◆◇◆シンプル・100のお題◆◇◆
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*014:初めての……*諸星大*
ぬるいですがベッドシーンありです。
「緊張しとるでかんわ…」
ベッドの上にパンツ一丁の格好で、正座しているのは諸星くん。
付き合い始めて一年、今日は初めてそういうことをしましょうと決めていた。
私も緊張でいっぱいいっぱいだ。
どうするのが正解かなんてわからないから、私も下着姿で諸星くんに倣ってベッドの上に正座する。
恥ずかしいから、視界に入らないよう隣に並ぶようにして…
『よろしくオネガイします…』
「こちらこそ、よろしくオネガイします」
そっと重ねられた諸星くんの手はじっとり汗ばんでいる。
私と同じくらい緊張しているのがよく分かる。
そして、私の手をぎゅっと握ったと思ったら、顔が近づいてくる。
思わずぎゅっと目をつぶって、唇が触れるのを感じる。
ちゅっとすぐに唇は離れて、不安そうな諸星くんと目が合った。
「あかんかった?」
『ごめん…緊張しすぎて、どうしたらええか……』
「不安にさせてまったらごめんな」
ぎゅって抱きしめられて、私は少し肩の力が抜ける。
「最後まではやめとこか?」
『でも……』
「えらい思いしてまで、しんでもええって」(※えらい=しんどい)
『うん』
優しい諸星くんのこと、やっぱり大好きだなって改めて思う。
『でもね、もっとキスはしたい』
今度は、ねだるように目を閉じた。
私の後頭部に手を添えるようにして、諸星くんは唇を深く重ねてくれる。
少しずつしか無理かもしれないけど、いつかは私の初めてをもらってね。
そんな願いを込めて、ぎゅっと諸星くんに抱きついた。
***
2022.5.12.
未遂のお話でごめんなさい!
ぬるいですがベッドシーンありです。
「緊張しとるでかんわ…」
ベッドの上にパンツ一丁の格好で、正座しているのは諸星くん。
付き合い始めて一年、今日は初めてそういうことをしましょうと決めていた。
私も緊張でいっぱいいっぱいだ。
どうするのが正解かなんてわからないから、私も下着姿で諸星くんに倣ってベッドの上に正座する。
恥ずかしいから、視界に入らないよう隣に並ぶようにして…
『よろしくオネガイします…』
「こちらこそ、よろしくオネガイします」
そっと重ねられた諸星くんの手はじっとり汗ばんでいる。
私と同じくらい緊張しているのがよく分かる。
そして、私の手をぎゅっと握ったと思ったら、顔が近づいてくる。
思わずぎゅっと目をつぶって、唇が触れるのを感じる。
ちゅっとすぐに唇は離れて、不安そうな諸星くんと目が合った。
「あかんかった?」
『ごめん…緊張しすぎて、どうしたらええか……』
「不安にさせてまったらごめんな」
ぎゅって抱きしめられて、私は少し肩の力が抜ける。
「最後まではやめとこか?」
『でも……』
「えらい思いしてまで、しんでもええって」(※えらい=しんどい)
『うん』
優しい諸星くんのこと、やっぱり大好きだなって改めて思う。
『でもね、もっとキスはしたい』
今度は、ねだるように目を閉じた。
私の後頭部に手を添えるようにして、諸星くんは唇を深く重ねてくれる。
少しずつしか無理かもしれないけど、いつかは私の初めてをもらってね。
そんな願いを込めて、ぎゅっと諸星くんに抱きついた。
***
2022.5.12.
未遂のお話でごめんなさい!