青春は待ったなし!
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
---土曜日
今日は運命の3対3のゲームが行われる日であるが、緊張しているのが面白いぐらいわかりやすい日向の姿を見て思わず笑ってしまった
よし!ここはいっちょ先輩らしく声かけたろか!
『ひーなたっ、緊張してるん?』
「うぇ?!あっはい!いいえ!」
『どっちやねん!』
ケラケラ笑いながら日向の肩を叩くと固まっていた
『たくさん練習したんやろ?なら大丈夫や。楽しんできぃ』
にっこりピースするなまえに日向は顔を真っ赤にして激しく頷く
頑張ったら飴ちゃんあげるなーと手をひらひらしながら得点板の方へ移動し、力の隣に並ぶ
なんで飴なの?と聞かれたけどたまたま持っていただけで特に意味はない!と返すと練習にお菓子持ってくるなよと軽く注意されてしまった。なぜ。もしや力も欲しかった…?
思っていることが通じたのか、いらないからね。と一蹴された
ふと視線を感じそちらに顔を向けるとツッキーと目が合った
もしや日向ばっかり応援してずるい。僕も応援して!ってこと?そうやんな?仕方ないなぁ〜
『ツッキー、グッチー、頑張ってー!』
「ぐ、ぐっちー??」
「…リズミカルに言うのやめてくれません?」
グっと親指を立てて見せるも戸惑う山口とは対照的にツッキーの眉間に深い皺ができた。解せぬ。
力に後輩で遊ぶなよ。と溜息をつかれたところでゲーム開始のホイッスルが鳴る
結果は2-0で田中・影山・日向チームが勝利し、清水から1年生4人に真新しいジャージが渡され、嬉しそうに袖を通す日向
「これから烏野バレー部としてよろしく!」
「「…おす!!!」」
日向ー頑張ったねー!
あ、あざーす!
頭をわしゃわしゃしてると入口の方から誰かが走ってくる足音が聞こえた
「組めたよーっ練習試合っ!!相手は県のベスト4!”青葉城西高校“!」
勢いよく入ってきたのはバレー部顧問の武田先生だった
「ただ条件があってね…“影山君をセッターとしてフルで出すこと“」
「なんスか、ナメてんスか、ペロペロですか」
『龍やめな、うちが文句言いに行ったる…』
腕まくりし、肩を回すと「やめなさい」と大地さんにチョップされた。冗談やのに
武田先生から詳細を聞いてから潔子さんと持っていくものの確認をしよう。1ゲームだけやし、そんなに多くはいらんやろ
体育館の片付けが終わり大地さんが肉まん奢ってくれると言うが、家のことをしなきゃいけないので泣く泣く先に帰らせてもらう
とりあえず帰りに嶋田マート行って買い物して帰ろう
---嶋田マート
今日の晩御飯は何にしようかなー
見たいドラマもあるし簡単にカレーにしよう、そうしよう
買い物カゴにカレーの材料を入れて行き、最後に食後のデザートを探しにスイーツコーナーへ
『あっ!シュークリーム半額になってるやん!しかもラス1!ラッキー』
シュークリームに手を伸ばすと横から違う手が伸びてきて思わず目を向けると、そこには白地にミントグリーンのラインが入ったジャージを着たピンク髪の男性が同じようにこちらに顔を向けていた
ラス1のシュークリームや。これを奪われるわけにはいかん!
すみませーんと言いながらシュークリームを手に取るとあっさり手を引いてくれた
え、思ったより優しっ
心の中でお礼を言いながらさっとその場を離れ無事会計を済ましルンルンで家に帰る
翌日、練習試合のポジションが発表され、日向がショートしたりと心配事が増えていくが無情にも時間はあっという間にすぎ、とうとう火曜日になった
マイクロバスに乗って青城に向かう中、日向が田中に向かって粗相してしまい…
「すみません、すみません!」
ひたすら謝る日向に気にしてない様子の田中
『龍、それ簡単に洗ってきてあげようか?』
「あー、別に気にしねぇよ」
『でもシミになんで。アップしてる間にちゃちゃーと洗ってくるわ』
そぉか?じゃぁ頼むわーと田中から袋を受けとり、水道へ向かう
ある程度洗い終え、しっかりと絞ってから袋に戻す
さぁ、体育館へ戻ろう!…あれ?体育館ってどっちや?
第三体育館やったっけ?どこにあんねん…
キョロキョロしてると後ろから「烏野…?」という声が聞こえ思わず振り返ると長身で少し眠そうな顔した人とピンク髪の人が立っていた
どこかで見たような…考えているとピンク髪の人が
「あ、シュークリームの子だ」
隣でシュークリーム?と首を傾げる眠そうな人に、スーパーでの出来事を説明していた
『あぁ、あの時の!その節はどうも、美味しくいただきました』
「それはよかったデス。ところで君、バレー部のマネージャーだったんだね」
『はい!あの時は制服やったから、えっと…』
「あぁ、俺は花巻。んでこっちは松川。3年でーす」
「ども」
『2年のみょうじなまえです!ところで、非常に申し上げにくいんですが…』
「?」
『第三体育館でどこです?』
場所を教えてもらおうと思ったら2人もまさかのバレー部とのことで一緒に体育館へ向かうことに
道中でなぜ関西弁なのか聞かれたので出身が兵庫であるとこを伝えると都会だねぇと感心された
無事体育館にたどり着け、2人にお礼を言い烏野メンバーと合流する
さぁ、これから楽しいゲームの始まりや
ー--
(烏野にマネ2人もずるくない?)
(しかも両方レベル高いよな)
(遅かったな)
(あーこいつがナンパしてて遅くなった)
(おい松川!誤解を招く言い方すんな!)
今日は運命の3対3のゲームが行われる日であるが、緊張しているのが面白いぐらいわかりやすい日向の姿を見て思わず笑ってしまった
よし!ここはいっちょ先輩らしく声かけたろか!
『ひーなたっ、緊張してるん?』
「うぇ?!あっはい!いいえ!」
『どっちやねん!』
ケラケラ笑いながら日向の肩を叩くと固まっていた
『たくさん練習したんやろ?なら大丈夫や。楽しんできぃ』
にっこりピースするなまえに日向は顔を真っ赤にして激しく頷く
頑張ったら飴ちゃんあげるなーと手をひらひらしながら得点板の方へ移動し、力の隣に並ぶ
なんで飴なの?と聞かれたけどたまたま持っていただけで特に意味はない!と返すと練習にお菓子持ってくるなよと軽く注意されてしまった。なぜ。もしや力も欲しかった…?
思っていることが通じたのか、いらないからね。と一蹴された
ふと視線を感じそちらに顔を向けるとツッキーと目が合った
もしや日向ばっかり応援してずるい。僕も応援して!ってこと?そうやんな?仕方ないなぁ〜
『ツッキー、グッチー、頑張ってー!』
「ぐ、ぐっちー??」
「…リズミカルに言うのやめてくれません?」
グっと親指を立てて見せるも戸惑う山口とは対照的にツッキーの眉間に深い皺ができた。解せぬ。
力に後輩で遊ぶなよ。と溜息をつかれたところでゲーム開始のホイッスルが鳴る
結果は2-0で田中・影山・日向チームが勝利し、清水から1年生4人に真新しいジャージが渡され、嬉しそうに袖を通す日向
「これから烏野バレー部としてよろしく!」
「「…おす!!!」」
日向ー頑張ったねー!
あ、あざーす!
頭をわしゃわしゃしてると入口の方から誰かが走ってくる足音が聞こえた
「組めたよーっ練習試合っ!!相手は県のベスト4!”青葉城西高校“!」
勢いよく入ってきたのはバレー部顧問の武田先生だった
「ただ条件があってね…“影山君をセッターとしてフルで出すこと“」
「なんスか、ナメてんスか、ペロペロですか」
『龍やめな、うちが文句言いに行ったる…』
腕まくりし、肩を回すと「やめなさい」と大地さんにチョップされた。冗談やのに
武田先生から詳細を聞いてから潔子さんと持っていくものの確認をしよう。1ゲームだけやし、そんなに多くはいらんやろ
体育館の片付けが終わり大地さんが肉まん奢ってくれると言うが、家のことをしなきゃいけないので泣く泣く先に帰らせてもらう
とりあえず帰りに嶋田マート行って買い物して帰ろう
---嶋田マート
今日の晩御飯は何にしようかなー
見たいドラマもあるし簡単にカレーにしよう、そうしよう
買い物カゴにカレーの材料を入れて行き、最後に食後のデザートを探しにスイーツコーナーへ
『あっ!シュークリーム半額になってるやん!しかもラス1!ラッキー』
シュークリームに手を伸ばすと横から違う手が伸びてきて思わず目を向けると、そこには白地にミントグリーンのラインが入ったジャージを着たピンク髪の男性が同じようにこちらに顔を向けていた
ラス1のシュークリームや。これを奪われるわけにはいかん!
すみませーんと言いながらシュークリームを手に取るとあっさり手を引いてくれた
え、思ったより優しっ
心の中でお礼を言いながらさっとその場を離れ無事会計を済ましルンルンで家に帰る
翌日、練習試合のポジションが発表され、日向がショートしたりと心配事が増えていくが無情にも時間はあっという間にすぎ、とうとう火曜日になった
マイクロバスに乗って青城に向かう中、日向が田中に向かって粗相してしまい…
「すみません、すみません!」
ひたすら謝る日向に気にしてない様子の田中
『龍、それ簡単に洗ってきてあげようか?』
「あー、別に気にしねぇよ」
『でもシミになんで。アップしてる間にちゃちゃーと洗ってくるわ』
そぉか?じゃぁ頼むわーと田中から袋を受けとり、水道へ向かう
ある程度洗い終え、しっかりと絞ってから袋に戻す
さぁ、体育館へ戻ろう!…あれ?体育館ってどっちや?
第三体育館やったっけ?どこにあんねん…
キョロキョロしてると後ろから「烏野…?」という声が聞こえ思わず振り返ると長身で少し眠そうな顔した人とピンク髪の人が立っていた
どこかで見たような…考えているとピンク髪の人が
「あ、シュークリームの子だ」
隣でシュークリーム?と首を傾げる眠そうな人に、スーパーでの出来事を説明していた
『あぁ、あの時の!その節はどうも、美味しくいただきました』
「それはよかったデス。ところで君、バレー部のマネージャーだったんだね」
『はい!あの時は制服やったから、えっと…』
「あぁ、俺は花巻。んでこっちは松川。3年でーす」
「ども」
『2年のみょうじなまえです!ところで、非常に申し上げにくいんですが…』
「?」
『第三体育館でどこです?』
場所を教えてもらおうと思ったら2人もまさかのバレー部とのことで一緒に体育館へ向かうことに
道中でなぜ関西弁なのか聞かれたので出身が兵庫であるとこを伝えると都会だねぇと感心された
無事体育館にたどり着け、2人にお礼を言い烏野メンバーと合流する
さぁ、これから楽しいゲームの始まりや
ー--
(烏野にマネ2人もずるくない?)
(しかも両方レベル高いよな)
(遅かったな)
(あーこいつがナンパしてて遅くなった)
(おい松川!誤解を招く言い方すんな!)