◆◇◆シンプル・100のお題◆◇◆
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*076:ため息*デート中のお話。
「はぁ……」
『一志、ため息何回目?せっかくのデートなのに』
「悪い…」
なんていいながらも、また一志はため息をついた。
どこか自信のなさげなところがあるのが、彼の欠点だ。
でも、とっても優しいし、背も高いし、私にとっては自慢の彼氏である。
もっと堂々としていてもいいのに…
なんて、考えていると、
『あ……』
遠くに一際目を引く男女のカップルが。
美男美女という言葉がぴったりなその二人に道行く人が目を向ける。
「藤真……」
『本当にかっこいいよね』
「まあな」
自分が褒められていないのに、どこか嬉しそうな一志にちょっとため息が出る。
『一志も背高いし、自慢の彼氏だからね!』
「あ、あぁ…ありがとう」
笑ってはいるけれど、その顔もどこか自信なさげだ。
自信持ってほしいなぁ~
なんて、一志の顔ばかり見て歩いていると、
「危ない!」
自転車にぶつかりそうになっていたみたいで、一志は私の肩を抱くようにして守ってくれた。
『ご、ごめん…』
「ケガしなくてよかった…」
今度は、安堵のため息をつく。
一志はため息の似合う良い男ってことにしておくか!なんて、心の中で考えて、思わずふふっと声が出てしまう。
「なんか変なことしたか?」
『ううん。やっぱり一志は私の自慢の彼氏だよ』
ぎゅっと腕に抱きついたのだった。
***
2023.2.23.
長谷川一志はため息が似合う男だと勝手に思ってます。
「はぁ……」
『一志、ため息何回目?せっかくのデートなのに』
「悪い…」
なんていいながらも、また一志はため息をついた。
どこか自信のなさげなところがあるのが、彼の欠点だ。
でも、とっても優しいし、背も高いし、私にとっては自慢の彼氏である。
もっと堂々としていてもいいのに…
なんて、考えていると、
『あ……』
遠くに一際目を引く男女のカップルが。
美男美女という言葉がぴったりなその二人に道行く人が目を向ける。
「藤真……」
『本当にかっこいいよね』
「まあな」
自分が褒められていないのに、どこか嬉しそうな一志にちょっとため息が出る。
『一志も背高いし、自慢の彼氏だからね!』
「あ、あぁ…ありがとう」
笑ってはいるけれど、その顔もどこか自信なさげだ。
自信持ってほしいなぁ~
なんて、一志の顔ばかり見て歩いていると、
「危ない!」
自転車にぶつかりそうになっていたみたいで、一志は私の肩を抱くようにして守ってくれた。
『ご、ごめん…』
「ケガしなくてよかった…」
今度は、安堵のため息をつく。
一志はため息の似合う良い男ってことにしておくか!なんて、心の中で考えて、思わずふふっと声が出てしまう。
「なんか変なことしたか?」
『ううん。やっぱり一志は私の自慢の彼氏だよ』
ぎゅっと腕に抱きついたのだった。
***
2023.2.23.
長谷川一志はため息が似合う男だと勝手に思ってます。