無防備すぎるお前が悪い
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−爆豪side−
『えっと…それは…』
「それは…って何だよ。お前らそういう関係なんか?」
『え?!違うよ!!いや…消くんとは昔から長い付き合いでさ。お兄ちゃんみたいな感じなの。だから爆豪くんが思ってるような事は何も無いよ?』
“お兄ちゃんみたいな感じ”
その言葉を聞いて、
相澤先生とあくあが
そういう関係じゃ無いと分かって
少し安心している自分がいた。
『だけど、面倒だからあんまり人に言いたく無いの!!だから他の子には言わないでね…!』
「……あくあ、ここどうしたんだ」
『え?……』
あくあの首元を見ると
一箇所赤くなっているところがあった
どうしたんだ、なんて聞かずとも
それが何なのか理解できる
聞いた後にあくあの顔が
少し赤くなったのが
答えを言っているような物だった。
相澤先生は違うとなると………
半分野郎ってとこか。
我ながら観察力というか
洞察力はある方だと思う。
今日朝あくあと轟が
一緒に学校に来たこと、
お互い下の名前で
呼び合うようになっていたこと、
嫌でも昨日
何かしらあったんだと思わせられる
「轟か…」
『あ、あの、焦凍くんともそういう関係なわけじゃ無いよ?!これは、事故というか、たまたまというか…その…』
“1回黙れ”
そう言葉にする代わりに
俺はあくあの唇を奪った
言い訳なんぞ聞きたくねェ
どういう理由だろうが
あくあがあいつにキスマークを
つけられた事実は変わんねぇだろ
『ん…っ…?!…はぁっ…ちょっと、待っ』
抵抗するあくあの両腕を
壁に押し付けて、軽く舌を入れてみる
『んぅっ……んん…っ……』
唇を離すと頬を赤く染めたあくあが
涙目で俺の目を見つめてくる。
最初でこれは、やりすぎたか…
でも、この状態でその上目遣いは
逆にそそられてしまう。
これも…上書きしてしまおう
−あくあside−
(私…今爆豪くんにキスされてる…?!)
突然すぎて何が何だか分からない
昨日焦凍くんにされた時よりも
もっともっと激しいキス。
途中で爆豪くんの舌がぬるりと侵入してきて
初めての感覚で頭が回らない
ここは雄英高校の校内。
幸い人がほとんど通らない曲がり角の
そのまた端っこにいるため誰かに
見られるかもという心配はあまりない
というよりそんな心配をする
余裕すら無くなってしまった
爆豪くんの唇が離れて
やっと解放されたかと思うと
爆豪くんの綺麗な赤い瞳が
1ミリも目線を逸らさずに、
まるで獲物を捕らえたかのように
私をじっと見つめてくる。
爆豪くんの目…
近くで見るとすごく綺麗……
(っじゃなくて…!!)
『えっと…爆豪くん…?あの……っ!?』
爆豪くんの顔が
もう一度近づいてきたかと思うと共に
首筋に走ったチクッとする小さな痛み
昨日と同じ痛みだ。
(ていうかそもそも何でさっき爆豪くんキスしてきたの…?)
何でこのタイミングで
この疑問を抱いたのだろうか
普通はもっと早く抱く疑問だが
さっきまでは驚きすぎて他の事
考える余裕がなかったのだから仕方がない。
『っちょ、…爆豪くん…!なんで、今キス…』
「……あくあ。」
『はいっ…!?』
鋭い視線と低い声、
つい圧に押し負けそうになる。
「……テメェを俺に惚れさせる」
『へ……?』
ゆっくりと開かれた
爆豪くんの口から出た言葉は、
ストレートなようで
ストレートじゃない言い方で、
理解するのに数秒時間がかかった。
『えっと…それは…』
「それは…って何だよ。お前らそういう関係なんか?」
『え?!違うよ!!いや…消くんとは昔から長い付き合いでさ。お兄ちゃんみたいな感じなの。だから爆豪くんが思ってるような事は何も無いよ?』
“お兄ちゃんみたいな感じ”
その言葉を聞いて、
相澤先生とあくあが
そういう関係じゃ無いと分かって
少し安心している自分がいた。
『だけど、面倒だからあんまり人に言いたく無いの!!だから他の子には言わないでね…!』
「……あくあ、ここどうしたんだ」
『え?……』
あくあの首元を見ると
一箇所赤くなっているところがあった
どうしたんだ、なんて聞かずとも
それが何なのか理解できる
聞いた後にあくあの顔が
少し赤くなったのが
答えを言っているような物だった。
相澤先生は違うとなると………
半分野郎ってとこか。
我ながら観察力というか
洞察力はある方だと思う。
今日朝あくあと轟が
一緒に学校に来たこと、
お互い下の名前で
呼び合うようになっていたこと、
嫌でも昨日
何かしらあったんだと思わせられる
「轟か…」
『あ、あの、焦凍くんともそういう関係なわけじゃ無いよ?!これは、事故というか、たまたまというか…その…』
“1回黙れ”
そう言葉にする代わりに
俺はあくあの唇を奪った
言い訳なんぞ聞きたくねェ
どういう理由だろうが
あくあがあいつにキスマークを
つけられた事実は変わんねぇだろ
『ん…っ…?!…はぁっ…ちょっと、待っ』
抵抗するあくあの両腕を
壁に押し付けて、軽く舌を入れてみる
『んぅっ……んん…っ……』
唇を離すと頬を赤く染めたあくあが
涙目で俺の目を見つめてくる。
最初でこれは、やりすぎたか…
でも、この状態でその上目遣いは
逆にそそられてしまう。
これも…上書きしてしまおう
−あくあside−
(私…今爆豪くんにキスされてる…?!)
突然すぎて何が何だか分からない
昨日焦凍くんにされた時よりも
もっともっと激しいキス。
途中で爆豪くんの舌がぬるりと侵入してきて
初めての感覚で頭が回らない
ここは雄英高校の校内。
幸い人がほとんど通らない曲がり角の
そのまた端っこにいるため誰かに
見られるかもという心配はあまりない
というよりそんな心配をする
余裕すら無くなってしまった
爆豪くんの唇が離れて
やっと解放されたかと思うと
爆豪くんの綺麗な赤い瞳が
1ミリも目線を逸らさずに、
まるで獲物を捕らえたかのように
私をじっと見つめてくる。
爆豪くんの目…
近くで見るとすごく綺麗……
(っじゃなくて…!!)
『えっと…爆豪くん…?あの……っ!?』
爆豪くんの顔が
もう一度近づいてきたかと思うと共に
首筋に走ったチクッとする小さな痛み
昨日と同じ痛みだ。
(ていうかそもそも何でさっき爆豪くんキスしてきたの…?)
何でこのタイミングで
この疑問を抱いたのだろうか
普通はもっと早く抱く疑問だが
さっきまでは驚きすぎて他の事
考える余裕がなかったのだから仕方がない。
『っちょ、…爆豪くん…!なんで、今キス…』
「……あくあ。」
『はいっ…!?』
鋭い視線と低い声、
つい圧に押し負けそうになる。
「……テメェを俺に惚れさせる」
『へ……?』
ゆっくりと開かれた
爆豪くんの口から出た言葉は、
ストレートなようで
ストレートじゃない言い方で、
理解するのに数秒時間がかかった。