青春は待ったなし!
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GW前日、1日の授業を受け、部活の時間になればコーチも合流しまずはレシーブ中心の練習が行われた
途中で潔子さんと武ちゃんと抜け、合宿所で晩御飯の準備をする
出来上がる頃には練習を終えた部員たちが集まり、龍と夕が潔子さんによそってもらって喜んでいる
1年生分をよそう時、多めに盛ったらツッキーの眉間のシワがえぐいことになってた
『先輩がよそったんやからお残し禁止やでー』
「それパワハラです」
文句を言いながらもきちんと完食していて思わずニヤけるとさらにシワが深くなった
可愛いやつやなっ
2日目
ロードワークから始まるも、影山と競い合う日向が勢い余ってみんなとはぐれてしまった
『ちょっと日向探してきます!』
「すまんが頼んだ」
そんな遠くには行ってないはず…
とりあえず近くを探して回る
なかなか見つからずどうしたものかと考えていたら前方に背の高い特徴的な髪型の人がキョロキョロしながら歩いていた
あの人に聞いてみるか
『すんませーん!』
「…はい?」
『オレンジ髪で小さめの高校生見ませんでしたか?』
「いや、見てないっすね」
『そうですか…』
「お姉さんこの辺の人?」
『はい、そうです』
「俺も人探してて、金髪プリン頭見なかった?」
『金髪プリン…は見てへんなぁ』
「そうか、あ俺黒尾鉄郎」
『みょうじなまえです!背大きいですねぇ』
ツッキーより高い?
首がもげそうや
「あー、もし連れ見かけたら教えてくんない?連絡先教えるからさ」
『ええですよー。うちの迷子小僧も見かけたら連絡ください』
連絡先を交換しその場で別れた
さて、日向は一体どこ行ったんや?
しばらく歩いていると突っ立っている日向の後ろ姿を見つけ、声をかける
すると携帯の通知音が鳴り、確認すると相手は黒尾であり、
“無事うちの子保護しました。そっちは見つかった?“
“こっちも今保護しました!お互い見つかってよかったですね!“
『さ、日向ー体育館戻らな大地さんに怒られんで』
「ひっ!急いで戻ります!!!」
『いや先行かんといてよ!』
よほど怖いのか一目散に走って帰る日向の思わずため息が出る
ついでにクリーニング出していたユニホームもらいに行こかな
潔子さんに連絡しとこ
内沢クリーニングに寄り、預けていたユニホームを受けとる
一旦部室に置きに行き体育館へ戻ると午前ラストのサーブ練が始まっていた
お昼はお弁当を注文したので配膳だけだったため、やってくれた潔子さんにお礼を言い一緒に食べる
美人さんと一緒に食べるお弁当は格別や…
午後の練習も怪我なく終わり、夕食の時間がやってくる
相変わらず少食なツッキーに対して多めに盛り付け、ついでにグッチーの分も多めに盛ると泣きそうな顔で見られた
可愛いかよ
次の日、音駒戦のスターティングメンバーが発表された
練習が終わり片付けをしていると東峰は縁下の背中を見つめていた
「旭さん!“縁下に申し訳ない“とか思ってんじゃないですか」
「う゛っ」
「え゛ぇ?!」
「仲良しごっこやってんじゃないんスからね。強い方がコートに立つ!これ当然です!」
ダンっと床を踏みつける西谷に思わず東峰の肩が上がる
相変わらず夕ははっきり言うなぁ〜
「心身ともにエースより強くなったら正々堂々旭さんからレギュラー奪いますよ!なぁ力!」
『でも奪われるんならポジション的にも先に龍やない?』
「?!上等だコラァ!かかってこい縁下ァ!」
「もうなまえが余計なこと言うから!」
『すまん』
「絶対思ってないでしょ!顔ニヤけてる!」
次の日、全員へユニホームが配られた
いつの間に着替えたのか1人オレンジ色のユニホームを着た西谷が立っていた
『やっぱそのユニホーム似合うねぇ』
「だろう!」
『日向も小さな巨人と同じ番号でよかったやん。明日頑張りや?』
「うっす!!」
『期待してんで』
にっこりと肩を叩くと日向がフリーズした
ーーー
(頼むから日向にプレッシャー与えないで!)
(前清水が同じこと言ってとどめ刺しちゃったもんなー)
(無意識に潔子さんと同じこと言うなんて…もしやうちが潔子さん?)
(ちょっと何言ってのかわかんないです)
(潔子さんとなまえ一緒にするな)
(寝言は寝てから言え)
(ツッキーそんな目で見ない!夕と龍はとりあえずしばく)