2017.10.22 広島での出来事



「あぁんっ、はぁん、ぁんん!」



ベッドで乱れる二つの身体。
二人は向かい合う姿勢で身体を繋いでいた。



「もう、テルの中こんなにグチョグチョなの?ホントにタクロウとナニしてたんだ」

「ぁっ、やぁっ!あぁん…タクロウ、の事は…言わないでっ…あぁぁっ!」


横たわるテルの腰を持って、ヒサシは自身の腰を前後する。すんなりと侵入していく己を更に奥へ奥へと進めて行く。

「あぁっ、もっとぉっ!ぁぁんッ!」

その度にテルからは甘い声が上がる。


「そうだな…今は俺だけを感じてろ…っ!」

「あぁぁっ!」

テルの奥に到達し、そこを突き上げてやると、一際大きく高い声が上がった。


「あぁん!そこぉっ!あぁっ!!」

「やべっ、気持ちイイ…」

「あん、あん、あぁん!!」

テルの両脚を曲げてやると、更に奥まで突き刺さる。

「はぁんっ!あッ、奥ぅ…当たるっ、あん!」

テルはヒサシに抱き付いて首に両手を回し、愛撫に酔いしれた。ヒサシもまた、テルの甘い声と下半身の強い締め付けに夢中になっていく。



「テルっ、最高だね、お前…」

「あぁん!ぁんっ!んんッ…!」


堪らずヒサシはテルの口唇にキスを落とす。腰の律動はそのままに、クチュクチュと音を立てながら口内も同時に犯す。

「はぁん、ヒサぁ…」

テルはもっと犯して欲しい衝動に駆られ、自らも腰を振りながらヒサシの頭を引き寄せて、その舌を貪った。

「声だけじゃなくて…舌もエロいんだなっ…」

「ぁん…それは…ヒサシも、一緒でしょ?」

「…俺の自慢は、この指だぜ?」

「はあぁぁぁんっ!!」

言うなり、ヒサシは大きくなったテル自身を握り込んだ。そして、素早い手付きで扱いていく。根元から先まで、上下しながら強弱を付けて激しく扱いていった。


「どう?気持ちイイ?」

「あぁんっ、ぁん!気持ち、イイよぉっ…!」

「ホラ、こっちが休んでるじゃねーか!」

「あぁぁッッ!!」

激しい手さばきに酔いしれていたテルは腰の動きを止めていたが、ヒサシが強く奥まで己を打ち付けてきたため、再びいやらしく下半身を動かした。

「あぁんっ!おかしく、なっちゃうっ…!」

「もっと腰振れよ」

「あぁぁっ!!もっ、出るぅ…!」


その声にヒサシが一際手の動きを速めると、テルも一層力強くヒサシを抱き締めた。


「あっ、あぁぁぁぁーーーー!!!」

「くっ…!」

そして、全身をビクビクと痙攣させながら、ヒサシに向かって熱を放った。同時にテルの強い締め付けにより、ヒサシも彼の中で果て、熱を放ったのだった。
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