Episode 16
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来葉峠の一件から1週間が経った。
降谷は報告書や始末書で多忙を極めているのか、あれ以来逢う事がなかった。
凛はすっかり晴れ晴れとした気分で、自宅のリビングで両腕を天高く伸ばした。
「ん~っ・・・
こんなに日が経てば、零さんもすっかりさっぱり鎮火してるでしょ。
いやー、あの日の零さんは怖かったなぁ。
でも、どうやら多忙極めてるみたいだし、何なら忙しすぎてあの日の出来事なんて忘れてくれてたりしてー。」
「・・・忘れるワケないだろ?」
「おや?
零さんに逢いたすぎて幻聴かな?」
「そうか・・・
そんなにも俺に逢いたかったのか。」
「まっさかぁ!!
だって今 零さんに逢えば、絶対あの日の事咎められそうだもーん!
・・・ん?」
凛は何故か会話が成立している事に、ふと疑問に思った。
そして、壊れかけたブリキ人形のように、ギギギ・・・とゆっくり後ろを振り返った。
そこにはドス黒いオーラを纏った降谷が、にこやかに立っていた。
その目は明らかに笑っていない。
その降谷の姿に、凛は一気にジョパッと冷や汗を流した。
「あー・・・と・・・
わ、私・・・これから行かなきゃいけない所がー・・・
さよなら!」
「!?
待て!!」
凛は引き攣った笑みを浮かべながら、その場から姿くらましで逃げた。
降谷は凛が姿くらましで消えるのを察し、すぐさま彼女の腕を掴んだ。
そして、リビングから凛と降谷の姿は消えた。
