人生楽しんだ者勝ち!
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走っても走っても後ろから迫ってくる巨人兵
必死に逃げるも追いつかれてしまい、大きな手がすぐ目の前に・・・
---ピピピピ
『…夢か』
現実に引き戻され、携帯で時間を確認する
…やっば!!!
いつもなら6時半には起きて7時45分の電車に乗っているが今日に限って寝坊してしまい、すでに7時を過ぎていた
急いで顔を洗い、軽く髪を濡らし、歯磨きをして…
なんとか7時半過ぎには家を出ることができた
最寄り駅までは歩いて10分ほどかかるため、早歩きで向かうも結局いつもの電車には間に合わず次の電車に乗り込む
教室に入るとそこにはすでに朝練を終えたバレー部二人の姿があった
「おーっす。みょうじがこの時間に来るの珍しいな」
『巨人兵に追いかけられてて…』
「…は?」
自分の席に座る
となりが黒尾君で、その前が夜久君
私の前は1年の時から同じくらすで仲がいいあっちゃん
カバンの中身を整理しながら説明すると、
「ぶっひゃひゃひゃ」
「そんなもんぶっ飛ばせばいいだけだろ」
『夜久君みたいに強くないよ?私』
「だから寝癖ついてんだ?」
え?
ニヤニヤする黒尾君が指す先を触ってみるとあきらかに一カ所だけうねっている
適当に濡らしただけじゃダメだったか…
思わず両手で顔を覆うと見かねたあっちゃんが寝癖が分からないように髪を結んでくれた
(てゆうか黒尾君の髪型はどうやってセットしてるの?)
(こいつのは寝癖だぞ)
(え、そうなの?)
(やっくん、言わない約束でしょう?)
(そんな約束してねーよ)
(みょうじさん?肩震えてますけど?)