男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
インターハイ予選途中から合宿遠征埼玉編の途中まで
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合宿遠征2日目。
「1本!!」
「ッサー!!」
小気味よい声だしが響く体育館。
対音駒は15-25。
対生川は16-25。
対梟谷は14-25。
新しい攻撃がうまくいかないミスの目立つ烏野。
徐々に良くなっているとはいえまだまだだなあ。
流石に3回も走って居ればスタート合図を出す大地先輩も流石にバテテくるだろうと思ってポケットに電子ホイッスルを入れて話しかける。
「大地先輩。」
「ん?どうした?」
「もしよかったら坂道ダッシュ私が合図出しましょうか?こんなんあるんで」
とポケットからオレンジのそれを出してビーッと音を鳴らす。
「それって・・・」
「電子ホイッスルっす。中学の部活でキャプテンやってたこともあって個人で持っていたんすよ。何かに使えるかもって今回持ってきました。」
「おぉじゃあ頼むわ」
「おぉーなにそれなにそれカッコイイ!!」
っという事で合図は私が出すことに。
「ちゃんと水分とって下さいよー!!」
ボトルを配ればみんな一斉にすごい勢いで飲んでいく。
この暑さとペナルティの坂道ダッシュは確実にみんなの体力を奪っていく。
そんな中
「みなさーん!森然高校の父兄の方からスイカの差し入れでーす。」
と昼休憩前にスイカが配られた。
皆体育館の外で冷たいスイカをほおばる。
私はマネージャーに交じって袋片手にスイカの皮を回収して回る。
「あれ?蛍1切れでいいの?」
「うん。ゴチソウサマデシタ」
皆が2切れ目3切れ目とお代わりしていく中、ばてばて気味の蛍は早々に体育館へ戻っていってしまった。
蛍の態度はいつもの事なんだけれど・・・。
なんというかまぁねぇ・・・。
「高尾ちゃんゴチソウサン」
「あぁはいはい。ここいれてくださいな。」
「澤村―あ・・・すまん」
「?なんだよ」
「…昨日お宅のメガネ君の機嫌損ねちゃったかもしんない。」
「え??」
「あーまあそうかもっすね。」
気まずそうに眼をそらすクロさんに代わって昨日の詳細を私の分かる限りに説明すれば大地先輩も驚いていた。
「へー!あの月島が成り行きとはいえ自主練に付き合ったのか。で何か言ったの?」
「お宅のちびちゃんに負けちゃうよーって挑発を・・・」
「クロさん地雷をピンポイントで踏み抜いたんすよ」
「そういわないで高尾ちゃん。クロさんこれでも後悔してんのよ。」
「確かに月島は日向に引け目感じてるトコあるよな・・・」
「あっソレ関係あるのか分かんないすけどうちの姉ちゃんが・・・」
龍先輩の話では烏野バレー部が1番強かった時お姉さんも烏野の学生で小さな巨人の同級生だったのだが1つ上の学年に長身の月島って選手が当時のバレー部にいたらしい。
前回の合宿を見学していたお姉さんはその月島さんと蛍が兄弟なんじゃないか?と話していたらしい。
お姉さんの話は確認していないから結局のところ憶測にすぎないらしい・・・。
んん?
でも当時の烏野のスタメン調べたときレギュラーに月島って名前の選手はいなかった。
あの蛍の兄なら身長もあっただろうに・・・。
っと言っても当時は全国から監督の指導を受けるために選手が集まってきていたらしいからその部員数は多いので3年がスタメンじゃない事はよくあること。
コートにはリベロを含めても7人しか立てないのだ。
っとなると可能性はなくもないのか?と考えていれば何か知っているだろう忠が気まずそうにうつむいていたのでこれはあまり掘り下げない方がいい話なのだろうと察した。
「おーいそろそろ始まるぞ!!」
「!行くか」
「アッゴミ・・・」
「はいはーい。ここいれてくださいな」
体育館に戻れば
「試合がない間も休むな!!スパイクレシーブ!!」
と練習が始まる。
「1本!!」
「ッサー!!」
小気味よい声だしが響く体育館。
対音駒は15-25。
対生川は16-25。
対梟谷は14-25。
新しい攻撃がうまくいかないミスの目立つ烏野。
徐々に良くなっているとはいえまだまだだなあ。
流石に3回も走って居ればスタート合図を出す大地先輩も流石にバテテくるだろうと思ってポケットに電子ホイッスルを入れて話しかける。
「大地先輩。」
「ん?どうした?」
「もしよかったら坂道ダッシュ私が合図出しましょうか?こんなんあるんで」
とポケットからオレンジのそれを出してビーッと音を鳴らす。
「それって・・・」
「電子ホイッスルっす。中学の部活でキャプテンやってたこともあって個人で持っていたんすよ。何かに使えるかもって今回持ってきました。」
「おぉじゃあ頼むわ」
「おぉーなにそれなにそれカッコイイ!!」
っという事で合図は私が出すことに。
「ちゃんと水分とって下さいよー!!」
ボトルを配ればみんな一斉にすごい勢いで飲んでいく。
この暑さとペナルティの坂道ダッシュは確実にみんなの体力を奪っていく。
そんな中
「みなさーん!森然高校の父兄の方からスイカの差し入れでーす。」
と昼休憩前にスイカが配られた。
皆体育館の外で冷たいスイカをほおばる。
私はマネージャーに交じって袋片手にスイカの皮を回収して回る。
「あれ?蛍1切れでいいの?」
「うん。ゴチソウサマデシタ」
皆が2切れ目3切れ目とお代わりしていく中、ばてばて気味の蛍は早々に体育館へ戻っていってしまった。
蛍の態度はいつもの事なんだけれど・・・。
なんというかまぁねぇ・・・。
「高尾ちゃんゴチソウサン」
「あぁはいはい。ここいれてくださいな。」
「澤村―あ・・・すまん」
「?なんだよ」
「…昨日お宅のメガネ君の機嫌損ねちゃったかもしんない。」
「え??」
「あーまあそうかもっすね。」
気まずそうに眼をそらすクロさんに代わって昨日の詳細を私の分かる限りに説明すれば大地先輩も驚いていた。
「へー!あの月島が成り行きとはいえ自主練に付き合ったのか。で何か言ったの?」
「お宅のちびちゃんに負けちゃうよーって挑発を・・・」
「クロさん地雷をピンポイントで踏み抜いたんすよ」
「そういわないで高尾ちゃん。クロさんこれでも後悔してんのよ。」
「確かに月島は日向に引け目感じてるトコあるよな・・・」
「あっソレ関係あるのか分かんないすけどうちの姉ちゃんが・・・」
龍先輩の話では烏野バレー部が1番強かった時お姉さんも烏野の学生で小さな巨人の同級生だったのだが1つ上の学年に長身の月島って選手が当時のバレー部にいたらしい。
前回の合宿を見学していたお姉さんはその月島さんと蛍が兄弟なんじゃないか?と話していたらしい。
お姉さんの話は確認していないから結局のところ憶測にすぎないらしい・・・。
んん?
でも当時の烏野のスタメン調べたときレギュラーに月島って名前の選手はいなかった。
あの蛍の兄なら身長もあっただろうに・・・。
っと言っても当時は全国から監督の指導を受けるために選手が集まってきていたらしいからその部員数は多いので3年がスタメンじゃない事はよくあること。
コートにはリベロを含めても7人しか立てないのだ。
っとなると可能性はなくもないのか?と考えていれば何か知っているだろう忠が気まずそうにうつむいていたのでこれはあまり掘り下げない方がいい話なのだろうと察した。
「おーいそろそろ始まるぞ!!」
「!行くか」
「アッゴミ・・・」
「はいはーい。ここいれてくださいな」
体育館に戻れば
「試合がない間も休むな!!スパイクレシーブ!!」
と練習が始まる。