男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
インターハイ予選途中から合宿遠征埼玉編の途中まで
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及川さんのサーブは相変わらずだ。
ダウンを済ませた所で観客席に上がり先程からずっと試合を見ているがこれで4本連続サービスエース。
2セット目、得点は21-10
「ぎゃーまたっ…」
「威力は言うまでもねぇけどあのコントロールえげつねぇな…」
「今はコントロールしてるんであの威力ですけどコントロールを完全に捨てたらあの人もっと威力上がりますよ。」
「マジかよ。」
「でもあのサーブさえなんとかすれば…」
「確かにサーブは怖いけどセッターとしての及川は俺たちにとって完全に未知だ。」
「高尾練習試合の時はどうだったんだ?」
「あーと3セット目のラストにライトの選手と交代でピンチサーバーに入っただけであの時は二年生の矢巾さんがセッターとして出てました。前日に足挫いて軽い捻挫でしたからね。及川さん」
「ふーん。セッターってよオーケストラの指揮者みてえだと思うんだよ。同じ曲同じ楽団でも指揮者が変われば音が変わる。」
ちょうどコートでは及川さんのセットアップから金田一くん囮の岩ちゃん先輩が強烈なスパイクを決めた。
「…なんつーかすげー滑らかな連携だな。」
「及川さんとあの4番の岩ちゃん先輩は幼馴染で小学校のクラブチームから一緒にやって来たコンビらしいですよ。本人から聞いたんで…。阿吽の呼吸ってやつだね。」
「練習試合ん時の二年セッターのレベルが低かったとかじゃないと思うんだよな。青城に入ってるわけだし。」
「ですね。矢巾さんはお外受験組でまだ北一からの金田一くんや国見くんと合わせたばかりとはいえうまかったですよ。ただ、あの及川さんは青城ってチームを熟知して100%の力を引き出すって感じですかね。」
及川さん率いるチーム青城を深刻な顔で見つめる面々の中翔陽と夕先輩だけは楽しそうだった。
「大王様かっけぇ!!!早く試合したい!!」
「おう!サーブおれ狙ってくんねぇかなぁ!?とりてえ!!」
「頼もしいな…」
「ノヤさんもかっけぇ!!!」
「あっオイ見ろ翔陽テレビだぞ」
「えっテレビ!?」
「こらーそこの中…小学生かな?少し静かにね」
カメラ回していた人に注意された。
「「しょ…すみません…」」
ブッふっ
三年生組は吹き出さないように堪えたがむ、無理盛大にお腹抱えて笑えば2人に振り向かれたがどうにも止まらない。
「あっはっはっはっも、もう無理。ふふっふ。おなっかいたっふふっふ。」
「わ、た高尾ちゃん落ちる。椅子から落ちるべ!!」
「おわっ!?」
「ほら言わんこっちゃない。」
ズリッと落ちかけたが隣に座ってた大地先輩が引っ張ってキャッチしてくれたおかげで落ちずに済んだが何故か大地先輩の膝の上に座ってしまった。
お腹に回る大地先輩の腕を思わずパチパチと二度見する。
「あ、あざまーす。」
「もうここで大人しくしてなさい。シートベルトだ。」
「ふぁ!?ちょ、ちょっとこれはない!!大地先輩!!これはないっすよ!!」
クッションのように抱き込まれ身長差のせいで頭の上に顎を置かれて密着された。
思わず恥ずかしくてワタワタと暴れるがどうにもならない。
顔熱いし早く下ろしてー!!!
「そうだぞ大地。嫁入り前の娘を膝に乗せるなんて…ほら和樹俺のところに置いで。」
「いや、そんな膝をポンポンしても行かないから!!つか、普通に椅子に座らせてくれたらいいじゃんっ!!」
「セクハラだぞ大地。」
「うるさいぞ旭。」
「旭先輩も腕広げないでっ!!」
まともな人いないのかと龍先輩を振り向くが同じように手を広げこっちを見た。
あ、だめだこれ。
「き、潔子先輩っヘルプ!!」
「みんなへのご褒美だから…大人しく抱っこされて置いて…」
「み、見捨てられただと…」
潔子先輩にまで見捨てられるとかショックがでかかった。
あ、武田先生はと振り向けば仲良いですねーとニコニコされコーチは程々にしとけよと止めもしない。
だめだ。
ここに救いの神はいない。
これのどこがご褒美なんだっ!!
散々酷使した体に私という重しとかドMか!!
この後なぜか順番にみんなの膝の上に乗せられメンタルをゴリゴリ削られた。
蛍嫌ならそんな顔しないで下ろして、忠はソワソワしないで。
飛雄はカチンコチンに固まるしなんだこのカオス…。
さっきまで策に張り付くように立っていた夕先輩や翔陽までわざわざ座って膝に乗せるもんだからもう勝手にしてくれって感じだ。
お前ら身長そんな変わらないだろっ!!!
最後の最後は潔子先輩の上に乗せられた。
「き、潔子先輩重たくないですか!?」
「大丈夫。軽いよ。」
「いやいや無理はだめですっ!!潔子先輩のカモシカのような足が折れちゃいますって。」
「軽いから大丈夫。それに癒されるから」
「いや、そんな効果私にはないっすから!!?」
「楽園はあそこに会ったな…」
「オアシス。」
「清水も嬉しそうだな…」
「清水も抱っこしたかったんだな。」
「だべな」
龍先輩夕先輩に菩薩顔で泣くのやめてっ!?
あぁもうだめだ。
ぐったり。
。
ダウンを済ませた所で観客席に上がり先程からずっと試合を見ているがこれで4本連続サービスエース。
2セット目、得点は21-10
「ぎゃーまたっ…」
「威力は言うまでもねぇけどあのコントロールえげつねぇな…」
「今はコントロールしてるんであの威力ですけどコントロールを完全に捨てたらあの人もっと威力上がりますよ。」
「マジかよ。」
「でもあのサーブさえなんとかすれば…」
「確かにサーブは怖いけどセッターとしての及川は俺たちにとって完全に未知だ。」
「高尾練習試合の時はどうだったんだ?」
「あーと3セット目のラストにライトの選手と交代でピンチサーバーに入っただけであの時は二年生の矢巾さんがセッターとして出てました。前日に足挫いて軽い捻挫でしたからね。及川さん」
「ふーん。セッターってよオーケストラの指揮者みてえだと思うんだよ。同じ曲同じ楽団でも指揮者が変われば音が変わる。」
ちょうどコートでは及川さんのセットアップから金田一くん囮の岩ちゃん先輩が強烈なスパイクを決めた。
「…なんつーかすげー滑らかな連携だな。」
「及川さんとあの4番の岩ちゃん先輩は幼馴染で小学校のクラブチームから一緒にやって来たコンビらしいですよ。本人から聞いたんで…。阿吽の呼吸ってやつだね。」
「練習試合ん時の二年セッターのレベルが低かったとかじゃないと思うんだよな。青城に入ってるわけだし。」
「ですね。矢巾さんはお外受験組でまだ北一からの金田一くんや国見くんと合わせたばかりとはいえうまかったですよ。ただ、あの及川さんは青城ってチームを熟知して100%の力を引き出すって感じですかね。」
及川さん率いるチーム青城を深刻な顔で見つめる面々の中翔陽と夕先輩だけは楽しそうだった。
「大王様かっけぇ!!!早く試合したい!!」
「おう!サーブおれ狙ってくんねぇかなぁ!?とりてえ!!」
「頼もしいな…」
「ノヤさんもかっけぇ!!!」
「あっオイ見ろ翔陽テレビだぞ」
「えっテレビ!?」
「こらーそこの中…小学生かな?少し静かにね」
カメラ回していた人に注意された。
「「しょ…すみません…」」
ブッふっ
三年生組は吹き出さないように堪えたがむ、無理盛大にお腹抱えて笑えば2人に振り向かれたがどうにも止まらない。
「あっはっはっはっも、もう無理。ふふっふ。おなっかいたっふふっふ。」
「わ、た高尾ちゃん落ちる。椅子から落ちるべ!!」
「おわっ!?」
「ほら言わんこっちゃない。」
ズリッと落ちかけたが隣に座ってた大地先輩が引っ張ってキャッチしてくれたおかげで落ちずに済んだが何故か大地先輩の膝の上に座ってしまった。
お腹に回る大地先輩の腕を思わずパチパチと二度見する。
「あ、あざまーす。」
「もうここで大人しくしてなさい。シートベルトだ。」
「ふぁ!?ちょ、ちょっとこれはない!!大地先輩!!これはないっすよ!!」
クッションのように抱き込まれ身長差のせいで頭の上に顎を置かれて密着された。
思わず恥ずかしくてワタワタと暴れるがどうにもならない。
顔熱いし早く下ろしてー!!!
「そうだぞ大地。嫁入り前の娘を膝に乗せるなんて…ほら和樹俺のところに置いで。」
「いや、そんな膝をポンポンしても行かないから!!つか、普通に椅子に座らせてくれたらいいじゃんっ!!」
「セクハラだぞ大地。」
「うるさいぞ旭。」
「旭先輩も腕広げないでっ!!」
まともな人いないのかと龍先輩を振り向くが同じように手を広げこっちを見た。
あ、だめだこれ。
「き、潔子先輩っヘルプ!!」
「みんなへのご褒美だから…大人しく抱っこされて置いて…」
「み、見捨てられただと…」
潔子先輩にまで見捨てられるとかショックがでかかった。
あ、武田先生はと振り向けば仲良いですねーとニコニコされコーチは程々にしとけよと止めもしない。
だめだ。
ここに救いの神はいない。
これのどこがご褒美なんだっ!!
散々酷使した体に私という重しとかドMか!!
この後なぜか順番にみんなの膝の上に乗せられメンタルをゴリゴリ削られた。
蛍嫌ならそんな顔しないで下ろして、忠はソワソワしないで。
飛雄はカチンコチンに固まるしなんだこのカオス…。
さっきまで策に張り付くように立っていた夕先輩や翔陽までわざわざ座って膝に乗せるもんだからもう勝手にしてくれって感じだ。
お前ら身長そんな変わらないだろっ!!!
最後の最後は潔子先輩の上に乗せられた。
「き、潔子先輩重たくないですか!?」
「大丈夫。軽いよ。」
「いやいや無理はだめですっ!!潔子先輩のカモシカのような足が折れちゃいますって。」
「軽いから大丈夫。それに癒されるから」
「いや、そんな効果私にはないっすから!!?」
「楽園はあそこに会ったな…」
「オアシス。」
「清水も嬉しそうだな…」
「清水も抱っこしたかったんだな。」
「だべな」
龍先輩夕先輩に菩薩顔で泣くのやめてっ!?
あぁもうだめだ。
ぐったり。
。