Episode 2
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ここが何処なのかわからないーーーー
何故私がここに来たのかもわからないーーーー
どうやって来たのかもわからないーーーー
実家も日本魔法省やマホウトコロ、ホグワーツにも姿くらましが出来なかったから、すべて存在しないーーーー
知らない場所ーーーー
知らない街ーーーー
知らない日本ーーーー
知らない世界ーーーー
そもそもここに居る私は、本当に"私"なのだろうかーーーー
だって私は確かに死んだはずーーーー
ならば、今ここに居る"私"は一体誰だーーーー?
「ーーーー危ない!!」
けたましく鳴り響くブレーキ音と、危険を知らせる大声に、凛はハッと我に返った。
凛の目の前には、大型トラックがこちらに向かって勢いよく走って来ていた。
凛はいきなりの事に驚き、咄嗟に判断が出来ずに呆然と立ち尽くしてしまった。
次の瞬間、凛の真横から強い衝撃が走った。
そして、その後すぐに身体を道路に打ち付け、そのまま転がるような感覚が身体中を襲った。
凛は何事だと言わんばかりの表情で、しばらく道路に寝転んだままだった。
ただ理解出来たのは、目の前に広がる赤みがかったオレンジ色の空を見て、いつの間にか時刻は夕方になっていたという事だけだった。
(・・・あぁ、空はこんなにも同じなのになぁ・・・)
「お姉さん、大丈夫!?」
自身の隣から聞こえた無事を確認する声に、凛はそちらへ視線を移した。
そこには凛と同じように、身体中や顔に擦り傷をつくった眼鏡をかけた小さな少年が居た。
その少年は焦ったような表情で、地面に両手両膝を着いてこちらを見ていた。
「・・・大丈夫だよ。」
凛はハッと覚醒すると、ゆっくりと上体を起こした。
小さな少年は凛の無事に安堵したのか、嬉しそうに笑った。
「良かった!
お姉さん、さっき居眠り運転の大型トラックに轢かれそうだったんだよ。
お姉さんは気付いてなさげだったから・・・」
「そう・・・
ごめんなさい。」
凛は眉を下げて謝った。
小さな少年の頬に出来た擦り傷の近くに付いていた砂埃を、人差し指の背で優しく撫ぜて拭った。
そして、少年の顔や身体中に出来た擦り傷を見て痛ましげな表情をした。
「ボウヤが私を助けてくれたのよね?
こんなにもたくさん傷付けてしまってごめんなさい・・・」
「ボクは大丈夫だよ!
あ、ボクの名前は江戸川 コナン!
お姉さんの名前は?」
「私は神崎 凛よ。
助けてくれてありがとう、コナンくん。」
その後、事故現場には救急車や警察車両がやって来て、傷を負っていた凛とコナンは病院へと搬送された。
