Episode 12
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場面が変わった。
凛の自宅に、ダンブルドアが来ていた。
凛はソファに座るダンブルドアに紅茶と茶菓子を出すと、向かい側のソファに腰掛けた。
『久しぶりじゃな、リン。』
『お久しぶりです、ダンブルドア校長。』
『元気にしておったかの?』
『えぇ、お陰様で。
校長先生もお変わりなく?』
『もちろんじゃ。
儂はいつまででも元気じゃ。』
『ふふ、それは何よりです。
今日はどのようなご要件でしょうか?』
『うむ・・・
実はの、リンに魔法薬学の教授補佐をやって欲しいのじゃ。』
『え?
でも私は闇祓いに籍がありますが?』
『わかっておる。
それも君は凄腕の闇祓いと聞いておるぞ。
籍を抜けろ、と言ってるワケじゃない。』
『ですが・・・』
『来年、ハリーがホグワーツに入学するんじゃ。』
『・・・ハリーが・・・』
ダンブルドアはゆっくりと頷いた。
『そうじゃ。
闇の帝王からハリーを・・・ジェームズとリリーの子どもを護って欲しい。
ーーーー時が来るまで・・・』
『時が来るまで?』
ダンブルドアは静かに頷いた。
彼の瞳が今はこれ以上深く聞くなと語っているようだった。
『・・・わかりました。
ダンブルドア校長先生にそう言われれば、私に拒否権はありません。』
『おぉ! ありがとう!
ちなみに魔法薬学の教授はセブルスじゃよ。』
『え、セブルスも?
確かに彼は死喰い人を抜けたと言っていましたが・・・』
『そうじゃ。
セブルスはもう死喰い人ではなく、我々 不死鳥の騎士団のメンバーじゃ。
彼と共に、どうかハリーを護って欲しいのじゃ。』
『わかりました。』
『本当は闇の魔術に対する防衛術の教授補佐をお願いしたかったのじゃが・・・
セブルスが、リンが教授補佐でないと嫌だと駄々を捏ねて床を転げ回って手を付けられなくてのぅ・・・』
凛は口に含んだ紅茶を勢いよく噴き出した。
『ぶはぁぁぁっ!
え?あのセブルスが?
駄々を捏ねて床を転げ回った???
何ですかそれ。
そんなの映像に残して、どちらかが死ぬまでその映像をネタにしたいじゃないですか。』
『まぁ、後半は儂の捏造じゃがな。』
『校長先生の妄想かよ!』
『おぉっナイスツッコミじゃ、リン。
じゃが、教授補佐はリンでないと嫌だと言ったのは本当じゃよ。』
スネイプがわざわざ凛を指名する程気に掛けているのかと思った降谷は、複雑な気持ちになった。
