お礼用③
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「弁護士くん、しりとりしよう」
「………………」
「あからさまにイヤな顔しないの」
「イヤなんだから仕方ないだろ」
「ほらほら、賭けアリでいいから」
「なおさらやだよ。賭事なんてやらない。ぼく、弁護士だからね」
「なによ、真宵ちゃんとは賭けてるくせに」
「……何で知ってるんだよ」
「真宵ちゃんから聞いたに決まってるでしょ。しかもトランプで5万負けてるのに払ってくれないって言ってたよ?」
「いざとなったら裁判で争うつもりなんだ。ぼく、弁護士だからね」
「……悪い弁護士」
「なんとでも」
「じゃなくて、話を元に戻して」
「ええ……せめてトランプにしてよ」
「だめ。この間の裁判SHOW忘れたの?酷かったじゃない」
「ぼくには許せないものが3つある。『裏切り』と『毒薬』と『る』だ」
「……そのネタでふざけないの」
「あの裁判自体ふざけ倒してただろ」
「ふざけた裁判でも御剣検事にいつも通り追い詰められちゃったでしょ」
「テレビショーだぞ……」
「ほら、じゃあいくよ」
「もう二度とあんな裁判やるわけないのに……」
「じゃあ、る!」
「ぼくやるって言ってないし!る!じゃないよ!勝手に始めるならせめて単語で始めてくれるかな?!」
「この被告人は有罪であ、る!」
「…………無視してもいい?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーー……
「じゃあ……ハイボール」
「る!?」
「はい、頑張って」
「ううう……あっ、ルーター!」
「それなら……タスマニアンデビル」
「またる!?タスマニアンデビル!?」
「オーストラリアに生息してる動物だよ。小さい熊みたいな」
「そんなマニアックなの出さないでくれるかな……」
「る、だよ、る」
「るううう……!」
「そう唸られると、るがゲシュタルト崩壊しそうだわ」
「る、る……る……あ、かなりいいの思いついた」
「なに?」
「はは、ルール」
「おお、なかなかやるね」
「さすがにそっちももう出ないだろ」
「ルミノール」
「え」
「ルミノール。知らないとは言わせないからね」
「くそっ!」
「こら、くそとか言わないの」
「るから始まる言葉なんてそうそうないよ……」
「あるわよ。まだ3つくらいしか答えてないじゃない」
「3つも答えた」
「ええ……あっ、とうとうソファに寝転がった」
「降参。ぼくの負け。おしまい」
「諦め早くない?負けでいいの?」
「負けでいいよ」
「ふうん、つまんないの。……負けならペナルティー払ってよ」
「あー、500円でいい?」
「だめ」
「ええ……1000円?」
「ううん、お金は要らない」
「?」
「どうせ弁護士くんの財布にお金入ってないもん」
「あのねえ、ぼくだって少しは…………ってちょっと何し……!」
「…………」
「……っふ、」
「は…………」
「……っな、ななな」
「んふふ、ごちそうさま♡」
「~~っ、い、いきなりすぎない……?」
「イヤだった?」
「……イヤでは、ない、けど」
「ふふふ」
「あー……もう、ほんと……」
「これに懲りたら今度はちゃんと勝負してよ」
「…………」
「弁護士くん?」
「…………わかった、それなら今からポーカーしよう」
「え」
「きみの持ち出した勝負に付き合ったんだ、ぼくの持ち出す勝負にも付き合ってもらうよ」
「えっ」
「もちろんペナルティーもある」
「えっえっ」
「真宵ちゃんでもぼくに5万分勝ってるんだ。きみも勝てば良いだけの話だろ?」
「ま、まあ、そう言われれば確かに……」
「ほら、“ちゃんと”勝負しようじゃないか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーー……
「………………」
「……ぼくの勝ちだね」
「…………」
「…………」
「……ねえ、弁護士くん」
「ん?」
「真宵ちゃんには手加減してわざと負けてたでしょ」
「ははは」
「ああもう!」
「………………」
「あからさまにイヤな顔しないの」
「イヤなんだから仕方ないだろ」
「ほらほら、賭けアリでいいから」
「なおさらやだよ。賭事なんてやらない。ぼく、弁護士だからね」
「なによ、真宵ちゃんとは賭けてるくせに」
「……何で知ってるんだよ」
「真宵ちゃんから聞いたに決まってるでしょ。しかもトランプで5万負けてるのに払ってくれないって言ってたよ?」
「いざとなったら裁判で争うつもりなんだ。ぼく、弁護士だからね」
「……悪い弁護士」
「なんとでも」
「じゃなくて、話を元に戻して」
「ええ……せめてトランプにしてよ」
「だめ。この間の裁判SHOW忘れたの?酷かったじゃない」
「ぼくには許せないものが3つある。『裏切り』と『毒薬』と『る』だ」
「……そのネタでふざけないの」
「あの裁判自体ふざけ倒してただろ」
「ふざけた裁判でも御剣検事にいつも通り追い詰められちゃったでしょ」
「テレビショーだぞ……」
「ほら、じゃあいくよ」
「もう二度とあんな裁判やるわけないのに……」
「じゃあ、る!」
「ぼくやるって言ってないし!る!じゃないよ!勝手に始めるならせめて単語で始めてくれるかな?!」
「この被告人は有罪であ、る!」
「…………無視してもいい?」
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「じゃあ……ハイボール」
「る!?」
「はい、頑張って」
「ううう……あっ、ルーター!」
「それなら……タスマニアンデビル」
「またる!?タスマニアンデビル!?」
「オーストラリアに生息してる動物だよ。小さい熊みたいな」
「そんなマニアックなの出さないでくれるかな……」
「る、だよ、る」
「るううう……!」
「そう唸られると、るがゲシュタルト崩壊しそうだわ」
「る、る……る……あ、かなりいいの思いついた」
「なに?」
「はは、ルール」
「おお、なかなかやるね」
「さすがにそっちももう出ないだろ」
「ルミノール」
「え」
「ルミノール。知らないとは言わせないからね」
「くそっ!」
「こら、くそとか言わないの」
「るから始まる言葉なんてそうそうないよ……」
「あるわよ。まだ3つくらいしか答えてないじゃない」
「3つも答えた」
「ええ……あっ、とうとうソファに寝転がった」
「降参。ぼくの負け。おしまい」
「諦め早くない?負けでいいの?」
「負けでいいよ」
「ふうん、つまんないの。……負けならペナルティー払ってよ」
「あー、500円でいい?」
「だめ」
「ええ……1000円?」
「ううん、お金は要らない」
「?」
「どうせ弁護士くんの財布にお金入ってないもん」
「あのねえ、ぼくだって少しは…………ってちょっと何し……!」
「…………」
「……っふ、」
「は…………」
「……っな、ななな」
「んふふ、ごちそうさま♡」
「~~っ、い、いきなりすぎない……?」
「イヤだった?」
「……イヤでは、ない、けど」
「ふふふ」
「あー……もう、ほんと……」
「これに懲りたら今度はちゃんと勝負してよ」
「…………」
「弁護士くん?」
「…………わかった、それなら今からポーカーしよう」
「え」
「きみの持ち出した勝負に付き合ったんだ、ぼくの持ち出す勝負にも付き合ってもらうよ」
「えっ」
「もちろんペナルティーもある」
「えっえっ」
「真宵ちゃんでもぼくに5万分勝ってるんだ。きみも勝てば良いだけの話だろ?」
「ま、まあ、そう言われれば確かに……」
「ほら、“ちゃんと”勝負しようじゃないか」
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ーーーーー……
「………………」
「……ぼくの勝ちだね」
「…………」
「…………」
「……ねえ、弁護士くん」
「ん?」
「真宵ちゃんには手加減してわざと負けてたでしょ」
「ははは」
「ああもう!」
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