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Twinkle ~Jun Uozumi
2024/03/04 16:41今日は彼女との別れの日。
お互いの夢に向かって第一歩を踏み出す日でもある。
バスケ部を引退してから、付き合うことになった同じクラスの彼女は笑顔がキラキラした笑顔が素敵な女性だ。
バスケ部を引退した俺は、すぐに親父のところで修業が始まったため、あまりゆっくりとデートしたりできなかったが、学校で一緒に過ごす日々をお互い大切に過ごしてきたつもりだ。
彼女は夢のため、県外の大学に進学する。
そして、俺は本格的に板前修業が始まる。
これからは、住む世界も違うし、すれ違うことも多くなるだろう。
俺は、別れた方が彼女のためになるんじゃないか…そう思い、俺から、
「別れた方がお互い辛くないんじゃないか…」
と切り出すと、
『未来の事なんて何もわからないのに勝手なこと、言わないで!』
彼女はそう怒った。
彼女も不安なはずなのに俺ばかり逃げることを考えていたことに恥ずかしい。
ぎゅっと抱きしめた彼女は俺の事を抱きしめ返してくれた。
「すまない…」
『あんまり一緒にいられないけど、大好きな純くんと別れるなんてやだよ…』
「そうだな…夢をかなえて、いつか一緒に暮らそう」
『うん。絶対だよ!』
離れがたい思いを抱えて、最後のキスをした。
夕日が沈んで星がキラキラと輝きだしたこの景色を胸に刻み、必ず夢をかなえると誓った。
***
Inspired by 小田 和正 「キラキラ」
お互いの夢に向かって第一歩を踏み出す日でもある。
バスケ部を引退してから、付き合うことになった同じクラスの彼女は笑顔がキラキラした笑顔が素敵な女性だ。
バスケ部を引退した俺は、すぐに親父のところで修業が始まったため、あまりゆっくりとデートしたりできなかったが、学校で一緒に過ごす日々をお互い大切に過ごしてきたつもりだ。
彼女は夢のため、県外の大学に進学する。
そして、俺は本格的に板前修業が始まる。
これからは、住む世界も違うし、すれ違うことも多くなるだろう。
俺は、別れた方が彼女のためになるんじゃないか…そう思い、俺から、
「別れた方がお互い辛くないんじゃないか…」
と切り出すと、
『未来の事なんて何もわからないのに勝手なこと、言わないで!』
彼女はそう怒った。
彼女も不安なはずなのに俺ばかり逃げることを考えていたことに恥ずかしい。
ぎゅっと抱きしめた彼女は俺の事を抱きしめ返してくれた。
「すまない…」
『あんまり一緒にいられないけど、大好きな純くんと別れるなんてやだよ…』
「そうだな…夢をかなえて、いつか一緒に暮らそう」
『うん。絶対だよ!』
離れがたい思いを抱えて、最後のキスをした。
夕日が沈んで星がキラキラと輝きだしたこの景色を胸に刻み、必ず夢をかなえると誓った。
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Inspired by 小田 和正 「キラキラ」