戦闘訓練!!
名前変換設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「デトロイト…スマーーーッシュ!!!!」
出久くんの合図とともに
私は爆豪くんと出久くんのそばまで行き
個性を発動させ待機する。
初めて見た出久くんの個性。
出久くんが天井に向けて拳を向けると
真上の天井に勢いよく穴が空いた
粉々になった真上の天井の
破片がそのまま上の階へと飛び散って行く。
それと同じタイミングで
私はその空いた穴から上の階へと移動する。
天井の破片と風に左右されないように
自分の周りに渦巻く水でドームをつくり、
床に向けて勢いよく水を噴射することで
そのまま5階フロアへ降り立った。
『お茶子ちゃん!!行くよ!』
大きな柱を手に持ったお茶子ちゃんに合図をする
「うん!!飯田くん!ごめんね、即興必殺彗星ホームラン!!」
そのままお茶子ちゃんが
砕けた天井の破片を柱を使って
飯田くんに向かって野球のように打っていく
「ホームランではなくないかーーー!?!?」
私は咄嗟に宙にあった破片一つ一つを
水から作り出した泡でコーティングして
当たっても怪我をしないようにした。
見た目は意味ないように見えるけれど
私の作る泡はクッションのように
普通に触れるくらいの柔らかさだ
個性で飛んでいる
お茶子ちゃんの背中に向かって水を放ち、
核兵器のある場所まで勢いよく飛ばす。
「回収!!!」
「ああーーーーーー核ーーー!!!」
《ヒーローチーム…WIーーーーーーN!!》
お茶子ちゃんが核兵器に触れ、
オールマイトの終了の合図とともに
一回戦目の戦闘訓練は終わりを告げた。
その後大怪我の出久くんは保健室に運ばれ
講評、反省をするため
みんなモニタールームへと戻るのだが…
(やばい……かも…)
頭がクラクラする
立っていられないほどじゃないけど
足取りがおぼつかない。
モニタールームに向かうため
5階フロアから戻ろうとしたら、
無言でどこか一点を見つめて
立ち止まっている爆豪くんがいた。
後ろ姿からでも伝わってくる強い感情
私はフラフラする体を
足でしっかり支えてから爆豪くんに話しかける。
『爆豪くん。みんなもう行っちゃったよ、行こ?』
「………」
(あれ、聞こえてない…?)
『爆豪くん?…爆豪くんてば!!!』
「あ゛…?あぁ、テメェか…」
振り返ったその顔は、
ただ負けて悔しいってだけの表情じゃなかった
悔しさなのか、怒りなのか、悲しさなのか、
とにかく否定的な感情で溢れている。
大丈夫?と声をかけようとしたけど、
彼はきっとそんな言葉は求めてない。
『…爆豪くんが何を抱えてるのかは分かんないけどさ、ヒーロー志望がそんな顔してちゃダメだよ』
「………うるせぇ」
『ほら、早く戻ろう?』
