男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
インターハイ予選途中から合宿遠征埼玉編の途中まで
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バチッと金田一くんと及川さんのブロック二枚。
金田一くんの手のひらにあたった旭先輩のスパイクはブロックアウトをもぎ取った。
「ブロックしっかりついて来てますねぇ」
「あぁ…」
13-14
烏野1点リード。
2セット目は最初から接戦だ。
「金田一攻撃読めて来てるじゃん」
「あっオス!」
スーさんも決してレベルの低いセッターではないけど組み立てはあくまで教科書的な攻撃だから相手も読みやすいのだろう。
決して無茶をしないセットアップだ。
飛雄みたいに何をして来るのかが分からない怖さは無いけどスパイカーを信じて堅実な攻撃を組み立ててる。
とはいえ、やっぱりセンターを使う回数は少ないけど…そこは今までやって来た一年生2人組と他2、3年生の時間の差だろう。
「烏野の基礎攻撃力が高いのは確かだけどそういうチームとは今まで何回も戦って来た。さぁ突き放しに行こう。」
ズドッと蛍とスーさんがブロックについたが岩ちゃん先輩にブロックの低いスーさんの方が狙われスパイクが決まる。
向こうのスパイクスーさんを狙って抜いて来るのが多くなって来てる。
多分それは狙われてるスーさんが一番よくわかっているだろう…。
14-14
ローテはまた及川さんのサーブだ。
「一本!」
「ナイッサー!!」
「サァーコォイ!!!」
夕先輩が拾いスーさんにつなげる。
スーさんのセットアップから龍先輩が飛ぶが三枚ブロックに阻まれた。
15-14
一進一退の均衡が今崩れた。
ブレイクだ。
ブレイクは流れが動き出す始まり…ここで青城を載せるのはマズイ。
「セッターが変わってから烏野はレフトを使って来ることがより多いですね。」
「烏野のレフトはどっちも強力だからなでもあの10番にちょこまか動かれるよりは戦いやすいかな。」
[だんだん。自分の首が絞まっていくように感じる。でも不思議と落ち着いてる。まだ焦りに集中が濁されていない。理由はきっと目的がはっきりしてるからだ。…]
スーさんのセットアップから旭先輩。
しかしまたブロックに阻まれる。
夕先輩がブロックフォローに入り拾った。
[自分がベンチに下げられるって事は自分が用済みと言われた証拠だと思っていた。でも…「今は後ろにお前が控えてる凄く頼もしい」って菅原さんに言われた。俺と菅原さんのできる事は違ぇけど、多分目的は同じだ。]
[出たい]
[出たい。出たい。出たい。]
[試合に出たい。ボールに触りたい。戦いたい。コートの中の緊張をくれ。息苦しさをくれ。そこに立たせてくれ]
[もっとここに居たい。仲間達と一緒に戦って居たい。自分の手でトスを上げたい。]
[[何度でも]]
ピリピリと伝わって来る集中とプレッシャーに飛雄を横目に盗み見る。
いい感じにフラストレーション貯めてんじゃ無いの…。
[[今目の前の試合に勝て]]
ドパッと夕先輩がレシーブをあげる。る。
金田一くんは完全に攻撃を読んで居たのか飛び込んで来た翔陽をドシャット。
「っしゃあああ!!!」
「金田一ナイスブロック!!」
っぅ…ここまで完全に読まれちゃ…。
「コーチ。飛雄呼びますか?」
「あぁ頼む。」
飛雄を呼べばすぐに来た。
コーチから指示をもらう飛雄を横目にコートに目を向ければ三年生がそれぞれこちらを見て居た。
「スガ次の1本俺に寄越せ絶対決める。」
「おう!!」
岩ちゃん先輩のサーブは大地先輩が綺麗に上げてスーさんから旭先輩へパイプのバックアタック。
もちろん翔陽が飛んだけど完全に読まれてんのか翔陽に金田一くんは釣られず、旭先輩のブロックに飛んだが1枚じゃうちのエース様は止められない。
旭先輩が強烈なスパイクを決めたところでウチはスーさんと飛雄の交代だ。
「…ちょっと悔しいけど俺のトスとお前のトス打ってる時の日向の顔が違うんだ。…わかってると思うけどうちの連中はちゃんとみんな強いからな」
「…ウス。」
「よし!勝…勝つぞ」
「ウス。」
戻って来たスーさんはいい顔をして居た。
悔しそうだけど闘志を秘めた良い顔。
「青城と互角に渡り合ってたじゃねーか。」
「うちの連中は強いですから。」
「スーさんもちゃんと強いよ。でもアレだねぇ。次の時はセンター線積極的に使っても良いんじゃ無い?」
「高尾の言う通りだな。俺も同意見だ。次も頼むな。」
「ハイ!!ありがとうございます!!!」
「びくっ)…な、なんだ…?」
「ぷっ」
「菅原くんにとって次と言うのは凄く嬉しい言葉なんじゃ無いですか?」
[みんなの力を100%引き出せたら青城とだってちゃんと戦える。でもその先へ一歩進むにはやっぱり烏野が誇る最強の囮が100%機能しなくちゃいけない。それができるのはお前だけだ影山。]
金田一くんの手のひらにあたった旭先輩のスパイクはブロックアウトをもぎ取った。
「ブロックしっかりついて来てますねぇ」
「あぁ…」
13-14
烏野1点リード。
2セット目は最初から接戦だ。
「金田一攻撃読めて来てるじゃん」
「あっオス!」
スーさんも決してレベルの低いセッターではないけど組み立てはあくまで教科書的な攻撃だから相手も読みやすいのだろう。
決して無茶をしないセットアップだ。
飛雄みたいに何をして来るのかが分からない怖さは無いけどスパイカーを信じて堅実な攻撃を組み立ててる。
とはいえ、やっぱりセンターを使う回数は少ないけど…そこは今までやって来た一年生2人組と他2、3年生の時間の差だろう。
「烏野の基礎攻撃力が高いのは確かだけどそういうチームとは今まで何回も戦って来た。さぁ突き放しに行こう。」
ズドッと蛍とスーさんがブロックについたが岩ちゃん先輩にブロックの低いスーさんの方が狙われスパイクが決まる。
向こうのスパイクスーさんを狙って抜いて来るのが多くなって来てる。
多分それは狙われてるスーさんが一番よくわかっているだろう…。
14-14
ローテはまた及川さんのサーブだ。
「一本!」
「ナイッサー!!」
「サァーコォイ!!!」
夕先輩が拾いスーさんにつなげる。
スーさんのセットアップから龍先輩が飛ぶが三枚ブロックに阻まれた。
15-14
一進一退の均衡が今崩れた。
ブレイクだ。
ブレイクは流れが動き出す始まり…ここで青城を載せるのはマズイ。
「セッターが変わってから烏野はレフトを使って来ることがより多いですね。」
「烏野のレフトはどっちも強力だからなでもあの10番にちょこまか動かれるよりは戦いやすいかな。」
[だんだん。自分の首が絞まっていくように感じる。でも不思議と落ち着いてる。まだ焦りに集中が濁されていない。理由はきっと目的がはっきりしてるからだ。…]
スーさんのセットアップから旭先輩。
しかしまたブロックに阻まれる。
夕先輩がブロックフォローに入り拾った。
[自分がベンチに下げられるって事は自分が用済みと言われた証拠だと思っていた。でも…「今は後ろにお前が控えてる凄く頼もしい」って菅原さんに言われた。俺と菅原さんのできる事は違ぇけど、多分目的は同じだ。]
[出たい]
[出たい。出たい。出たい。]
[試合に出たい。ボールに触りたい。戦いたい。コートの中の緊張をくれ。息苦しさをくれ。そこに立たせてくれ]
[もっとここに居たい。仲間達と一緒に戦って居たい。自分の手でトスを上げたい。]
[[何度でも]]
ピリピリと伝わって来る集中とプレッシャーに飛雄を横目に盗み見る。
いい感じにフラストレーション貯めてんじゃ無いの…。
[[今目の前の試合に勝て]]
ドパッと夕先輩がレシーブをあげる。る。
金田一くんは完全に攻撃を読んで居たのか飛び込んで来た翔陽をドシャット。
「っしゃあああ!!!」
「金田一ナイスブロック!!」
っぅ…ここまで完全に読まれちゃ…。
「コーチ。飛雄呼びますか?」
「あぁ頼む。」
飛雄を呼べばすぐに来た。
コーチから指示をもらう飛雄を横目にコートに目を向ければ三年生がそれぞれこちらを見て居た。
「スガ次の1本俺に寄越せ絶対決める。」
「おう!!」
岩ちゃん先輩のサーブは大地先輩が綺麗に上げてスーさんから旭先輩へパイプのバックアタック。
もちろん翔陽が飛んだけど完全に読まれてんのか翔陽に金田一くんは釣られず、旭先輩のブロックに飛んだが1枚じゃうちのエース様は止められない。
旭先輩が強烈なスパイクを決めたところでウチはスーさんと飛雄の交代だ。
「…ちょっと悔しいけど俺のトスとお前のトス打ってる時の日向の顔が違うんだ。…わかってると思うけどうちの連中はちゃんとみんな強いからな」
「…ウス。」
「よし!勝…勝つぞ」
「ウス。」
戻って来たスーさんはいい顔をして居た。
悔しそうだけど闘志を秘めた良い顔。
「青城と互角に渡り合ってたじゃねーか。」
「うちの連中は強いですから。」
「スーさんもちゃんと強いよ。でもアレだねぇ。次の時はセンター線積極的に使っても良いんじゃ無い?」
「高尾の言う通りだな。俺も同意見だ。次も頼むな。」
「ハイ!!ありがとうございます!!!」
「びくっ)…な、なんだ…?」
「ぷっ」
「菅原くんにとって次と言うのは凄く嬉しい言葉なんじゃ無いですか?」
[みんなの力を100%引き出せたら青城とだってちゃんと戦える。でもその先へ一歩進むにはやっぱり烏野が誇る最強の囮が100%機能しなくちゃいけない。それができるのはお前だけだ影山。]