無防備すぎるお前が悪い
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−轟side−
あくあも、
同じような悩みを抱えてるんだな…
少し意外だった。
周りに自分の個性が嫌いだと
思ってる人なんていなかったからなのか、
それとも、
あくあだったからなのかは分からない。
それに関しては衝撃だったけど
だが、それよりも、
今俺が1番あくあに言いたい一言、
「で、お前は何でそんな格好してるんだ」
『何でって…ただの部屋着だけど…?』
さっきまでは会話の内容に
集中しすぎて気づかなかったが、
あくあは首元が広いダボっとしたTシャツに
短パンという無防備すぎる格好をしている。
おまけにお風呂上がりということもあって
髪は濡れてるしシャンプーか何かの
いい匂いがするし。
「…無防備すぎだろ」
『だってこの格好がラフで1番楽なんだもん…!』
(楽だからって男が部屋にいる時にそんな格好するもんじゃねぇぞ)
高校1年の男子をなめてもらっちゃ困る
正直今も自分の理性を保つのに精一杯だ。
『もーさっきからどうしたの……わっ!?』
隣にいるあくあのこの姿を
間近で直視したらやばいと思って
目線を斜め下に向けていたら
あくあが俺の顔を覗き込むように
視界に入ってきた
と同時に俺はあくあを
ソファーの上で押し倒した。
『え、っと、これはどういう…?』
「無防備すぎるお前が悪い。」
『?!…んっ…ちょ、んんっ…!』
何か言おうとしたあくあの唇を塞いで、
離れようと抵抗してくる両腕を掴んで
ソファーに押し付ける。
初めは腕に力が入っていて抵抗してきたが
何度も何度も角度を変えて
唇を重ねるうちに
あくあの腕からは力が抜けていた。
『ん…っ…轟く』
「焦凍」
『…はぁっ…しょう、とくん…』
(やべぇ…軽くキスしただけでこれかよ…)
これは、思ってた以上にやばい。
ちょっとキスしただけなのに
あくあは既にとろんとした顔になっている
名前で呼ばせたのは俺だが
この状態でそれは…
男から見れば完全に誘ってると思う。
−あくあside−
な、何が起こってるの?
いきなり押し倒されて、そのままキスされて、
こういう行為に耐性がない私は
今にも心臓が飛び出そうだ。
焦凍くんの顔が目の前にある。
ここまで間近で見るとほんとに綺麗な
顔立ちをしてるのが分かるし表情もよく見える。
先程までとは違う表情。
狼みたいに、ギロっと表情を変えた
綺麗なオッドアイが私を見つめている。
『ひゃっ…!?』
やっとキスの嵐が止んだかと思うと
今度は突然軽く耳を噛まれた。
舌で耳をなぞられてゾクッとするような、
なんとも言えない不思議な感覚が押し寄せる
「あくあ…」
(お願いだから、耳元で喋らないで〜っ…!!)
耳元に焦凍くんの息がかかって
私の体はびくっとした。
しかも焦凍くんイケボだし。
こんな近くで話されると私の心臓がもたない。
チュッ、チュッと音を立てながら
その音は耳元からだんだん首元に下がっていく
『っ…!!』
首元にピリッとした痛みが走って、
焦凍くんのキスは
首元から下へ下がろうとしていた。
『も…それ以上は…っ…やめ……
…やめてって、いってるでしょおおお!!』
その時、私の個性が発動した。
無意識だった。
押さえつけられていた両手から個性が発動して
焦凍くんの顔面に直撃してしまったのだ。
しかも結構威力のあるやつが。
勢いで私の上に馬乗りだった焦凍くんは
そのまま後ろに倒れてソファーの向かいの
手すりによっかかる状態になっていた。
(はぁ…、び、びっくりした…。心臓もたないよっ…)
突然キスされたことには驚いたけど、
それよりも、途中から
抵抗するのをやめていた自分に驚いている。
不覚にも、焦凍くんとのキスが
心地良いと少しでも思ってしまった。
あくあも、
同じような悩みを抱えてるんだな…
少し意外だった。
周りに自分の個性が嫌いだと
思ってる人なんていなかったからなのか、
それとも、
あくあだったからなのかは分からない。
それに関しては衝撃だったけど
だが、それよりも、
今俺が1番あくあに言いたい一言、
「で、お前は何でそんな格好してるんだ」
『何でって…ただの部屋着だけど…?』
さっきまでは会話の内容に
集中しすぎて気づかなかったが、
あくあは首元が広いダボっとしたTシャツに
短パンという無防備すぎる格好をしている。
おまけにお風呂上がりということもあって
髪は濡れてるしシャンプーか何かの
いい匂いがするし。
「…無防備すぎだろ」
『だってこの格好がラフで1番楽なんだもん…!』
(楽だからって男が部屋にいる時にそんな格好するもんじゃねぇぞ)
高校1年の男子をなめてもらっちゃ困る
正直今も自分の理性を保つのに精一杯だ。
『もーさっきからどうしたの……わっ!?』
隣にいるあくあのこの姿を
間近で直視したらやばいと思って
目線を斜め下に向けていたら
あくあが俺の顔を覗き込むように
視界に入ってきた
と同時に俺はあくあを
ソファーの上で押し倒した。
『え、っと、これはどういう…?』
「無防備すぎるお前が悪い。」
『?!…んっ…ちょ、んんっ…!』
何か言おうとしたあくあの唇を塞いで、
離れようと抵抗してくる両腕を掴んで
ソファーに押し付ける。
初めは腕に力が入っていて抵抗してきたが
何度も何度も角度を変えて
唇を重ねるうちに
あくあの腕からは力が抜けていた。
『ん…っ…轟く』
「焦凍」
『…はぁっ…しょう、とくん…』
(やべぇ…軽くキスしただけでこれかよ…)
これは、思ってた以上にやばい。
ちょっとキスしただけなのに
あくあは既にとろんとした顔になっている
名前で呼ばせたのは俺だが
この状態でそれは…
男から見れば完全に誘ってると思う。
−あくあside−
な、何が起こってるの?
いきなり押し倒されて、そのままキスされて、
こういう行為に耐性がない私は
今にも心臓が飛び出そうだ。
焦凍くんの顔が目の前にある。
ここまで間近で見るとほんとに綺麗な
顔立ちをしてるのが分かるし表情もよく見える。
先程までとは違う表情。
狼みたいに、ギロっと表情を変えた
綺麗なオッドアイが私を見つめている。
『ひゃっ…!?』
やっとキスの嵐が止んだかと思うと
今度は突然軽く耳を噛まれた。
舌で耳をなぞられてゾクッとするような、
なんとも言えない不思議な感覚が押し寄せる
「あくあ…」
(お願いだから、耳元で喋らないで〜っ…!!)
耳元に焦凍くんの息がかかって
私の体はびくっとした。
しかも焦凍くんイケボだし。
こんな近くで話されると私の心臓がもたない。
チュッ、チュッと音を立てながら
その音は耳元からだんだん首元に下がっていく
『っ…!!』
首元にピリッとした痛みが走って、
焦凍くんのキスは
首元から下へ下がろうとしていた。
『も…それ以上は…っ…やめ……
…やめてって、いってるでしょおおお!!』
その時、私の個性が発動した。
無意識だった。
押さえつけられていた両手から個性が発動して
焦凍くんの顔面に直撃してしまったのだ。
しかも結構威力のあるやつが。
勢いで私の上に馬乗りだった焦凍くんは
そのまま後ろに倒れてソファーの向かいの
手すりによっかかる状態になっていた。
(はぁ…、び、びっくりした…。心臓もたないよっ…)
突然キスされたことには驚いたけど、
それよりも、途中から
抵抗するのをやめていた自分に驚いている。
不覚にも、焦凍くんとのキスが
心地良いと少しでも思ってしまった。