Episode 11
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少年探偵団たちが大尉の姿を追い掛けていると、大尉が一台のトラックへと入っていった。
大尉が入って行ったのは、"チーター宅配便 クール便"と書かれたトラックのコンテナの中だった。
辺りを見回したが配達員は不在だった為、勝手に申し訳ないと思いながらもコンテナの中に入って大尉を連れ出す事にした。
クール便なだけあって、コンテナの中はひんやりと寒かった。
少年探偵団たちは、積荷がたくさん入った奥行のあるコンテナの中から大尉の姿を急いで探した。
すると、奥の積荷の方から猫の鳴き声が聞こえた。
灰原と歩美が奥の積荷の方を覗くと、そこに大尉は居た。
しかしその時、配達員が戻って来て、運悪くコンテナの扉を閉めてしまった。
そして、中に少年探偵団たちが居る事にも気付かずに、そのままトラックは走り出してしまった。
「わっ!
ボクたちに気付かずに走り出しました!」
「やべぇんじゃねーか!?」
「歩美たちも凍っちゃうの?」
不安がる光彦、元太、歩美に、コナンは声を掛けた。
「大丈夫だよ。
本日指定の未配達の荷物が、まだこんなにあるから。
次に今の業者の人が扉を開けたら出してもらおうぜ。」
コナンの言葉に元太、光彦、歩美は安堵した表情を見せた。
しばらく走行を続けていたトラックは、キキッとブレーキをかけて止まった。
運転席や助手席のドアの開閉する音が聞こえ、どうやら次の配達現場に到着したようだ。
業者に事情を説明する為に少年探偵団たちは扉付近へと移動しようとした。
その時ーーーー
「ダメ!
今、出てったら許さないわよ!」
緊迫した灰原の声に、凛とコナンはピタリとその場で止まった。
コナンは積荷の奥で縮こまって座っている灰原に向かって、時計型麻酔銃のライトで照らした。
そこには、下着姿一枚で座り込んでいる灰原の姿があった。
「オメー何やってんだ?
パンツ一丁で・・・」
「セーターの毛糸がどこかに引っ掛かって、全部ほつれて持ってかれちゃったのよ!
照らさないでくれる!?」
「コナンくんってデリカシーがない!!」
凛は慌ててコナンが時計型麻酔銃を持っていた腕を下ろさせて、自身が着ていた春コートを脱ぐと灰原に被せた。
「これに保温魔法をかけておいたの。
だから、これ一枚でも十分に暖かいから大丈夫だよ。」
「ありがとう、凛さん・・・」
灰原は礼を述べると、春コートに袖を通した。
当たり前の事だが、凛が着ていた春コートは大人のサイズだ。
子どもの姿の灰原が着ると、丈がロングスカート程の長さで、袖は萌え袖のようになっていた。
「ーーーーっ
哀ちゃんの萌え袖っっっ
くぅっっっ!!最高っっ・・・」
(・・・この春コート、返そうかしら。)
コンテナの壁に寄り掛かり、萌えに悶えている凛を見た灰原は半目になった。
