それぞれがそれぞれの新な武器を身に着ける為に自主練習を開始した。

そこからの日にちなんてほんと必死であっという間に過ぎていく。

そんな中師匠に呼び出され私は何故か車で移動していた。




「師匠何処行くんすか？」

「つけばわかる。」

「・・・さーっきからそればっかじゃないっすか」




はーっとため息をつきながらもコーチから送られてくる練習風景をもとにアドバイスを送り返す。

乗り物酔いに弱いけどこれだけはしなくちゃ。

時間は有限なんだから。

師匠に連れられて来たのは１件のお家。

表札は・・・烏養・・・んん？

と思っていれば呼び鈴を鳴らす師匠。




「せんせー。黒澤です」

「おう。少し待っとれ」





と出てきたのはどことなくコーチに似たおじいさん・・・。

ってこの人前烏養監督じゃんか！！





「おぉやっと来たか小娘」

「いやははは。初めまして和樹と申します。」

「噂はちび助やそこの黒澤の坊主から聞いているぞ。」




何故かそのあと烏養さんのマッサージをさせられ師匠が書言えっていけば入れ替わるように部活終わりの翔陽や学校終わりの小学生や中学生が庭の片隅にあるコートで練習を始め何故か私も混ざった。