Episode 16
夢小説設定
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一度自宅のマンションへ帰った凛は、今後について悩んでいた。
(・・・今回の件で零さんは多分、昴が秀一であると確信している。)
調合部屋へ入り、魔法薬が並ぶ棚の前まで歩みを進めると、魔法薬の入った一つの小瓶に手を伸ばした。
(私が秀一になって、組織内に潜り込む?
・・・いや、万が一私の正体に気付かれたりすれば、零さんの身が危険か?
それよりも零さんを欺く方がいい気がする。
どっちにしろ秀一の姿を借りる事になるなら、一度秀一に相談してみよう。)
凛は棚から手に取った小瓶をポケットに入れ、代わりにスマホを取り出して赤井の番号をタップした。
「ーーーーHello?」
(おぉ!
秀一モードだと、英語なのか!)
「秀一・・・あのね、相談があるんだけど・・・」
「丁度良かった。
実は、俺からも凛に相談・・・と言うより、少々力を貸して欲しかったんだ。」
「そうなの?
とりあえず、今から工藤邸に行ってもいい?」
「もちろんだ。
迎えに行こうか?」
「んーん。
時間もないと思うから、姿くらましでそっちの玄関に行く。」
「そうか。
ならば待っている。」
通話を切ると、凛は姿くらましを使ってその場から消えた。
バシッ!!
凛が工藤邸の玄関へ姿現しをすると、そこには赤井の他にコナン、ベルツリー急行の時に逢った有希子と眼鏡を掛けて口元に髭を蓄えた男が立っていた。
「・・・おっと、これは美男美女祭りじゃないか。
一体何が起こってるんだろうか。」
「凛さん・・・」
コナンに若干呆れ顔で見られたが、凛は気にせず続けた。
「いつぞやの絶世美女の有希子さんと・・・こちらのすこぶる知的ダンディーな方はどちら様でしょうか?」
「この人たちは新一兄ちゃんのお父さんとお母さんだよ。」
呆れ顔のコナンの説明に、凛は納得して大きく頷いた。
「なるほどね・・・
新一くんのあのイケメン具合は、こちらの美男美女の血を濃く引き継いでるからなのか。
とりあえず・・・挨拶がてらお二人とハグしてもよろしいでしょうか?」
「凛さん・・・」
凛はコナンに腕を強めに引かれて止められ、小さく舌打ちした。
そして、それが聞こえていたコナンに睨まれた。
「ふむ・・・
今のも"魔法"とやらなのかな?」
「凛ちゃんったら・・・こんなにも可愛いだけじゃなくて、魔女さんだったなんて・・・
もう最高じゃなぁい。」
二人に魔法や魔女である事を言われて凛が戸惑っていると、隣に居たコナンが口を開いた。
「凛さん、あのね・・・
二人には凛さんが魔女である事とか話してあるんだ。
大丈夫、絶対口外しないって約束してるから・・・」
「そうなのね。
では、改めてよろしくお願いします。」
凛は安心して微笑むと、優作と有希子と握手を交わした。
