Episode 21
夢小説設定
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バシッ!!
自宅のマンションへと姿現しをした凛は、先程見た赤井の上半身にかなり動揺していた。
その時、手に持っていたスマホが震えた。
反射的に画面を確認すると、そこには安室 透と表示されていた。
凛は動揺したまま、慌てて通話ボタンをタップしてスマホを耳に当てた。
「透さん、大変!
バーボンに溺れて起きたら腹筋バッキバキだったよ!!!」
「ーーーーは?」
凛は通話相手である安室に対して、謎の言動をしている事にハッと気付いた。
さらに慌てて先程の言動をなかった事にしようとしたが、少し声を低くした安室にしつこく問い質された。
その結果、ほんの出来心でバーボンに手を出したのはいいが、見事酔い潰れ、夢の中で出てきたバーボンもとい安室の腹筋がすごかった、と嘘を交えて説明した。
「要するに・・・俺の腹筋が見たいのか?」
「違う!!!!!」
安室の言葉に全力で否定した凛は、次第に落ち着きを取り戻していた。
「そんな事より何か私に用だったんじゃないの?」
「あぁ。
今日の夜、もし凛さんに予定がないなら食事に誘おうかと思ったんだが・・・」
「え、嬉しい!
是非!」
「ははっ、良かった。
今日は入れ違いのシフトだよな?
ポアロを閉めたら、凛さんのマンションに迎えに行くよ。」
「なら、私の家でご飯にしよ。
リスト送っといてー、後で買い出しに行っとくから。」
「んー・・・なら、お言葉に甘えてキッチンを借りようかな。
食材の準備は出来てるから大丈夫だ、ありがとう。」
「さすがと言うべきか・・・
相変わらず仕事が早い。」
「そんな事ないさ。
じゃあ、今夜・・・
午前中、ポアロ頑張ってな。」
通話を終えた凛は、通話の切れたスマホ画面を見ながら小さく微笑んだ。
しかし、ふと先程の自分の言葉を思い出し、それに対する安室の言葉も思い出した。
ーーーー俺の腹筋が見たいのか?
「零さんの・・・腹筋・・・」
無意識に言葉を反芻した凛は、安室に抱きしめられた時を思い出した。
一見細く見える安室だが、実は意外と筋肉質でかなり逞しい。
柔らかいと思っていた腕は、鍛え上げられた筋肉で硬い。
「零さんって見た目すごく細いのに、意外と筋肉質で・・・
胸板も厚くて・・・」
凛は知り得る情報を元に、勝手に安室の腹筋を想像した。
パリッと皺一つない清潔感のある白いワイシャツの前をはだけさせた彼の腹回りは、筋肉が完璧に鍛え上げられており美しい。
まるで神様が最上級の美をこの男に与えたと思わせる程の完璧な腹筋だ。
美しい・・・というより、その姿はもはや艶やかしい。
凛はその想像した安室の姿に、一気に顔を真っ赤にさせた。
勢いよく風呂場へと駆け込んだ凛は、温度調節ハンドルを一気に下げた。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁあああっっっ!!
我が煩悩よっっ消え去れえええええ!!!」
そして雄叫びをあげながら煩悩を洗い流すべく、シャワーヘッドから流れる冷水を浴びまくった。
