夜伽

一息で奥まで犯されたテルは、突然の快感に声を上げてしまう
ヒサシは両手でその腰をしっかりと持って、激しく上下し始めた


「ホラ、もっと厭らしい声を出してみろよ
今日の歌みたいな」

「ぁっ、そんなこと…っ、あぁんっ!はぁん!」

テルはヒサシにされるがまま、腰を揺らされ続けた
白い体が弓なりにしなり、何度も喘ぎを上げる


「イイ眺め…
お前のその格好を見てるだけでイきそうだよ」


ヒサシも収録で疲れている筈なのに、テルは何度も何度も奥を攻められた
次第に上半身を支える力が下肢に入らなくなってくる


「もっ、許してぇ…あぁぁんっ!!」

「よく言うよ、すげぇ感じてるくせに」


どんどん熱を帯びていくヒサシ自身は深く深く奥を攻め立てた

お互いに限界が近付いていることを悟ったヒサシは、一際速さを増して一番奥まで押し当て…

「くっ…」
「あぁぁぁぁんっっ!!!」

一気にテルの中で己を解放すると、テルも同時に果てた


上半身を支える力が抜けてしまったテルの体はベッドに沈み込み、ヒサシの横で荒く息をする



「…やっぱ最高だな、お前」

ヒサシはその茶色い髪を撫でてやると、己を引き抜いた

「あぁんっ…」

敏感になっているテルは、それだけで甘い声を漏らす
ぐったりとした体の下半身は未だに疼いていた
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