Episode 16
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「さてと・・・
秀一が私の助けが必要とする理由はなんとなくわかってるよ。
とりあえず、時間がないから私の提案を聞いて欲しいの。」
「ホー・・・では、聞こうか。」
「私が秀一になるの。」
凛の発言に、その場に居たコナンたち四人は驚愕した。
その驚愕した表情からは、背格好、声帯は疎か、そもそも性別ですら違うというのに何を言い出すんだと言いたげである事が読み取れる。
「え!?
それってどういう事!?
まさか・・・魔法で!?」
コナンがハッとして凛に詰め寄ると、優作がそのコナンを止めた。
「まぁまぁ・・・落ち着きなさい。
とりあえず、凛さんの話を最後まで聞こうじゃないか。」
「父さん・・・
凛さん、ごめん・・・続けてくれる?」
(コナンくん・・・
君、今思いっきり"父さん"って呼んだよ?)
凛はコナンのうっかりミスをスルーして、ポケットから魔法薬の入った小瓶を取り出して四人に見せた。
「これはポリジュース薬という名の魔法薬です。
この魔法薬の中に、なりたい人物の一部・・・例えば、髪の毛や爪などを入れて溶かして飲み干すと・・・
その人物の容姿に変身出来ます。」
「つまり・・・凛がそれを飲んで俺になり、安室くんと対峙しようと言うのか?」
赤井の言葉に、凛は頷いた。
「秀一となった私が、透さんと組織に行って組織内で暴れ・・・鎮圧するって言うのが第一案。」
((((・・・今、暴れるって言いそうになってなかった??))))
「第二案は、秀一となった私が昴の変装して、ここに来るであろう透さんをなんとかして昴が秀一だとバレないように騙し切る。
それでも万が一、秀一だとバレた時は強制第一案を決行。
・・・なんだけど、どう?」
凛はニッコリと微笑むと、四人に向かって小首を傾げて尋ねた。
静かに彼女の提案を聞いていた優作は、ポツリと呟いた。
「・・・それらの案だと、どちらの案を採用した所で、凛さんが危険ではないのかな?」
「そうよ!
何も凛ちゃんが、そんな危険な事をしなくてもいいのよ!」
「あの安室さんだもんね・・・
何があるかわからないから、どちらの案も危険だよ。」
優作に続き、有希子とコナンも首をめいいっぱいに横に振りながら言った。
「優作さんたちの言う通りだな、凛。
しかし、実は凛が提案していた第2案のような事をするつもりだったんだ。」
「そうなの?
なら私は何の為に?」
凛は首を傾げながら、自分の助けがどこに必要なのか考えた。
「そこで提案なんだが・・・
そのポリジュース薬と言う魔法薬を、私が飲むのはどうだろうか?」
「え?優作さんが?」
「さっき赤井くんが言っていたように・・・
実は私が沖矢くんの変装をして、安室くんを丸め込むつもりだったんだ。」
「それなら、わざわざポリジュース薬を飲まなくても・・・
優作さんなら背格好が秀一に近いですし、大丈夫なのでは?」
「何、ただ単に魔法薬とやらに興味があってね。
魔力を持たない人間が飲んだとしても、大丈夫なんだろう?」
「それは大丈夫ですけど・・・」
凛は本当に大丈夫なのかと思い、コナンと有希子に視線を移した。
二人とも頷いた為、凛は仕方なくポリジュース薬の入った小瓶を優作に渡した。
