夜伽

「次はその口で綺麗にしてくれよ」

「んんっ!!」

急に頭を掴まれ、無理矢理にくわえさせられる
突然口に入ってきた物にテルは咽いだが、顔を離すことは許されない


「残らず飲み込むんだぞ」

「んんっ、ぅんん!」

テルはヒサシから放たれた欲を綺麗に舐め取っていく



「よし、上手く出来たご褒美だ」

全て口に含み終えると、ヒサシはテルの手錠を外してやる
ようやく自由になれたテルは安堵の溜め息を吐いた




「…まさか、これで終わりだと思ってんじゃねぇだろうな」

「ぇ、もう無理…あうっ!」

予想外の言葉に顔を上げたテルだったが、またも頭を掴まれベッドへ俯せに押し付けられた
体勢を入れ替えたヒサシは、テルの脚を開いて後ろから自分の脚を押し入れる


「“無理”って…誰に向かってそんな口利いてんだ、俺達は恋人同士なんだよ」

ヒサシは再び熱を帯びた自身を、まだ熱の残るテルの秘孔へと宛がった

「もぅ、俺ほんとにっ…」

そして抵抗する力さえ残っていないテルに、容赦無く自分の腰を打ち付けた

「あぁん、やぁん!!」

「俺が満足するまで終わらせねぇよ」



その後もテルは下半身を揺らされ続け、濃密な夜が更けていった
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