タイムアウトお願いします!!」
11対6。
いやーどうすっかねぇ?
「ひぇー四番の人今日もすごい迫力。」
「流石は全国5本の指って感じだよなー。」
「4番のスパイクは止められなくても手に当てるだけでも良い!」
「「「オス!」」」
「あの、高尾ちゃん止められなくてもって?」
「止められなくても一回手に当てれば勢いが弱くなるっしょ?ブロックの目的は何もドシャットだけじゃない。ブロックの目的は主に2つ。手に当ててレシーブするためのソフトブロックと完全にシャットアウトする為のキルブロックがある。」
ソフトブロックは手を上に向けて皿のイメージ。
キルブロックは逆にはたき落とすつもりで手のひらを下に向ける。
と手の出し方を見せながらやっちゃんに説明してあげる。
「き、キルって殺すのキルですか!?」
「そう。」
「ひぇー」
「止めなくても良いんですか?」
怖がるやっちゃんにニヤリとからかいながら話していれば蛍のいきなりの言葉にみんなが蛍を振り向く。
「…いいや?ドシャットできんなら願ったり叶ったりだ。」
「蛍やるつもりなら殺気出してこっちに飛ばしたら完全に締めるぞって相手に悟らせるだけでも効果はある筈だよ。」
「分かった。」
試合はそう簡単に木兎を止められはしないが14-8烏野もなかなかの食いつきっぷりだ。
梟谷、赤葦先輩のトス。
鷲尾さんがセンター。
「レフトだ!4番4番」
レフト木兎さんが入ってきたところで…マッチアップに蛍が来た。
木兎さん完全に打つ体制だったけどギリギリでフェイントに切り替えた。
「フェイント!!」
「くそが!!!」
流石にブロックフォローに構えていても深く守っていたから夕先輩が飛び込んでも届かなかった。
うーわっ!!
今完全に木兎さん逃げたよ。
蛍のさっきのブロックは今までのなんとなーくのブロックと明らかに違った。
これ…昨日のクロさんの指導の成果?
マジマジと蛍を見ていればさもこれでいいんでしょ?ってこっちを見て来たので笑顔でサムズアップしておいた。
「うわぁー今絶対強打でくると思いましたよー!まさかフェイントだったとは!流石全国エースですねぇ!」
感心する先生と何も言わないコーチになんとなくなんとなーくコーチを見ればなんとも言えない顔をしてた。
あーらまって感じだ。
「木兎さん今逃げましたね?」
「逃げたんじゃねぇ避けたんだ!上手に!避けたの!!」
「油断…」
「はいはいすみませんでしたー!!」
あーあ。
流石にモロバレらしく赤葦先輩に突かれた木兎さんは逆ギレよろしくムキになっていた。
が…私には隣のコートのクロさんの悪~いお顔が見えちゃったよ。
少し木兎さんもおんなじような顔してんのも面白いなぁ。
「良いなぁ…ライバルって…」
「え?あ、太陽バーサス月?」
え?
やっちゃんの言葉に蛍を見れば翔陽と無言で見つめ合ったのちふいっと興味をなくした猫のように守備へと戻っていった。