男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
インターハイ予選途中から合宿遠征埼玉編の途中まで
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「大変だな月島も1セット目より多くあの7番と向き合ってないといけないな。」
「いやいや誰も僕があの7番とガチンコ勝負して勝つことなんて期待してませんよ…それにどう考えても派手に暴れるのは日向の役目。その日向が後衛に回ってる間を極力無難に凌ぐのが僕の役目。いつものことじゃないですか。」
「向こうのブロックは東峰さんをロックオンですよ。」
向こうさんはローテを回してこなかったのでこっちの狙い通りのローテだが完全にがっちりエースはマークされてる感じだ。
「田中ナイッサー」
滑り出しは相変わらずお互いに一歩も譲らない感じでローテションが回っていく。
1-1
翔陽のサーブで蛍がコートに戻る。
2セット目は1セット目と比べて鉄壁ブロックと旭先輩のマッチアップが多くなったせいもあり、捕まることが多い。
しかしそこで終わるうちではない。
夕先輩がスパーレシーブで拾っって攻撃につなげる。
蛍のフェイントも今の所は決まっている。
4-4
ローテが回り翔陽が前衛に戻ればいきなり超速攻をかます。
「目の前に来ると余計に早えなバケモンか!!」
か、鎌先さん…。
分からんでもないがその例えってぇ…。
翔陽が前衛に来た途端乗りに乗って10-12
狙い通りのローテを回してずらし多分超速攻の効果が持続しているがもしもこのセットを落として3セット目にもつれ込めばうちは一気に不利になる。
青根さんはちょっとずつ詰めて来てる。
うちが乗って来た此処で向こうがタイムアウトをとった。
まぁこっちは調子に乗せると向こうにとっては良くないだろうからね。
でもこのローテの肝はどれだけ翔陽が後衛に回った時に翔陽以外が攻めるかにかかってる。
タイムアウト明けは翔陽のサーブ。
「月島さ、…日向が後衛に下がってる間を極力無難に凌ぐのが自分の役目って言ってたけど伊達工相手にそれができるのって十分すごいじゃん。」
確かに今の俺たちの攻撃の要は日向影山だけどその攻撃が使えない場面を繋ぐのも重要だろう?
直接得点できなくてもレシーブがなきゃスパイクも打てないみたいに。
「今俺たちが此処をつなぐことが勝ちに繋がるんだ。」
二口さんのサーブを龍先輩が受けるがレシーブが乱れた。
「うおっ!?すまん影山カバー!!」
「おーらいー!」
苦しい場面でボールが集まるのがエース。
「オープン。」
「東峰さん!!」
「レフト来るぞー!!!」
例え鉄壁相手だろうが…
ぶち抜く!!!
旭先輩の前には3枚のブロック。
青根さんと茂庭さんの間が微妙に空いているが野生の感かそこを狙ったスパイクは腕を振った青根さんのブロックに弾かれた。
「オオオ!!!」
今の隙…!
もしかしてそこへわざと打たせるために誘い込まれた?
背筋がゾッとして思わずブルリと体を震わせた。
やっべ鳥肌たった。
「旭さんもう一本!!」
旭先輩っ。
此処をしのげるか。
烏野のエース!!!
17-17
追いつかれたところでまた二口さんのサーブ。
今度は大地先輩が正面で受けた。
「ナイスレシーブ!!」
「大地さんつ!!」
対峙する青根さんと旭先輩。
折れるな!!
今度こそ!!
何度でも!!
踏ん張れ!!!
ぎゅっと手のひらが白くなるほど握りしめた。
旭先輩のスパイクはバチっと青根さんの手のひらを弾いた。
「ワンタッチ!!」
「カウンターぁ!!」
カウンターが来る。
でもウチにもブロックはいる!!
「かっ…烏野だってー」
青根さんが速攻でスパイクに入って来たが旭先輩と蛍の長身コンビのブロックにドシャット!!
「壁はあるんですっ!!!」
あの2人の身長は烏野でトップ2だ。
そしてブロックポイント!!
これで次伊達工が得点すれば青根さんが後衛に下がる。
一進一退が続き点をひっくり返されないように凌ぐ烏野。
18-19
此処で翔陽が前衛に戻って来た。
「っしゃあー!!」
初っ端から翔陽飛雄の超速攻で攻めていく。
向こうも鎌先さんがスパイクで応戦して来る。
19-21
20-21
20-22
ほんとに譲らない。
ガマンだ…一本一本大事に行ってよ…。
ぎゅっと握っていれば隣に座る潔子先輩が手を重ねてくれた。
笹谷さんのスパイクを旭先輩がワンタッチ。
「旭さんナイスワンタッチ!!」
「チャンスボール」
翔陽に上がると思ったボールは旭先輩に。
鎌先さんはまんまと翔陽に釣られ笹谷さんが旭先輩にブロック着くが1枚じゃ止められない。
リベロの作並さんも弾いた。
「ナイスキー!!」
「もう一本!!あと一点でマッチポイント!!」
20-23
「もう一点もう一点!!行け!!」
まだ青根さんは後衛にいる。
翔陽は前衛…。
今が突き放すチャンスだ。
「鎌先さん青根の陰に隠れちゃって舐められてんじゃナイスか?」
「あ゛?!フザケンナ!!鉄壁は俺たち全員で!!鉄壁だ!!」
もう一点と飛び出した翔陽についていたはずの鎌先さんがキュッと踏みとどまり笹谷さんと並び旭先輩の前のブロックは2枚。
土壇場で締めて来やがった。
ブロックフォローに夕先輩が入るがあまりの威力に弾く。
「くっそ…。」
「すまん!」
「次一本。」
「あっ…」
此処で青根さんが戻って来た。
「大丈夫だまだ変人速攻は効くっ」
「サッコォーイ!!」
コーチがそういうけど…次の翔陽の超速攻は完全に追いつかれたがドシャットではなく青根さんの手にあたり青根さんとネットの間に落ちた。
あっぶねぇっ。
これでなんとか24-21
マッチポイント!!
「まだだぞ。青根!まだこっからだ!!」
「烏野はマッチポイントだけど此処で10番後衛にさがった…!」
逆に伊達工は一番ブロックの強いターンだ。
「日向ナイッサー」
翔陽のサーブはエンドラインより外でアウト。
サーブミスだ。
「す、すみませんすみません!!」
「気にすんな!一瞬反省したらあとは引きずらなくてよし!」
「日向ボゲェ下手くそボケェ!「やめろバカ!!」
「は、はいっ!」
戻って来た翔陽。
22-24
あと2点向こうさんに取られたらデュース。
あのローテだったら十分あり得るのが正直怖い。
翔陽いない状態のデュースには不安がないといえば嘘になるけど…でも…
「伊達工の7番すごいな…」
「…うん…さっきのは止められたかと思った。でも今前衛に旭さんいるし大丈夫。」
きっと旭先輩なら大丈夫っ!!
「いやいや誰も僕があの7番とガチンコ勝負して勝つことなんて期待してませんよ…それにどう考えても派手に暴れるのは日向の役目。その日向が後衛に回ってる間を極力無難に凌ぐのが僕の役目。いつものことじゃないですか。」
「向こうのブロックは東峰さんをロックオンですよ。」
向こうさんはローテを回してこなかったのでこっちの狙い通りのローテだが完全にがっちりエースはマークされてる感じだ。
「田中ナイッサー」
滑り出しは相変わらずお互いに一歩も譲らない感じでローテションが回っていく。
1-1
翔陽のサーブで蛍がコートに戻る。
2セット目は1セット目と比べて鉄壁ブロックと旭先輩のマッチアップが多くなったせいもあり、捕まることが多い。
しかしそこで終わるうちではない。
夕先輩がスパーレシーブで拾っって攻撃につなげる。
蛍のフェイントも今の所は決まっている。
4-4
ローテが回り翔陽が前衛に戻ればいきなり超速攻をかます。
「目の前に来ると余計に早えなバケモンか!!」
か、鎌先さん…。
分からんでもないがその例えってぇ…。
翔陽が前衛に来た途端乗りに乗って10-12
狙い通りのローテを回してずらし多分超速攻の効果が持続しているがもしもこのセットを落として3セット目にもつれ込めばうちは一気に不利になる。
青根さんはちょっとずつ詰めて来てる。
うちが乗って来た此処で向こうがタイムアウトをとった。
まぁこっちは調子に乗せると向こうにとっては良くないだろうからね。
でもこのローテの肝はどれだけ翔陽が後衛に回った時に翔陽以外が攻めるかにかかってる。
タイムアウト明けは翔陽のサーブ。
「月島さ、…日向が後衛に下がってる間を極力無難に凌ぐのが自分の役目って言ってたけど伊達工相手にそれができるのって十分すごいじゃん。」
確かに今の俺たちの攻撃の要は日向影山だけどその攻撃が使えない場面を繋ぐのも重要だろう?
直接得点できなくてもレシーブがなきゃスパイクも打てないみたいに。
「今俺たちが此処をつなぐことが勝ちに繋がるんだ。」
二口さんのサーブを龍先輩が受けるがレシーブが乱れた。
「うおっ!?すまん影山カバー!!」
「おーらいー!」
苦しい場面でボールが集まるのがエース。
「オープン。」
「東峰さん!!」
「レフト来るぞー!!!」
例え鉄壁相手だろうが…
ぶち抜く!!!
旭先輩の前には3枚のブロック。
青根さんと茂庭さんの間が微妙に空いているが野生の感かそこを狙ったスパイクは腕を振った青根さんのブロックに弾かれた。
「オオオ!!!」
今の隙…!
もしかしてそこへわざと打たせるために誘い込まれた?
背筋がゾッとして思わずブルリと体を震わせた。
やっべ鳥肌たった。
「旭さんもう一本!!」
旭先輩っ。
此処をしのげるか。
烏野のエース!!!
17-17
追いつかれたところでまた二口さんのサーブ。
今度は大地先輩が正面で受けた。
「ナイスレシーブ!!」
「大地さんつ!!」
対峙する青根さんと旭先輩。
折れるな!!
今度こそ!!
何度でも!!
踏ん張れ!!!
ぎゅっと手のひらが白くなるほど握りしめた。
旭先輩のスパイクはバチっと青根さんの手のひらを弾いた。
「ワンタッチ!!」
「カウンターぁ!!」
カウンターが来る。
でもウチにもブロックはいる!!
「かっ…烏野だってー」
青根さんが速攻でスパイクに入って来たが旭先輩と蛍の長身コンビのブロックにドシャット!!
「壁はあるんですっ!!!」
あの2人の身長は烏野でトップ2だ。
そしてブロックポイント!!
これで次伊達工が得点すれば青根さんが後衛に下がる。
一進一退が続き点をひっくり返されないように凌ぐ烏野。
18-19
此処で翔陽が前衛に戻って来た。
「っしゃあー!!」
初っ端から翔陽飛雄の超速攻で攻めていく。
向こうも鎌先さんがスパイクで応戦して来る。
19-21
20-21
20-22
ほんとに譲らない。
ガマンだ…一本一本大事に行ってよ…。
ぎゅっと握っていれば隣に座る潔子先輩が手を重ねてくれた。
笹谷さんのスパイクを旭先輩がワンタッチ。
「旭さんナイスワンタッチ!!」
「チャンスボール」
翔陽に上がると思ったボールは旭先輩に。
鎌先さんはまんまと翔陽に釣られ笹谷さんが旭先輩にブロック着くが1枚じゃ止められない。
リベロの作並さんも弾いた。
「ナイスキー!!」
「もう一本!!あと一点でマッチポイント!!」
20-23
「もう一点もう一点!!行け!!」
まだ青根さんは後衛にいる。
翔陽は前衛…。
今が突き放すチャンスだ。
「鎌先さん青根の陰に隠れちゃって舐められてんじゃナイスか?」
「あ゛?!フザケンナ!!鉄壁は俺たち全員で!!鉄壁だ!!」
もう一点と飛び出した翔陽についていたはずの鎌先さんがキュッと踏みとどまり笹谷さんと並び旭先輩の前のブロックは2枚。
土壇場で締めて来やがった。
ブロックフォローに夕先輩が入るがあまりの威力に弾く。
「くっそ…。」
「すまん!」
「次一本。」
「あっ…」
此処で青根さんが戻って来た。
「大丈夫だまだ変人速攻は効くっ」
「サッコォーイ!!」
コーチがそういうけど…次の翔陽の超速攻は完全に追いつかれたがドシャットではなく青根さんの手にあたり青根さんとネットの間に落ちた。
あっぶねぇっ。
これでなんとか24-21
マッチポイント!!
「まだだぞ。青根!まだこっからだ!!」
「烏野はマッチポイントだけど此処で10番後衛にさがった…!」
逆に伊達工は一番ブロックの強いターンだ。
「日向ナイッサー」
翔陽のサーブはエンドラインより外でアウト。
サーブミスだ。
「す、すみませんすみません!!」
「気にすんな!一瞬反省したらあとは引きずらなくてよし!」
「日向ボゲェ下手くそボケェ!「やめろバカ!!」
「は、はいっ!」
戻って来た翔陽。
22-24
あと2点向こうさんに取られたらデュース。
あのローテだったら十分あり得るのが正直怖い。
翔陽いない状態のデュースには不安がないといえば嘘になるけど…でも…
「伊達工の7番すごいな…」
「…うん…さっきのは止められたかと思った。でも今前衛に旭さんいるし大丈夫。」
きっと旭先輩なら大丈夫っ!!