◆◇◆シンプル・100のお題◆◇◆
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*066:鏡*宮城ソータ*
小学生設定なので、恋愛要素無し。
クラスメイトの夢主ちゃんがいます。
『ソータは、お父さんとお母さんどっちに似てるん?』
「んー、あんまり言われたことないから、分かんないなぁ」
『そう?私はお父さんに似てるってよく言われるよ。お父さんに似てる女の子は幸せになれるんだって』
「それはいいなぁ」
クラスメイトの名前に言われた一言が何となく引っ掛かっていて、家に帰って洗面所へと向かった。。
俺は手も洗わずに、鏡とにらめっこする。
うーん……髪型は、母ちゃんにも死んだ父ちゃんにも似ていない。
しいて言うなら、髪質は母ちゃんか。
目は……弟たちには似てると言われるけれど、どちらかと言えば母ちゃん。
鼻は……口は………
と考えていると、いつの間にか弟のリョータが横にいて、面白そうに俺を見ていた。
「ソーちゃん、どうしたん?」
「ん?俺は母ちゃんと父ちゃん、どっちに似てると思う?」
「俺!ソーちゃんは俺に似てると思う!」
「そうか、確かにな」
嬉しそうに言うリョータの頭をわしゃわしゃと撫でてやる。
この髪の毛は、確か父ちゃん譲りなんだよなぁと考えながら、遺影の父ちゃんを思い浮かべる。
母ちゃんに似てるとこもあるけど、俺もリョータもバスケ好きやし、何より誕生日が同じ日だ。
俺はリョータ似で、リョータは俺似で決まりだな。
明日、名前に弟と似てると言ってみよう。
きっと兄弟で似ていても、幸せになれるよなぁ。
俺は、また鏡の中の自分を見た後、ニカッと笑うリョータを見てニッと笑い返した。
***
2027.9.27.
ソーちゃん初書きなのですが、夢要素多めには書けなかった…温かい目で見てもらえれば!
小学生設定なので、恋愛要素無し。
クラスメイトの夢主ちゃんがいます。
『ソータは、お父さんとお母さんどっちに似てるん?』
「んー、あんまり言われたことないから、分かんないなぁ」
『そう?私はお父さんに似てるってよく言われるよ。お父さんに似てる女の子は幸せになれるんだって』
「それはいいなぁ」
クラスメイトの名前に言われた一言が何となく引っ掛かっていて、家に帰って洗面所へと向かった。。
俺は手も洗わずに、鏡とにらめっこする。
うーん……髪型は、母ちゃんにも死んだ父ちゃんにも似ていない。
しいて言うなら、髪質は母ちゃんか。
目は……弟たちには似てると言われるけれど、どちらかと言えば母ちゃん。
鼻は……口は………
と考えていると、いつの間にか弟のリョータが横にいて、面白そうに俺を見ていた。
「ソーちゃん、どうしたん?」
「ん?俺は母ちゃんと父ちゃん、どっちに似てると思う?」
「俺!ソーちゃんは俺に似てると思う!」
「そうか、確かにな」
嬉しそうに言うリョータの頭をわしゃわしゃと撫でてやる。
この髪の毛は、確か父ちゃん譲りなんだよなぁと考えながら、遺影の父ちゃんを思い浮かべる。
母ちゃんに似てるとこもあるけど、俺もリョータもバスケ好きやし、何より誕生日が同じ日だ。
俺はリョータ似で、リョータは俺似で決まりだな。
明日、名前に弟と似てると言ってみよう。
きっと兄弟で似ていても、幸せになれるよなぁ。
俺は、また鏡の中の自分を見た後、ニカッと笑うリョータを見てニッと笑い返した。
***
2027.9.27.
ソーちゃん初書きなのですが、夢要素多めには書けなかった…温かい目で見てもらえれば!