Episode 15
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ホラ!
もう帰るよ!」
「あ、でも事件がーっ・・・」
蘭がコナンの手を引いて帰ろうとするが、コナンは足に力を入れて必死に抵抗を見せる。
「事件って、さっきパトカーのサイレンの音してたけど・・・
まさか、この病院で何かあったの?」
「うん・・・
女の人が毒で殺されちゃって・・・
目暮警部も高木刑事も小五郎おじさんも頭抱えてて・・・大変なんだよ!」
「でもね、コナンくん・・・
窓の外を見てみて。
青いお空が真っ赤になっちゃってるでしょ?
子どもは帰る時間なの・・・」
蘭の言葉で今回の事件のトリックに気付いたコナンは、すぐさま走り出した。
そのコナンの姿を、蘭が困ったように見ていた。
(あの様子ならコナンくんも気付いたみたい。
無意識の内にヒントを出す、さすが彼の天使蘭ちゃんだわ。)
凛は2人の様子に小さく微笑んだ。
そして、安室とコナンによってこの毒殺事件の犯人が入院患者の高坂 樹理である事を立証された。
無事に事件が解決されて病院を後にした小五郎は嘆いた。
「しかし、見舞い客を毒殺とはな・・・」
「正直呪われてますよ、この病院・・・
前にも色々あったみたいだし・・・」
高木も嘆くようにして呟いた。
「色々?」
すかさず安室が高木に聞き返した。
「アナウンサーの水無 怜奈が入院してたって噂になったり・・・
怪我人が押し寄せて、パニックになったり・・・
爆弾騒ぎもあったとか・・・」
次々にペラペラと話し始める高木に、コナンは慌てて止めようと口を開いた。
「た、高木刑事!
もう警視庁に帰んなきゃいけないんじゃない?」
「やば!
こんなところで油売ってる場合じゃなかった!」
慌てて警視庁へ向かおうとする高木を、安室がみすみす逃すはずがない。
「じゃあ、楠田 陸道って男の事とか知りませんよね?」
投げ掛けられた質問に、振り返った高木は答えた。
「楠田 陸道?
あぁ! そういえば、その爆弾騒ぎの何日か前に、この近くで破損車両が見付かって・・・
その車の持ち主が、楠田 陸道って男でしたよ!
この病院の患者だったそうですけど、急に姿をくらましたらしくて・・・」
「あの、高木刑事・・・」
凛は高木の名前を呼んでみるが、彼は聞こえなかったのか続きを話す。
「謎の多い事件でね・・・
その破損車両の車内に、大量の血が飛び散っていて・・・
1mmに満たない血痕もあって・・・」
(おーい・・・
薄々気付いていたけど、高木刑事って口が軽すぎませんか?
普通に一般人相手に捜査内容喋ってるけど・・・これ、刑事としていいの?)
高木から楠田 陸道の情報を得た安室は何かに気付いたようで、確信めいた表情をしていた。
その安室の様子を静かに睨むコナンを凛は心配げに見ていた。
