Episode 2
夢小説設定
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凛はほふく前進でモニター前まで進み、壁伝いで立ち上がるとモニターを見た。
そこにはひどく焦った表情をした蘭とコナンが映っていた。
凛は無言でエントランスのドアの解除ボタンを押した。
そしてしばらくすると、次は部屋のインターホンが鳴り、凛はまたもやほふく前進で玄関まで進んで玄関ドアを開けた。
「凛さん、大丈夫ですか!?」
「あぁ・・・ついに私にもお迎えが来たのね。
こんなにも可愛らしい天使が直々にお迎えに来てくれるなんて・・・
どうか天に召される前に、この可愛らしい天使ちゃんを1日レンタルしてもいいですか?
いや、レンタルじゃ足りない。
テイクアウトさせてください。」
「・・・凛さんって、そんなキャラだったんだね。」
コナンくんに呆れられ、蘭ちゃんには苦笑いされた。
え、可愛い子見たら普通こうなるよね? 解せぬ。
聞けば、私がニートの無一文である事をすっかり忘れていたが、今朝、蘭ちゃんがお茶碗にご飯をよそってた時にその事を思い出してくれて、慌てて来てくれたらしい。
優しすぎて、私はもうそれだけでお腹がいっぱいだよ。
すみません、嘘をつきました。
お腹は変わらずご立腹でした。
とりあえずコナンくんが見てない時に、蘭ちゃんに熱烈なハグをしちゃお・・・って思ったのに、何あのコナンくんの腕時計。
なんか怖いんだけど。
話しは少し進みーーーー
蘭ちゃんとコナンくんのお誘いで、朝食を摂る為に喫茶ポアロにやって来た。
そして、この喫茶ポアロの看板娘でもある榎本 梓ちゃんの手作りカラスミパスタを頬張ってるんだけど、最高~!
ん~~~~っ、本当に美味しいーっ!
さすが梓ちゃんの作るカラスミパスタだわ!
我が胃袋も大層ご満悦だ!
喫茶ポアロとは、私の働き先でもある。
あ、この働き先はコナンくんが見付けて来てくれたんだけどね。
看板娘の梓ちゃんは最高に可愛くて、オーナーのマスターはダンディ。
あともう1人イケメンのアルバイトさんが居るらしい。
名前、安西さんだったかな?
んー・・・なんか違う気がする。
安達さんだっけ? うん、そんな感じの名前だったな。
なんしイケメンわっしょい、目の保養バンザイ。
しかもこのお店の上の階には、こりゃまたイケおじの小五郎さんに天使蘭ちゃんにプリティコナンくんが居る。
あ、大事な事なのでもう一度言いますよ?
梓ちゃんは最高に可愛いし、上の階には天使蘭ちゃんとプリティコナンくん。
うへへへへへ、最高の職場を見付けて来てくれてありがとよコナンくん。
それで、今日も午後からポアロでシフトが入ってるからって蘭ちゃんが喫茶ポアロでの朝食を誘ってくれたの。
出来る女子、素敵すぎる。
是非とも嫁に欲しいものだ・・・
ねぇ、さっきも思ってたんだけどさ、
コナンくんのあの腕時計は一体何なの?
なんで盤面の蓋が開いてんの?
そんな所が開いて何すんの?
盤面を直に磨くの?
あ、隠された。
凛はコナンの不思議な腕時計を気にせず、カラスミパスタを頬張り続けた。