男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
インターハイ予選途中から合宿遠征埼玉編の途中まで
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強靭な壁に惨敗してから3ヶ月。
[ブロックが目の前から居なくなってネットの向こう側がぱぁっと見えるんです。]
そんな場面も今まであったはずだけど、どうしても鉄壁の向こう側はイメージできなくなっていた。
鉄壁の向こう側はどんな景色だろうか。
「ホァラァァア!!んドゥス!!」
特徴的な雄叫びをあげながら茂庭さんの1枚ブロックをかわしてスパイクを決める龍先輩。
「っしゃァア!!」
「ナイス田中!!」
16-13
「こいやぁぁぁぁあ!!!」
次に飛び出して来たのは翔陽。
とっさに青根さんがブロックに飛ぶけど間に合わなかった。
「くっそ速えな…!けど惜しいじゃん青根!」
翔陽と飛雄の超速攻の揺さぶりが功を制しブロックが翔陽を意識してうまく分散されうちはスパイカーたちが息を吹き返していた。
笹谷さんからのサーブは夕先輩が綺麗に拾い
「Bーっ」
「トスくれーっ」
飛び出していくスパイカーは翔陽と龍先輩の2人。
青根さん二口さんの二枚ブロックは翔陽に張り付き翔陽が飛ぶと踏み込んだ瞬間飛んだが翔陽は飛ばなかった。
1泊送らせてから飛び上がりスパイクを決める。
超速攻を警戒して早く飛んだのだろうけれどアレは普通の速攻だ。
まだまだ超速攻と普通の速攻の打ち分けの合図がバレていないらしい。
ここでこっちに飲まれてくれたらありがたいが…そうは問屋が卸さない。
「はいはいはいはい。呑まれない!!こっちだって攻撃はちゃんと決まってる!確かにあの10番にはびっくりしたけどお前達は今までいろんなスパイカーをねじ伏せて来た!烏野のエースもだ!今回だって止めてやろう!」
「しゃっ!」
「「はい!」」
「お前達じゃなくて俺たちっていってくださいよっ」
「二口。今までクソ生意気な後輩と思っててごめん…!!」
「思ってたんですか。」
さすが主将。
茂庭さんの言葉で向こうは盛り返しやがった。
「っち。」
「(びくっ!?)」
「た、高尾さん?」
「へ?あ、すんません。なんでもないっす。」
コートでは横飛びした翔陽に合わせて青根さんが横飛びでついていき翔陽の普通の速攻を止めやがった。
「おおおっ」
「しゃあああっ!」
「うわぁぁぁあ!!二回飛んだ。あんなに大きいと少しのジャンプでもネットから手が出てしまうんですね。」
「…身長に加えて腕の長さと肩幅の広さも強力な武器ですからね…。でもそれだけじゃありませんよ。」
「視野を狭くならない冷静さと絶対に止めるという執念。両方を併せ持つからこそのブロックだ。」
青根さんがヤバい。
あぁ言うブロックはこっちの流れを一気に持っていく。
だからなんとか次の1本できっちり切らないといけない。
現に伊達工応援団がテンション上がってんのか喧しくなったし。
「落ち着いて切ってこー!!」
「はい!」
「「一本!!」」
18-15。
サーブは二口さん。
打ったボールの威力は結構なもので大地先輩がレシーブに入ったが乱れた。
「すまんカバー!」
「龍!!」
「オーライ」
「センター」
ボールを呼んだのは翔陽。
「日向頼んだ!」
「はい!」
ネットに少し近く、ブロックも三枚に止められてしまったが夕先輩がブロックフォローでボールをあげた。
「「西谷ぁぁぁぁあ!!!」」
「夕先輩ぃぃぃい!!!」
思わずベンチの選手と一緒になって叫ぶ。
その間に翔陽は一度戻ってもう一度助走の準備に入る。
「影山!!」
「はい!!」
うちのスパイカーは大地先輩龍先輩翔陽の三枚。
「持ってこぉぉおい!!!」
翔陽が一番最初に飛び出し、青根さん小原さんのブロックが飛んだかトスは翔陽の後ろで飛んだ旭先輩に。
[エースの前の道を開く。]
[ネットの向こう側がぱぁっと…]
(あぁ…これか。)
ズドッと強烈なスパイク。
「「よァっしゃあああ!!」」
パイプ攻撃が…成功した。
「……っし!!!」
「…お前ら凄いよ…ありがとうな」
「何言ってんすか!決めたの旭さんでしょ!!堂々として!ほら!」
あぁ旭先輩夕先輩に叩かれてる。
「…今。決めたの俺じゃないのに。おれスパイク打ってないのに凄いゾクゾクした。」
「最強の囮もエースに劣らずかっこいいだろ」
「最強の囮!」
「さぁこっちも手持ちの武器を全て晒した。こっからが正念場だぞ。」
19-15。
[ブロックが目の前から居なくなってネットの向こう側がぱぁっと見えるんです。]
そんな場面も今まであったはずだけど、どうしても鉄壁の向こう側はイメージできなくなっていた。
鉄壁の向こう側はどんな景色だろうか。
「ホァラァァア!!んドゥス!!」
特徴的な雄叫びをあげながら茂庭さんの1枚ブロックをかわしてスパイクを決める龍先輩。
「っしゃァア!!」
「ナイス田中!!」
16-13
「こいやぁぁぁぁあ!!!」
次に飛び出して来たのは翔陽。
とっさに青根さんがブロックに飛ぶけど間に合わなかった。
「くっそ速えな…!けど惜しいじゃん青根!」
翔陽と飛雄の超速攻の揺さぶりが功を制しブロックが翔陽を意識してうまく分散されうちはスパイカーたちが息を吹き返していた。
笹谷さんからのサーブは夕先輩が綺麗に拾い
「Bーっ」
「トスくれーっ」
飛び出していくスパイカーは翔陽と龍先輩の2人。
青根さん二口さんの二枚ブロックは翔陽に張り付き翔陽が飛ぶと踏み込んだ瞬間飛んだが翔陽は飛ばなかった。
1泊送らせてから飛び上がりスパイクを決める。
超速攻を警戒して早く飛んだのだろうけれどアレは普通の速攻だ。
まだまだ超速攻と普通の速攻の打ち分けの合図がバレていないらしい。
ここでこっちに飲まれてくれたらありがたいが…そうは問屋が卸さない。
「はいはいはいはい。呑まれない!!こっちだって攻撃はちゃんと決まってる!確かにあの10番にはびっくりしたけどお前達は今までいろんなスパイカーをねじ伏せて来た!烏野のエースもだ!今回だって止めてやろう!」
「しゃっ!」
「「はい!」」
「お前達じゃなくて俺たちっていってくださいよっ」
「二口。今までクソ生意気な後輩と思っててごめん…!!」
「思ってたんですか。」
さすが主将。
茂庭さんの言葉で向こうは盛り返しやがった。
「っち。」
「(びくっ!?)」
「た、高尾さん?」
「へ?あ、すんません。なんでもないっす。」
コートでは横飛びした翔陽に合わせて青根さんが横飛びでついていき翔陽の普通の速攻を止めやがった。
「おおおっ」
「しゃあああっ!」
「うわぁぁぁあ!!二回飛んだ。あんなに大きいと少しのジャンプでもネットから手が出てしまうんですね。」
「…身長に加えて腕の長さと肩幅の広さも強力な武器ですからね…。でもそれだけじゃありませんよ。」
「視野を狭くならない冷静さと絶対に止めるという執念。両方を併せ持つからこそのブロックだ。」
青根さんがヤバい。
あぁ言うブロックはこっちの流れを一気に持っていく。
だからなんとか次の1本できっちり切らないといけない。
現に伊達工応援団がテンション上がってんのか喧しくなったし。
「落ち着いて切ってこー!!」
「はい!」
「「一本!!」」
18-15。
サーブは二口さん。
打ったボールの威力は結構なもので大地先輩がレシーブに入ったが乱れた。
「すまんカバー!」
「龍!!」
「オーライ」
「センター」
ボールを呼んだのは翔陽。
「日向頼んだ!」
「はい!」
ネットに少し近く、ブロックも三枚に止められてしまったが夕先輩がブロックフォローでボールをあげた。
「「西谷ぁぁぁぁあ!!!」」
「夕先輩ぃぃぃい!!!」
思わずベンチの選手と一緒になって叫ぶ。
その間に翔陽は一度戻ってもう一度助走の準備に入る。
「影山!!」
「はい!!」
うちのスパイカーは大地先輩龍先輩翔陽の三枚。
「持ってこぉぉおい!!!」
翔陽が一番最初に飛び出し、青根さん小原さんのブロックが飛んだかトスは翔陽の後ろで飛んだ旭先輩に。
[エースの前の道を開く。]
[ネットの向こう側がぱぁっと…]
(あぁ…これか。)
ズドッと強烈なスパイク。
「「よァっしゃあああ!!」」
パイプ攻撃が…成功した。
「……っし!!!」
「…お前ら凄いよ…ありがとうな」
「何言ってんすか!決めたの旭さんでしょ!!堂々として!ほら!」
あぁ旭先輩夕先輩に叩かれてる。
「…今。決めたの俺じゃないのに。おれスパイク打ってないのに凄いゾクゾクした。」
「最強の囮もエースに劣らずかっこいいだろ」
「最強の囮!」
「さぁこっちも手持ちの武器を全て晒した。こっからが正念場だぞ。」
19-15。