◆◇◆シンプル・100のお題◆◇◆
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*035:波しぶき*牧紳一*
七夕の前日の会話。付き合ってます。
『紳一、明日は海?』
「そうだな、朝練はないから、朝イチで海に行こうと思う」
『夜は?』
「練習して、帰って寝るだけだが」
『明日は、七夕なのに?』
「そうか、七夕か」
『あんまり興味ない?』
「興味というか知識はあるぞ。織姫と彦星が年に一回会える日だろ。晴れるといいな…」
『紳一は、あんまり恋人同士のあれこれには興味ないよね。ほら、短冊とか書かないの?』
「短冊?小学生以来書いたことはないな」
『あっそう。本当にバスケとサーフィン以外興味ないよね』
「そうか?」
『天気より、良い波が来るかどうかを心配してそう』
「ま、まぁ……」
『たまには私のことも心配して欲しいなぁ~』
「…?何かあったのか?」
『別に何もないよ』
「なんか引っ掛かる言い方だな」
『織姫と彦星みたいに年に一度だけ会える関係だったら、私たちどうなるかなと思ってさ』
「それは、困るな」
『そう?紳一はバスケとサーフィンがあれば大丈夫でしょ?』
「いや、いつもとなりにいるのがいないと調子でないな…」
コホンとわざとらしく咳払いをする紳一に、私は腕を絡めた。
『じゃ、明日は一緒に帰って天の川見ようね』
「かまわんぞ。ロマンチックな夜にでもするか」
『紳一が言うとエロい…』
***
2023.7.7. 七夕
おしゃれな話を書くつもりが、変なオチになってしまった…
七夕の前日の会話。付き合ってます。
『紳一、明日は海?』
「そうだな、朝練はないから、朝イチで海に行こうと思う」
『夜は?』
「練習して、帰って寝るだけだが」
『明日は、七夕なのに?』
「そうか、七夕か」
『あんまり興味ない?』
「興味というか知識はあるぞ。織姫と彦星が年に一回会える日だろ。晴れるといいな…」
『紳一は、あんまり恋人同士のあれこれには興味ないよね。ほら、短冊とか書かないの?』
「短冊?小学生以来書いたことはないな」
『あっそう。本当にバスケとサーフィン以外興味ないよね』
「そうか?」
『天気より、良い波が来るかどうかを心配してそう』
「ま、まぁ……」
『たまには私のことも心配して欲しいなぁ~』
「…?何かあったのか?」
『別に何もないよ』
「なんか引っ掛かる言い方だな」
『織姫と彦星みたいに年に一度だけ会える関係だったら、私たちどうなるかなと思ってさ』
「それは、困るな」
『そう?紳一はバスケとサーフィンがあれば大丈夫でしょ?』
「いや、いつもとなりにいるのがいないと調子でないな…」
コホンとわざとらしく咳払いをする紳一に、私は腕を絡めた。
『じゃ、明日は一緒に帰って天の川見ようね』
「かまわんぞ。ロマンチックな夜にでもするか」
『紳一が言うとエロい…』
***
2023.7.7. 七夕
おしゃれな話を書くつもりが、変なオチになってしまった…