Episode 17
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私は警視庁公安部に在籍する風見 裕也、歳は30歳だ。
ご存知であろうが、私は警察庁警備局警備企画課、通称ゼロに在籍する降谷さんの部下だ。
そしてさらに皆がご存知の通り、降谷さんはサイボー・・・いや、頭脳明晰、容姿端麗な人だ。
彼が演じる安室 透の時は、加えて親切で紳士的で優しい・・・くっっ、その優しさをっっ少しでもいいから是非とも私にも出して頂きたい!!!
彼は私の事を酷使しすぎではなかろうか!?
ゴホンッ 取り乱してしまったがーーーー
とにかく、無理難題な指示ばかりする鬼畜な降谷さんだが、それでも私は彼の事を心から尊敬している。
否、私だけでなく、彼の部下全員はそう思っているだろう。
なぜならば、彼の仕事への姿勢とこの国への想いは誰よりも強く、ホンモノだからだ。
この仕事に就いていて当たり前の事を言っているが、降谷さんの場合はドがつくほどそれがズバ抜けている。
これは至極凄い事だ。
そんな彼が私たちの上司なのだ、私はすごくしあわせ者だ。
彼は私より1歳歳下だが、歳など関係ない。
私は純粋に、彼の為ならば己の命を投げ捨てられるであろう。
さて、今回はそんな彼について少し話そう。
あちらのデスクが見えるだろうか。
そうーーーー
今現在、我が公安部に在籍する部下全員がビクつく程のドス黒いオーラと冷気を纏い、指先が見えぬ程の猛スピードでキーボードを叩き付けているあの彼が座っているデスクだ。
キーボードを叩くのが強すぎて一体いくつものキーボードを亡き物にすれば気が済むのか。
あの彼が先程話していた私の尊敬する上司、降谷 零だ。
降谷さんは確か、今日で四徹目に入ろうとしていたか・・・
なるほど、だから顔があのように般若なのか。
ここで我が公安部の暗黙のルールを教えてやろう。
あの状態の降谷さんには不要に近付く事なかれ、だ。
無闇に近付こうものなら、あの放たれた殺気にやられて1週間は再起不能になる。
おい、新人待て・・・今その書類は最重要事項ではないぞ、降谷さんに持って行こうとするな。
あぁ、ほら言わんこっちゃない・・・降谷さんのデスクに近付いただけで彼の殺気にあてられた。
アイツはあれでしばらく動けなくなっただろう。
それにあのような降谷さんの時に行う書類提出は、かなりの気を遣う。
なぜならば、書類の提出に行った者がなんらかの単純なミスをしていた場合、もれなくネチネチネチネチと長く嫌味を言われ、その者の顔色は青ざめ、頬が痩せコケてフラつきながら自身のデスクへ戻る羽目になるからだ。
その為、今日の我が公安部はかなりピリついている。
ブーッ・・・
ブーッ・・・
ブーーッ・・・
ーーーーむ?誰だ?
就業中はあれ程マナーモードにしておけと再三言ってあるというに・・・
ふむ、バイブ音の出処は降谷さんのスマホか・・・ならば、仕方がないな。
まさか、あの不機嫌MAXな降谷さんの時に組織からの任務が?
ーーーーっっっ!?!?
ふっ降谷さんがっっっ!
スマホ画面を見た瞬間、あの恐ろしい般若の顔から一瞬にして和らいだだけでなく、優しげな表情で微笑んでいるーーーーっ!!
一体スマホ画面の何を見て、一瞬にしてあの状態の彼を鎮火させたのだ!?
「・・・風見。」
「はっ、はい!」
「少し出て来る。
すぐに戻る。」
「はっ! 了解しました!」
降谷さんが出た後、我が公安部には束の間の安息を得た。
