Episode 23
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翌日ーーーー
「今度、ウチが経営する美術館で世界最高峰の宝石である"天使の涙"を展示するのよ!」
学校帰りに蘭、コナンと一緒にポアロへやって来た園子は、注文したアイスコーヒーを飲みながら話し始めた。
「あれ・・・"天使の涙"って、確か怪盗キッドが次に狙う宝石って今朝のニュースで言ってたやつだよね?」
「だいせいかーい♡
今回もキッド様が予告出した途端に、次郎吉おじさまったら張り切っちゃってさ!」
蘭と園子の会話に、凛はすぐさま反応を示した。
(快斗くんが言ってた宝石だ!)
「それでそのキッド様が予告した日に、特別に私たちも見られるようにしてもらったってワケ!
だからさ、見に来ない?
凛さんも良かったらどう?」
園子からの誘いに、ソワソワとしていた凛はいち早く食い付いた。
「是非是非!
行きたい!
お願いします!」
「オッケー!」
園子は特に気にする事なく快く了承したが、蘭は小首を傾げた。
「凛さんが珍しいですね・・・
いつも遠慮がちでしたのに・・・
凛さんも怪盗キッドのファンなんですか?」
蘭の言葉によって凛はコナンにジト目で見られた。
そのコナンが何を言いたいのかなんとなく察した凛だが、見なかった事にする為視線をスーッとコナンから外した。
(・・・今のコナンくんの目って、絶対私がイケメン好きだから呆れてる目だよね?
確かに怪盗キッドさんはイケメンだけどさ、確かに私はイケメン見たらテンション上がるけどさ、まるで下等生物以下を見るような目で見てくるあのコナンくんは、さすがに凛さん哀しくなるよ?)
「マジ!?
私と仲間じゃない!」
そして凛は、今更ながらだが食い気味で誘いに乗った事を誤魔化す為にも笑いながら頷いた。
「あー・・・実はそうなんだ。
彼の事調べてたら、いつの間にかすっごくファンになっちゃってさ。
怪盗キッドさんって、紳士的で知的でとてもカッコイイよね!
ミステリアスなところがまた素敵!」
隣で凛の発言を聞いた安室は、一瞬にしてドス黒いオーラを纏った。
(うおっ!?
急に隣からすんごい冷気がっっ!)
隣の安室から発せられるとんでもない冷気に、凛の身体はガタガタと震え始めた。
安室の変化に気付かない園子は、カウンター越しに凛の手を握り取って満面の笑みを浮かべた。
「キッド様のカッコ良さをわかってくれる仲間が身近に居て嬉しいわ!
今度、二人でキッド様について語ろうよ!」
「ウン、ソダネー・・・」
凛は隣からの冷気にガタガタと身体を震わせながら、引き攣った笑みで答えた。
すると、隣で仕込みの作業を黙々としていた安室が、包丁をまな板の上に静かに置いて口を開いた。
「園子さん、僕もその展示会に連れて行ってはくれませんか?」
「え?
もちろんいいけど・・・
安室さんがキッド様関係で来るのって珍しいわね?
いつも断られるから、てっきり今回も来ないかと思ってたんだけど・・・」
「純粋に"天使の涙"が気になっただけですよ。
・・・そうですよねぇ、凛?」
「ソソソソソダネー・・・」
安室の眼力に圧倒された凛は後に語る。
あの時の透は、ヴォルデモートを目の前にした時よりも恐ろしかった、とーーーー。
