Episode 19
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
凛が安室と共にポアロヘ戻ると、秋人がパッと顔を輝かせた。
「凛、おかえり!
どこ行ってたんだ?」
秋人はオムライスを食べていたようで、口の周りがケチャップで汚れていた。
「ただいま、秋人くん。
ごめんね・・・居なくなったりして・・・」
「ん、大丈夫だぞ!
すばると一緒にオムライス食べてたから!」
その秋人の口元の汚れを左手に持つ紙ナフキンで拭っていた沖矢は、ニコリと微笑んだ。
「おかえりなさい、凛。
凛の昼食にミックスサンドをテイクアウトしておきました。
車の中で食べてください。」
「ありがとう。
昴もごめん・・・色々。」
「いえ、元々は僕のせいでもありますから・・・」
沖矢はチラリと安室に視線を移した。
こちらを鋭く睨むようにして見ていた安室に対して、フッと口の端を持ち上げた。
「では、秋人くんのお腹も膨れた事ですし・・・行きましょうか。
お会計を頼んでも?」
沖矢は手に持った伝票を安室に手渡すと、ジャケットから財布を取り出した。
「あ、私が払うから。」
「凛は気にしないでください。」
沖矢は今もなお、鋭い視線を向けている安室を気にする事なく、会計分のお金を出した。
「・・・貴方、以前はーーーー」
安室が口を開いた瞬間ーーーー
「ハンバーグ!ハンバーグ!!
夜はすばるん家で、凛と一緒にハンバーグ!」
秋人の無邪気な声に、安室はすぐさま反応した。
「ちょっと待ってください!
夜は彼の家でハンバーグ、とは一体どういう事ですか!?」
安室に詰め寄られた凛は、軽く両手を上げて焦った。
「え!?
えっと・・・その、元々昴に夕飯のお呼ばれされてて・・・」
「ですから何故!?」
「えーーーーっと・・・成り行き、で?」
困りきった凛の肩をしれっと抱いた沖矢は、彼女にもう店を出るよう促した。
「・・・では、僕たちはこれで。
ご馳走様でした。」
勝ち誇ったような笑みでポアロから出て行った沖矢に対して、安室は開いた口が塞がらなかった。
その後、凛が工藤邸に居る間、ひきりなしに安室からメールやら着信が送られてきていたが、沖矢にスマホを奪われた為、何一つ凛は返事が出来なかった。
すると夕食を食べ終えてまったりしていた19時半頃に、工藤邸に来客を知らせるインターホンが連打された。
そして家に乗り込んできた安室によって、凛と秋人は連れて行かれたのであった。
