男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
インターハイ予選途中から合宿遠征埼玉編の途中まで
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あっという間に1日目の練習メニューが終了し今回の戦績を全チーム分まとめる。
あちゃー。
烏野華麗なる9敗。
厳しいねぇと思いながらも今日のデータをひたすらまとめる。
こう見るとうーん。
森然のシンクロを目の前に見てみんなもだんだん良くなってきているもののまだまだでタイミングとテンポとまだまだ課題は山積み。
スーさんと飛雄のツーセッターはともかく夕先輩のオーバーハンドは変な音がしたり飛びすぎたり空中でのボディバランスは良いのだが今ひとつ。
飛雄翔陽の速攻も上手く噛み合わない。
まぁ翔陽がボールのさばき方上手くなってるからなんと無くフォローは出来てんだけど。
実戦で合わせるとなるとこれからだなぁって感じ。
お互いがお互いに前とは違うことは気付いたっぽいけど。
これからのことが少し楽しみで鼻歌交じりにノートを進める。
ノートも書き終わりボトルとタオルをやっちゃんと外にいるみんなに配りに行く。
森然のペナルティーは体育館裏にある坂を使った森然限定!爽やか!裏山深緑坂道ダッシュ!!らしい。
爽やかはネーミングだけで全然爽やかじゃねーの。
流石に9敗。
普段のメニューよりも走っただろう選手たちは芝の上でバテていた。
「うわーきつそ」
「お疲れ様っす!!ボトルどーぞ!!」
「おーやっちゃん。高尾ちゃん。悪いな。」
「いえいえ。じゃあ私はビブスの洗濯するんで!!」
「おぉ頼むな。」
選手からビブスを集めてバタバタと走って行くやっちゃんを見送る。
「見事全敗…だったすねぇ。」
「いっそ清々しいな…」
「こんなにダッシュしたのは烏養監督が居た時以来っす…」
「!ちょっと烏養さんにタブレット借りてシンクロ攻撃の動画確認すんべ!」
「よっしゃ!」
「っす!!」
「あ、それなら私のPCありますよーん。」
「おぉ!!じゃあ借りれる?」
「どーぞどーぞ。」
持ち歩いて居たトートバッグからPCを出して大地先輩に預ける。
飲み終わったボトルを集めて体育館に戻る選手に混じって体育館にはいれば一足先に蛍がいた。
「俺はサーブ打ってく!全然足りねー」
「あ、忠もサーブ?」
「うん!あ、ツッキー。今からサーブするんだけどツッキーは「僕は風呂に入って寝るから」
「あ、じゃあその前にダウンのケアしよう!その辺に座って。」
素直に体育館の恥に座った蛍の膝にタオルを引いてマッサージに入る。
しかし忠は心配そうに蛍を見ていた。
あーうん。
なんと無く言いたい事は分かるんだけどさ…。
「そ…そっか…あの「なに?」
「ツッキーは自主練とかしないのかなっと思って…」
「練習なんてイヤってほどやってるじゃん。我武者羅にやれば良いってもんじゃないでしょ?」
「そ、そうだね…そう…なんだけどさ…」
「あーはいはい。蛍の言い分は一理あるけどそれをコントロールして管理するのが私の仕事だかんね。忠も自主練なんだから強制するもんでもないし、無理しない程度には目を光らせてっから私のことも忘れないでよ?忠も多分蛍は心配しなくとも大丈夫だと思うから自分のことをやっといで?」
「う、うん。」
夜は別の部が居ないということもあり他の体育も使えるのでそれぞれやりたい事に分かれての自主練に入る。
マッサージの終わった蛍はタオル片手にそのまま体育館を出て行った。
「忠…」
「?はい。」
「さっきはあんな言い方をしたけど…なんかあったら頼みの綱は幼馴染の忠だと私は思うからしばらく様子見てまた声かけてあげて。今は何言っても多分無理かな…って思うし…上がった選手のケアついでに様子見てくるわ。」
「あ、うん。ありがとう高尾さん」
「いやいや。これも有難いことに私の役目だからね。」
ニッカリと笑えば忠も笑顔を返してくれたので荷物はコートの側のパイプ椅子に預けて足早に蛍を追った。
あちゃー。
烏野華麗なる9敗。
厳しいねぇと思いながらも今日のデータをひたすらまとめる。
こう見るとうーん。
森然のシンクロを目の前に見てみんなもだんだん良くなってきているもののまだまだでタイミングとテンポとまだまだ課題は山積み。
スーさんと飛雄のツーセッターはともかく夕先輩のオーバーハンドは変な音がしたり飛びすぎたり空中でのボディバランスは良いのだが今ひとつ。
飛雄翔陽の速攻も上手く噛み合わない。
まぁ翔陽がボールのさばき方上手くなってるからなんと無くフォローは出来てんだけど。
実戦で合わせるとなるとこれからだなぁって感じ。
お互いがお互いに前とは違うことは気付いたっぽいけど。
これからのことが少し楽しみで鼻歌交じりにノートを進める。
ノートも書き終わりボトルとタオルをやっちゃんと外にいるみんなに配りに行く。
森然のペナルティーは体育館裏にある坂を使った森然限定!爽やか!裏山深緑坂道ダッシュ!!らしい。
爽やかはネーミングだけで全然爽やかじゃねーの。
流石に9敗。
普段のメニューよりも走っただろう選手たちは芝の上でバテていた。
「うわーきつそ」
「お疲れ様っす!!ボトルどーぞ!!」
「おーやっちゃん。高尾ちゃん。悪いな。」
「いえいえ。じゃあ私はビブスの洗濯するんで!!」
「おぉ頼むな。」
選手からビブスを集めてバタバタと走って行くやっちゃんを見送る。
「見事全敗…だったすねぇ。」
「いっそ清々しいな…」
「こんなにダッシュしたのは烏養監督が居た時以来っす…」
「!ちょっと烏養さんにタブレット借りてシンクロ攻撃の動画確認すんべ!」
「よっしゃ!」
「っす!!」
「あ、それなら私のPCありますよーん。」
「おぉ!!じゃあ借りれる?」
「どーぞどーぞ。」
持ち歩いて居たトートバッグからPCを出して大地先輩に預ける。
飲み終わったボトルを集めて体育館に戻る選手に混じって体育館にはいれば一足先に蛍がいた。
「俺はサーブ打ってく!全然足りねー」
「あ、忠もサーブ?」
「うん!あ、ツッキー。今からサーブするんだけどツッキーは「僕は風呂に入って寝るから」
「あ、じゃあその前にダウンのケアしよう!その辺に座って。」
素直に体育館の恥に座った蛍の膝にタオルを引いてマッサージに入る。
しかし忠は心配そうに蛍を見ていた。
あーうん。
なんと無く言いたい事は分かるんだけどさ…。
「そ…そっか…あの「なに?」
「ツッキーは自主練とかしないのかなっと思って…」
「練習なんてイヤってほどやってるじゃん。我武者羅にやれば良いってもんじゃないでしょ?」
「そ、そうだね…そう…なんだけどさ…」
「あーはいはい。蛍の言い分は一理あるけどそれをコントロールして管理するのが私の仕事だかんね。忠も自主練なんだから強制するもんでもないし、無理しない程度には目を光らせてっから私のことも忘れないでよ?忠も多分蛍は心配しなくとも大丈夫だと思うから自分のことをやっといで?」
「う、うん。」
夜は別の部が居ないということもあり他の体育も使えるのでそれぞれやりたい事に分かれての自主練に入る。
マッサージの終わった蛍はタオル片手にそのまま体育館を出て行った。
「忠…」
「?はい。」
「さっきはあんな言い方をしたけど…なんかあったら頼みの綱は幼馴染の忠だと私は思うからしばらく様子見てまた声かけてあげて。今は何言っても多分無理かな…って思うし…上がった選手のケアついでに様子見てくるわ。」
「あ、うん。ありがとう高尾さん」
「いやいや。これも有難いことに私の役目だからね。」
ニッカリと笑えば忠も笑顔を返してくれたので荷物はコートの側のパイプ椅子に預けて足早に蛍を追った。