翌日の火曜日。

まだ日ものぼっていない早朝。

朝５時。

鳴り響くスマホのアラームを布団から手だけを出してスマホを探して止める。





「ふぁ～あ。」






何とか起きたけれど欠伸がとまんない。

大きな欠伸を漏らしながら制服に着替えて学校へ行く準備をする。

５時だけれどもうあいつらは練習をしているのかな？

少しは寝る毛先を蒸しタオルで何とか直して台所に行けばもうおばあちゃんが台所で朝ご飯を作ってくれていた。

普段からおばあちゃんは早寝早起きだからね。




「おはよう。おばあちゃん」

「おはよう和樹ちゃん。今日は早いのね。」

「んーまあね。私バレー部に入ることにしたから朝練でちょっと早いの。」

「そうかい。がんばるんだよ」

「うん。」





おばあちゃんのあったかいお味噌汁とごはんにお漬物。

焼き魚がかなりおいしかった。

鞄におばあちゃんお手製のお弁当を入れていってきまーすと家を出ればおばあちゃんも行ってらっしゃいと声をかけてくれた。

しばらく学校までの道筋を歩いていれば途中でスーさんと出会って一緒に学校まで行くことになった。




「おはよ」

「おはよースーさん」





スーさんは部活のジャージのマフラーと手袋をしていた。

いいなー着替えなくて楽そうだ。

私も次からそうしようと思いながらスーさんと話をしながら歩いていればあっという間に学校に着いた。





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