妄想会話
ミルクセーキ 大人のミルク味~翔陽編
2021/01/20 15:09駅前にあるタピオカ専門店。
毎月、新製品が出るため、翔陽の生徒たちでにぎわっている。
今月の新製品は、「ミルクセーキ 大人のミルク味」
ちょっとエッチなネーミングに売り上げもタピオカミルクティーを上回る勢いだとか。
~~~
ミルクセーキ 大人のミルク味
オプション:タピオカ・練乳・キャラメルソース・黒糖ソース
※無糖もできます。
~~~
場所は変わって、翔陽高校バスケ部専用体育館。
藤真「集合!」
部員「「はいっ!」」
藤真「今日は、少し早いがこれで練習終わりだ。明日からテストだから、各自しっかり勉強して、追試になるなよ!」
部員「「はいっ!」」
解散し、部室で3年生メンバーが話し込んでいる。
高野「なぁ、駅前のタピオカ屋知ってるか?」
花形「ん?いつもそこそこ並んでるとこか?」
高野「ああ。今月の新商品が流行ってるって!」
永野「クラスの奴から聞いたけど、お…おめぇ、買ったのかよ?」
高野「いや…さすがに一人じゃ行けねーよ」
長谷川「俺、彼女と買った」
高野「ま…まじか…彼女持ちはいいよな!」
花形「で、新商品って何なんだ?」
長谷川「…ミルクセーキ…大人の…」
ガチャリと藤真が部室に入ってきた。
花形「おっ!藤真。おまえ、甘いもん、好きだよな?駅前のタピオカ屋の新製品が旨いらしいぞ!」
藤真「そうなのか?これから、みんなでいこーぜ!」
高野「ふ…藤真。新製品知ってるのか?」
藤真「知らねーよ。旨いんだろ?」
永野「長谷川以外飲んだことねーんだよ」
花形「俺は、甘いもんはパスだな。で、新製品の名前何だって?」
高野は、ニヤリと笑って、伝えた。
高野「行ってみてからのお楽しみってのもいいんじゃね?」
長谷川「……」
永野「ははっ。まぁ、それでもいいけどよ。藤真以外に飲む奴いるのか?」
藤真「オレだけは嫌だぜ。女どもが結構並んでるんだろ?誘ったおまえら全員買えよ!」
こうして、5人連れ立ってタピオカ屋に行くことになった。
タピオカ屋は幸いにも並んでいる人が少なくすぐ藤真たちの番となった。
店員1「い…いらっしゃいませ!ちょっ…翔陽バスケ部!?」
イケメンとデカい男集団に上ずった声の店員。
藤真「すいません。新製品5つください」
店員1「はいっ!お…ミルクセーキ……大人の…ミルク味でよろしいでしょうか?」
真っ赤な顔で返す店員。
店員2「いい加減慣れてよ…失礼しました。オプションでタピオカ、練乳・キャラメルソース・黒糖ソースもお付けできます。甘さも無糖から5段階で選べますがいかがいたしますか?」
赤い顔の店員に気にも留めず、藤真は監督らしく仕切っていく。
藤真「俺は、タピオカとキャラメルソース入れて、甘さ5で。花形は?」
花形「大人の…ミルク味か…俺は…無糖でいいかな…」
藤真「せっかくだから、タピオカ入れろよ!」
花形「そ…そうだな…」
藤真「一志は?」
長谷川「甘さ1で、タピオカお願いします」
藤真「高野は?」
高野「お…俺は…長谷川と同じで…」
藤真「永野は?」
永野「甘さ1で、タピオカなしで。俺、嫌いなんだよ…モチモチしたもん…」
藤真「じゃ、おねーさん。それでお願いします」
店員2「か…かしこまりました!」
店員がタピオカ入りミルクセーキを作るのを興味深そうに眺める藤真。
その他のメンバーは、ひそひそと何か話しているが、その内容までは聞こえない。
店員1「お待たせしました。あの…藤真さんですよね?試合、がんばってください!」
そう言って、手渡したハートマーク入りのミルクセーキを藤真は笑顔で受け取った。
藤真「ありがとう!」
そのさわやかな笑顔に店員は倒れそうになりながらもお金を受け取り、藤真たちを見送った。
いつの間にか藤真たちの周りにはたくさんの女子生徒がおり、それをかき分けるように5人は家路についた。
花形「相変わらずお前はよくモテるな。おまえのカップだけハート書いてある」
藤真「仕方ないだろ!ってゆーかお前らが目立ちすぎんだよ!…これ、めっちゃ旨いな!」
長谷川「よくそんな甘いものを…」
高野「長谷川は、それ、彼女と飲んだんだろ!で、大人のミルクはどうだったんだよ?」
藤真「俺も気になるな?長谷川、お前しか彼女いないんだから…」
長谷川は、すっと携帯の写真を見せる。
そこには長谷川と彼女がラブラブで1つのミルクセーキを飲む写真。
他のメンバーは、羨ましさに押し黙った。
それを確認すると、長谷川はさっと携帯の画面を消した。
藤真「ちっ…いいよな。彼女…」
長谷川「藤真こそ、モテるんだから、彼女作ればいいだろ?」
花形「そうだな。さっきのタピオカ屋の店員も可愛かったぞ」
高野「俺は左の子、タイプだぜ!」
永野「俺は右だな…」
藤真「俺は、冬の選抜で頭がいっぱいなんだよ!おまえら、明日から覚悟しとけよ!女にうつつをぬかす暇はねぇぞ!」
一同「げぇ…マジかよ…」
次の日から、練習は厳しくなったが、タピオカ屋に一人並ぶ藤真の目撃情報が絶えることはなかった。
***
如月さん、ネタ提供ありがとうございます!
さすがにタピオカチャレンジは、翔陽メンバーには刺激強いと思い、自重しました。笑
藤真くんにタピオカ渡したい!
毎月、新製品が出るため、翔陽の生徒たちでにぎわっている。
今月の新製品は、「ミルクセーキ 大人のミルク味」
ちょっとエッチなネーミングに売り上げもタピオカミルクティーを上回る勢いだとか。
~~~
ミルクセーキ 大人のミルク味
オプション:タピオカ・練乳・キャラメルソース・黒糖ソース
※無糖もできます。
~~~
場所は変わって、翔陽高校バスケ部専用体育館。
藤真「集合!」
部員「「はいっ!」」
藤真「今日は、少し早いがこれで練習終わりだ。明日からテストだから、各自しっかり勉強して、追試になるなよ!」
部員「「はいっ!」」
解散し、部室で3年生メンバーが話し込んでいる。
高野「なぁ、駅前のタピオカ屋知ってるか?」
花形「ん?いつもそこそこ並んでるとこか?」
高野「ああ。今月の新商品が流行ってるって!」
永野「クラスの奴から聞いたけど、お…おめぇ、買ったのかよ?」
高野「いや…さすがに一人じゃ行けねーよ」
長谷川「俺、彼女と買った」
高野「ま…まじか…彼女持ちはいいよな!」
花形「で、新商品って何なんだ?」
長谷川「…ミルクセーキ…大人の…」
ガチャリと藤真が部室に入ってきた。
花形「おっ!藤真。おまえ、甘いもん、好きだよな?駅前のタピオカ屋の新製品が旨いらしいぞ!」
藤真「そうなのか?これから、みんなでいこーぜ!」
高野「ふ…藤真。新製品知ってるのか?」
藤真「知らねーよ。旨いんだろ?」
永野「長谷川以外飲んだことねーんだよ」
花形「俺は、甘いもんはパスだな。で、新製品の名前何だって?」
高野は、ニヤリと笑って、伝えた。
高野「行ってみてからのお楽しみってのもいいんじゃね?」
長谷川「……」
永野「ははっ。まぁ、それでもいいけどよ。藤真以外に飲む奴いるのか?」
藤真「オレだけは嫌だぜ。女どもが結構並んでるんだろ?誘ったおまえら全員買えよ!」
こうして、5人連れ立ってタピオカ屋に行くことになった。
タピオカ屋は幸いにも並んでいる人が少なくすぐ藤真たちの番となった。
店員1「い…いらっしゃいませ!ちょっ…翔陽バスケ部!?」
イケメンとデカい男集団に上ずった声の店員。
藤真「すいません。新製品5つください」
店員1「はいっ!お…ミルクセーキ……大人の…ミルク味でよろしいでしょうか?」
真っ赤な顔で返す店員。
店員2「いい加減慣れてよ…失礼しました。オプションでタピオカ、練乳・キャラメルソース・黒糖ソースもお付けできます。甘さも無糖から5段階で選べますがいかがいたしますか?」
赤い顔の店員に気にも留めず、藤真は監督らしく仕切っていく。
藤真「俺は、タピオカとキャラメルソース入れて、甘さ5で。花形は?」
花形「大人の…ミルク味か…俺は…無糖でいいかな…」
藤真「せっかくだから、タピオカ入れろよ!」
花形「そ…そうだな…」
藤真「一志は?」
長谷川「甘さ1で、タピオカお願いします」
藤真「高野は?」
高野「お…俺は…長谷川と同じで…」
藤真「永野は?」
永野「甘さ1で、タピオカなしで。俺、嫌いなんだよ…モチモチしたもん…」
藤真「じゃ、おねーさん。それでお願いします」
店員2「か…かしこまりました!」
店員がタピオカ入りミルクセーキを作るのを興味深そうに眺める藤真。
その他のメンバーは、ひそひそと何か話しているが、その内容までは聞こえない。
店員1「お待たせしました。あの…藤真さんですよね?試合、がんばってください!」
そう言って、手渡したハートマーク入りのミルクセーキを藤真は笑顔で受け取った。
藤真「ありがとう!」
そのさわやかな笑顔に店員は倒れそうになりながらもお金を受け取り、藤真たちを見送った。
いつの間にか藤真たちの周りにはたくさんの女子生徒がおり、それをかき分けるように5人は家路についた。
花形「相変わらずお前はよくモテるな。おまえのカップだけハート書いてある」
藤真「仕方ないだろ!ってゆーかお前らが目立ちすぎんだよ!…これ、めっちゃ旨いな!」
長谷川「よくそんな甘いものを…」
高野「長谷川は、それ、彼女と飲んだんだろ!で、大人のミルクはどうだったんだよ?」
藤真「俺も気になるな?長谷川、お前しか彼女いないんだから…」
長谷川は、すっと携帯の写真を見せる。
そこには長谷川と彼女がラブラブで1つのミルクセーキを飲む写真。
他のメンバーは、羨ましさに押し黙った。
それを確認すると、長谷川はさっと携帯の画面を消した。
藤真「ちっ…いいよな。彼女…」
長谷川「藤真こそ、モテるんだから、彼女作ればいいだろ?」
花形「そうだな。さっきのタピオカ屋の店員も可愛かったぞ」
高野「俺は左の子、タイプだぜ!」
永野「俺は右だな…」
藤真「俺は、冬の選抜で頭がいっぱいなんだよ!おまえら、明日から覚悟しとけよ!女にうつつをぬかす暇はねぇぞ!」
一同「げぇ…マジかよ…」
次の日から、練習は厳しくなったが、タピオカ屋に一人並ぶ藤真の目撃情報が絶えることはなかった。
***
如月さん、ネタ提供ありがとうございます!
さすがにタピオカチャレンジは、翔陽メンバーには刺激強いと思い、自重しました。笑
藤真くんにタピオカ渡したい!