男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
インターハイ予選途中から合宿遠征埼玉編の途中まで
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翔陽サーブで蛍イン。
夕先輩がアウト。
「王様ネットからちょい離したトス頼むね。ブロックに捕まりたくないから。」
「…んぬん…」
「は?」
「わかったっつったんだよ!!」
「いや明らかに言ってなかったよね。庶民には指図されたくないですかそうですか。」
「やめろお前ら学習しねーな!」
明らかに険悪な蛍と飛雄に空気の読める男、龍先輩が大地先輩の恐ろしい顔を見て素早く止めに入った。
ブホッゲホゴホッゴホッ。
やべー。
さすがに公式戦で爆笑するわけにもいかず吹き出しそうなのをこらえたら思わず激しく咳き込んでしまった。
清水先輩が大丈夫?と聞いてくれたけどまともに返事などできないから背を叩いてくれたのでだいぶ楽になった。
翔陽飛雄超人ペアの超速攻も決まっていい感じにまた流れがこっちにくると思ったところで翔陽のサーブはネットにかかり失敗。
「あっ」
「あーあ。ドンマイドンマイ翔陽!!」
「ス、スミマセン!」
「ドンマイドンマイ。」
向こうは青根さんのサーブ。
問題なく夕先輩が拾い攻撃は飛雄のトスからアタッカーは蛍。
ブロックは茂庭さんと青根さんの2枚だったがうまく蛍がかわすように軟打に切り替えてエンドラインのコーナギリギリに落とした。
「ナイスコース月島!」
「蛍ーナイスコース!!」
向こうはローテーションが回り青根さんが後衛でリベロの作並さんと交代。
ウチは大地先輩のサーブ。
笹谷さんが拾い茂庭さんのセットアップから鎌先さんのAクイック。
蛍が付いてたけど早くて飛べなかった。
あれはフリーで打たれちゃさわれないだろう…。
「取られたら取り返す!!」
「ナイス鎌先!」
「鎌っちさすが!」
点差は全く広がらずこちらも追いつかせずとっては取り返されてを繰り返す。
夕先輩がジャッジでアウトを取り7-5。
一進一退と言った感じでお互い一歩も引かない。
ちょうど今のローテーションで翔陽が前衛に戻ってきたのでここで何とか取りたいところだ。
向こうもさっきの1本の超人速攻で翔陽の印象は強烈に焼き付けられていることだろう。
表情はそれほど変わらないけれど、向こうの監督の目の色が変わったからね。
「ダメですよ。顔に出さないだけじゃ…見ればバレバレです。」
「どうだ高尾。」
「もうバッチリ。でも選手の方はまだですね。もう一回やってもらいたいところ…ですね。」
ポツリと呟いたはずの言葉はコーチに拾われニヤリと笑えばコーチもニヤリと笑う。
コートでは丁度蛍のサーブ。
向こうの作並さんが拾いスパイカーは二口さん。
ブロックは飛雄と翔陽の2枚だが、飛雄がはじかれた。
7-6
ここでローテーションが回り青根さんが前衛に戻ってきた。
翔陽のマッチアップはやはり青根さん。
「もう一本行くぞ!」
「よっしゃあ!!」
指示は出してないが野生児の感かやる気満々の2人。
向こうのサーバーは鎌先さん。
強烈なのがくると構えて居たがネットに少し引っ掛け手前に落ちる。
夕先輩がフライングで拾った。
「ナイスレシーブ!!」
「夕先輩本当かっこいいわぁ。」
「カバー!」
「オーライ。」
飛雄がセットアップ。
この状況じゃ速攻は無理だと誰もが思ったことだろうが…それを何とかする圧倒的な才能と機能を持ち合わせているのがうちの天才児。
飛雄ちゃんの力技だがトスは真っ直ぐもうすでに飛んでいる翔陽の手にドンピシャ。
これには構えていた青根さんも二口さんもブロックに飛べなかった。
「またあのトス…!しかも今度はあんなにネットから離れた位置から…!」
「ナイストス影山!」
「マグレじゃ…ないのか」
ここで伊達工は1回目のタイムアウトを取った。
コーチがみんなに指示出してるのを横目に伊達工ベンチを見ていればなんとなくうちの翔陽を意識してくれたようでありがたい。
会場全体も話題はやっぱり翔陽。
「飛雄。良い空気流れて来たね。」
「っ!!うす!!!」
コートに戻っていく飛雄に一声かければ笑ってくれた。
日向が光れば光るほど相手のブロックは目がくらむのさ。
まさにその通りだ。
夕先輩がアウト。
「王様ネットからちょい離したトス頼むね。ブロックに捕まりたくないから。」
「…んぬん…」
「は?」
「わかったっつったんだよ!!」
「いや明らかに言ってなかったよね。庶民には指図されたくないですかそうですか。」
「やめろお前ら学習しねーな!」
明らかに険悪な蛍と飛雄に空気の読める男、龍先輩が大地先輩の恐ろしい顔を見て素早く止めに入った。
ブホッゲホゴホッゴホッ。
やべー。
さすがに公式戦で爆笑するわけにもいかず吹き出しそうなのをこらえたら思わず激しく咳き込んでしまった。
清水先輩が大丈夫?と聞いてくれたけどまともに返事などできないから背を叩いてくれたのでだいぶ楽になった。
翔陽飛雄超人ペアの超速攻も決まっていい感じにまた流れがこっちにくると思ったところで翔陽のサーブはネットにかかり失敗。
「あっ」
「あーあ。ドンマイドンマイ翔陽!!」
「ス、スミマセン!」
「ドンマイドンマイ。」
向こうは青根さんのサーブ。
問題なく夕先輩が拾い攻撃は飛雄のトスからアタッカーは蛍。
ブロックは茂庭さんと青根さんの2枚だったがうまく蛍がかわすように軟打に切り替えてエンドラインのコーナギリギリに落とした。
「ナイスコース月島!」
「蛍ーナイスコース!!」
向こうはローテーションが回り青根さんが後衛でリベロの作並さんと交代。
ウチは大地先輩のサーブ。
笹谷さんが拾い茂庭さんのセットアップから鎌先さんのAクイック。
蛍が付いてたけど早くて飛べなかった。
あれはフリーで打たれちゃさわれないだろう…。
「取られたら取り返す!!」
「ナイス鎌先!」
「鎌っちさすが!」
点差は全く広がらずこちらも追いつかせずとっては取り返されてを繰り返す。
夕先輩がジャッジでアウトを取り7-5。
一進一退と言った感じでお互い一歩も引かない。
ちょうど今のローテーションで翔陽が前衛に戻ってきたのでここで何とか取りたいところだ。
向こうもさっきの1本の超人速攻で翔陽の印象は強烈に焼き付けられていることだろう。
表情はそれほど変わらないけれど、向こうの監督の目の色が変わったからね。
「ダメですよ。顔に出さないだけじゃ…見ればバレバレです。」
「どうだ高尾。」
「もうバッチリ。でも選手の方はまだですね。もう一回やってもらいたいところ…ですね。」
ポツリと呟いたはずの言葉はコーチに拾われニヤリと笑えばコーチもニヤリと笑う。
コートでは丁度蛍のサーブ。
向こうの作並さんが拾いスパイカーは二口さん。
ブロックは飛雄と翔陽の2枚だが、飛雄がはじかれた。
7-6
ここでローテーションが回り青根さんが前衛に戻ってきた。
翔陽のマッチアップはやはり青根さん。
「もう一本行くぞ!」
「よっしゃあ!!」
指示は出してないが野生児の感かやる気満々の2人。
向こうのサーバーは鎌先さん。
強烈なのがくると構えて居たがネットに少し引っ掛け手前に落ちる。
夕先輩がフライングで拾った。
「ナイスレシーブ!!」
「夕先輩本当かっこいいわぁ。」
「カバー!」
「オーライ。」
飛雄がセットアップ。
この状況じゃ速攻は無理だと誰もが思ったことだろうが…それを何とかする圧倒的な才能と機能を持ち合わせているのがうちの天才児。
飛雄ちゃんの力技だがトスは真っ直ぐもうすでに飛んでいる翔陽の手にドンピシャ。
これには構えていた青根さんも二口さんもブロックに飛べなかった。
「またあのトス…!しかも今度はあんなにネットから離れた位置から…!」
「ナイストス影山!」
「マグレじゃ…ないのか」
ここで伊達工は1回目のタイムアウトを取った。
コーチがみんなに指示出してるのを横目に伊達工ベンチを見ていればなんとなくうちの翔陽を意識してくれたようでありがたい。
会場全体も話題はやっぱり翔陽。
「飛雄。良い空気流れて来たね。」
「っ!!うす!!!」
コートに戻っていく飛雄に一声かければ笑ってくれた。
日向が光れば光るほど相手のブロックは目がくらむのさ。
まさにその通りだ。