Episode 5
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デデデデーン!♪
盗賊が現れた!
盗賊の攻撃!
凛は回避した!
凛の攻撃!
盗賊に100のダメージ!
盗賊は華麗に吹っ飛んだ!
凛のレベルは上がった! テッテレー♪
「・・・えと、凛さん真面目に話してる?」
「コナン様、すみません。」
「え、"様"?」
私はあの後、コナンくんが通報してくれてた警察たちと一緒に署へ向かった。
そこで一通りの話をして、無事に署を出ました。
ちなみにあの人の脇腹に出来ていたであろう痣は、私を助けてくれた際に沖矢さんが一発ぶちかましたと言っておきました。
沖矢さん、すみません。
私は貴方を暴力人間に仕立てあげてしまいました。
話は戻り、署を無事に出てそそくさと帰ろうとしたら、沖矢さんとコナンくんに素晴らしい程の早さで捕まり、無理矢理この工藤邸に連れて来られましたとさ。
今は沖矢さんが工藤邸を借りて住んでるらしいんだけど・・・工藤って間違いなくコナンくんの実家だよね?
2人は一体どういう関係なのでしょうか。
「あのように盗賊が吹っ飛ぶ程の力が、凛さんにあるようには思えませんが?
それに、あれは凛さんが・・・と言うより、凛さんが持っていた木の枝のようなモノから赤い閃光が放たれて盗賊が吹っ飛んだように見えましたが?」
「沖矢さん、すみません。
真面目なお顔とお声で、私の真似してあの人の事を盗賊比喩しなくて大丈夫です。」
凛は小さく溜息を漏らした。
(どうしよう。
呪文の閃光まで見られてたとなると、下手に言い訳は出来ないな・・・
コナンくんはバレても大丈夫そうだけど、沖矢さんはどうなんだろ。)
凛は開心術をかけようと、チラリと沖矢に視線を移した。
しかし、沖矢は目を細めている為、瞳が見えなかった。
(よっ読めねぇええええええ!!!)
凛は沖矢に開心術をかけるのを諦めて、一呼吸置いた。
「・・・今から話す事は、到底お2人には信じられない事だと思います。
でも決して嘘ではないんです。」
凛は、コナンと沖矢を真っ直ぐに見つめながら口を開いた。
「私は魔女です。」
そして凛は、安室に話した事と同じ内容を話し、2人の目の前で魔法を使って見せた。