◆◇◆シンプル・100のお題◆◇◆
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*093:ティータイム*魚住純*
社パロ
「こういうところは、緊張するな…」
人気のカフェのオシャレなソファーに身を縮こませるように座ったのは私の彼氏の純くん。
周りを見回しても、女子かカップルだらけの店内でものすごく居心地悪そうにしているけれど、私がちょっと強引に連れてきたのだ。
しかし、メニューの写真を見ると表情は一変し嬉しそうだ。
純くんは大の甘党だから、ここのパフェ、絶対気に入ってくれるって思ってたから、その表情に嬉しくなってしまう。
「盛り付けも勉強になりそうだ」
なんて言っているけれど、早く食べたくてうずうずしているのが手に取るようにわかる。
『季節のフルーツパフェもいいし、名物のチョコレートパフェも気になるよね!一個ずつ頼んで半分こする?』
「それはいいな」
注文を終えても、純くんは熱心にメニューを眺めている。
板前修業中の純くんは、他業態とはいえ、飲食店のメニューは教科書みたいなものなのかもしれない。
一通り見終えると、メニューを元の位置に戻した純くんは、申し訳なさそうに、
「久しぶりのデートなのに、すまない…」
『いいの。純くんの真剣な表情、すごくいいなって思うから大丈夫』
「そ、そうか…」
『あ!パフェ来たよ』
「おー!」
運ばれてきたパフェに目を輝かせる純くんのこと、ちょっと可愛いなんて思ったのは私だけの秘密だ。
そして、目を細めてパフェにがっつくかと思いきや、一番上のサクランボを大切そうに食べる様子も、私のを一口、あーんとしてあげるのに照れる姿も、やっぱり可愛くて、幸せな気分でデートを終えた。
これからも、頻繁には会えないけれどずっと一緒に、可愛らしい表情は私だけに見せて欲しいなと願うのだった。
***
2022.5.9.
社パロ
「こういうところは、緊張するな…」
人気のカフェのオシャレなソファーに身を縮こませるように座ったのは私の彼氏の純くん。
周りを見回しても、女子かカップルだらけの店内でものすごく居心地悪そうにしているけれど、私がちょっと強引に連れてきたのだ。
しかし、メニューの写真を見ると表情は一変し嬉しそうだ。
純くんは大の甘党だから、ここのパフェ、絶対気に入ってくれるって思ってたから、その表情に嬉しくなってしまう。
「盛り付けも勉強になりそうだ」
なんて言っているけれど、早く食べたくてうずうずしているのが手に取るようにわかる。
『季節のフルーツパフェもいいし、名物のチョコレートパフェも気になるよね!一個ずつ頼んで半分こする?』
「それはいいな」
注文を終えても、純くんは熱心にメニューを眺めている。
板前修業中の純くんは、他業態とはいえ、飲食店のメニューは教科書みたいなものなのかもしれない。
一通り見終えると、メニューを元の位置に戻した純くんは、申し訳なさそうに、
「久しぶりのデートなのに、すまない…」
『いいの。純くんの真剣な表情、すごくいいなって思うから大丈夫』
「そ、そうか…」
『あ!パフェ来たよ』
「おー!」
運ばれてきたパフェに目を輝かせる純くんのこと、ちょっと可愛いなんて思ったのは私だけの秘密だ。
そして、目を細めてパフェにがっつくかと思いきや、一番上のサクランボを大切そうに食べる様子も、私のを一口、あーんとしてあげるのに照れる姿も、やっぱり可愛くて、幸せな気分でデートを終えた。
これからも、頻繁には会えないけれどずっと一緒に、可愛らしい表情は私だけに見せて欲しいなと願うのだった。
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2022.5.9.