妄想会話
ミルクセーキ 大人のミルク味~豊玉編
2021/01/15 20:09真っ暗闇に明るく佇む自動販売機。
その前に大柄の男が二人。
岸本「お…おい…南…この新商品…」
南「おっ…おん……」
部活終わりの二人の見つめる先にあるものは…
新商品のポップが目立つ『ミルクセーキ 大人のミルク味』
岸本「……(ごくり)」
南「……どないする?」
言葉少なにその場に立ち尽くしている。
岸本「ミルクセーキ…お…大人の……」
南「…ミルク…味か…」
そこへ板倉が通りかかる。
板倉「どないしたんですか?お金、あらへんのですか?」
不気味に振り返った二人を見て、板倉は慌てた。
板倉「じょ…冗談ですって…」
南「これ、見てみ…」
板倉「ただのミルクセーキやないですか」
岸本「おまえ、これにエロスを感じへんのか?」
板倉「…まぁ…確かに…」
板倉はあまりピンときていないようだ。
板倉「そういうエロスの話は、大栄のプレイボーイっちゅう土屋さんに聞いたらええんちゃいますの?」
岸本「ほぉ…」
南「確かにな…」
板倉「ほな、お先に失礼します」
板倉は、不気味な先輩二人に別れを告げ、そそくさとその場を去った。
南「電話してみるか?」
岸本「なんて切り出すんや?」
南はスマホを取り出すと、
カシャリ。
南は、自動販売機の写真を撮って土屋に送った。
すると、すぐに
【まさかこれ、買おうか悩んでんのか?アホちゃう?】
と返信がきた。
二人はその画面を見つめ、頷きあった。
岸本「ほいで、温いのか冷たいのどっちにする?」
南「エロイんは温いのやろ…」
岸本「せやな…」
二人同時に、財布を取り出す。
ゴクリ…
岸本「おまえ、先に買うてええで」
南「おん…」
ガコンっと出てきたミルクセーキを見つめる南。
岸本「次は俺やな…」
ガコンっ…
暗闇に響く音にビクッと反応する二人。
岸本「何やあかん…勃ってきそうや…」
南「アホ言うな…」
またしばらくその場で立ち尽くす大柄な男子高校生二人。
警官「おい、君ら豊玉の生徒か?」
その声に飛び上がるほどビックリする二人。
「「はっはい!」」
警官「何しとるんや?」
岸本「じゅ、ジュースを買っておりまして…」
恥ずかしそうに缶を見せる二人。
警官「ははっ。そうか、はよ帰るんやで!」
そう言って警官は立ち去った。
ふ~っと大きなため息をつく二人。
ブブッとメッセージを知らせるバイブ音。
南「土屋や…」
メッセージを開くと、土屋が彼女と仲良さそうにミルクセーキを飲む写真。
岸本「あいつ、ホンマにすごいやっちゃな…」
南「何か疲れたわ…帰って飲もか…」
そう言って、家路に着いた。
二人とも、そのミルクセーキは飲めないまま引き出しにしまわれたとか…
***
豊玉は大阪弁が難しい!
自動販売機前でエロイことを考えて悶々とする二人どうでしたしょうか?
その前に大柄の男が二人。
岸本「お…おい…南…この新商品…」
南「おっ…おん……」
部活終わりの二人の見つめる先にあるものは…
新商品のポップが目立つ『ミルクセーキ 大人のミルク味』
岸本「……(ごくり)」
南「……どないする?」
言葉少なにその場に立ち尽くしている。
岸本「ミルクセーキ…お…大人の……」
南「…ミルク…味か…」
そこへ板倉が通りかかる。
板倉「どないしたんですか?お金、あらへんのですか?」
不気味に振り返った二人を見て、板倉は慌てた。
板倉「じょ…冗談ですって…」
南「これ、見てみ…」
板倉「ただのミルクセーキやないですか」
岸本「おまえ、これにエロスを感じへんのか?」
板倉「…まぁ…確かに…」
板倉はあまりピンときていないようだ。
板倉「そういうエロスの話は、大栄のプレイボーイっちゅう土屋さんに聞いたらええんちゃいますの?」
岸本「ほぉ…」
南「確かにな…」
板倉「ほな、お先に失礼します」
板倉は、不気味な先輩二人に別れを告げ、そそくさとその場を去った。
南「電話してみるか?」
岸本「なんて切り出すんや?」
南はスマホを取り出すと、
カシャリ。
南は、自動販売機の写真を撮って土屋に送った。
すると、すぐに
【まさかこれ、買おうか悩んでんのか?アホちゃう?】
と返信がきた。
二人はその画面を見つめ、頷きあった。
岸本「ほいで、温いのか冷たいのどっちにする?」
南「エロイんは温いのやろ…」
岸本「せやな…」
二人同時に、財布を取り出す。
ゴクリ…
岸本「おまえ、先に買うてええで」
南「おん…」
ガコンっと出てきたミルクセーキを見つめる南。
岸本「次は俺やな…」
ガコンっ…
暗闇に響く音にビクッと反応する二人。
岸本「何やあかん…勃ってきそうや…」
南「アホ言うな…」
またしばらくその場で立ち尽くす大柄な男子高校生二人。
警官「おい、君ら豊玉の生徒か?」
その声に飛び上がるほどビックリする二人。
「「はっはい!」」
警官「何しとるんや?」
岸本「じゅ、ジュースを買っておりまして…」
恥ずかしそうに缶を見せる二人。
警官「ははっ。そうか、はよ帰るんやで!」
そう言って警官は立ち去った。
ふ~っと大きなため息をつく二人。
ブブッとメッセージを知らせるバイブ音。
南「土屋や…」
メッセージを開くと、土屋が彼女と仲良さそうにミルクセーキを飲む写真。
岸本「あいつ、ホンマにすごいやっちゃな…」
南「何か疲れたわ…帰って飲もか…」
そう言って、家路に着いた。
二人とも、そのミルクセーキは飲めないまま引き出しにしまわれたとか…
***
豊玉は大阪弁が難しい!
自動販売機前でエロイことを考えて悶々とする二人どうでしたしょうか?