1-5番の各ポジションのメンツで合コンに行く話
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『ヤバい!あそこの合コンのメンツがヤバい!』
記念ちゃんが、興奮気味にお手洗いから席に戻ってきた。
「記念ちゃん、落ち着いて…」
俺がレモンサワーを記念ちゃんに手渡すと、ゴクゴクと呑んで、
『ふぅ…スッゴいイケメン達だった…』
少し落ち着いたようで、ため息とともにそんな言葉を吐き出した。
記念ちゃんの彼氏は俺なんだから、俺以外の奴のことをカッコいいとかそういうのやめて欲しいなんて気持ちも無いわけではないが、お酒も入っているし、嫉妬よりも好奇心の方が上回った俺は、
「俺、気になるから見てくる!」
ちらっと覗くぐらいなら許されるだろうと、ひときわ目立っているその席の近くへと行くと、高校時代、濃密な時間を過ごしたバスケ部の先輩と後輩が目に飛び込んだ。
三井先輩と桜木!?
そういえば、同じ大学へ進学したってリョータが言ってたな…
合コン中だし、声をかけるのも悪いと思いながらも、まじまじと見てしまったせいで、桜木と目が合ってしまった。
「ヤスじゃねーか!」
「ヤス?…おっ、安田か!羨ましいだろ?お前も混じるか?」
「いや俺、彼女と来てるんで…」
「「なにー!?」」
相変わらず騒がしい二人の声にこれ以上ここにいるのはまずいと思い、
「じゃ、これで…!」
すぐにその場を離れた。
まだ何か言いたげな二人も合コン中だからか追っかけてくることはなかった。
席に戻ると、興味津々といったように記念ちゃんが身を乗り出して聞いてきた。
『ヤスくん、あの合コンしてる人たちと知り合いだったの?』
「ま、まあ…高校のバスケ部の先輩と後輩だった」
『そうなの!?ヤスくん、高校で二年連続インターハイ行ったって言ってたけど、その時の??』
「まぁ、そうだけど…」
『どの人がそうなの??』
「えっと、赤い髪のやつが後輩で、もう一人は短髪でちょっと柄が悪い感じの…」
『あーっ!そうなんだ!!』
「大学でも活躍してるよ…」
それに比べて、俺は平凡な大学生活を送ってるな~なんて物思いにふけりそうになっていると、記念ちゃんがじっと俺のことを見つめてきた。
『ヤスくん、私はヤスくんが一番だよ!』
二コリとちょっと頬を赤らめて笑う記念ちゃんに、うじうじした気持ちはすぐにどこかに飛んで行ってしまう。
「記念ちゃん…俺も記念ちゃんが一番!」
改めて言葉にすると、顔から火が出そうなくらいに恥ずかしい。
『じゃ、改めて乾杯!』
カチリとグラスを合わせて、少しぬるくなったサワーに口をつける。
ふふふっ…と微笑む記念ちゃんを見て、俺も照れ笑いを浮かべる。
二人きりの夜は続く…
記念ちゃんが、興奮気味にお手洗いから席に戻ってきた。
「記念ちゃん、落ち着いて…」
俺がレモンサワーを記念ちゃんに手渡すと、ゴクゴクと呑んで、
『ふぅ…スッゴいイケメン達だった…』
少し落ち着いたようで、ため息とともにそんな言葉を吐き出した。
記念ちゃんの彼氏は俺なんだから、俺以外の奴のことをカッコいいとかそういうのやめて欲しいなんて気持ちも無いわけではないが、お酒も入っているし、嫉妬よりも好奇心の方が上回った俺は、
「俺、気になるから見てくる!」
ちらっと覗くぐらいなら許されるだろうと、ひときわ目立っているその席の近くへと行くと、高校時代、濃密な時間を過ごしたバスケ部の先輩と後輩が目に飛び込んだ。
三井先輩と桜木!?
そういえば、同じ大学へ進学したってリョータが言ってたな…
合コン中だし、声をかけるのも悪いと思いながらも、まじまじと見てしまったせいで、桜木と目が合ってしまった。
「ヤスじゃねーか!」
「ヤス?…おっ、安田か!羨ましいだろ?お前も混じるか?」
「いや俺、彼女と来てるんで…」
「「なにー!?」」
相変わらず騒がしい二人の声にこれ以上ここにいるのはまずいと思い、
「じゃ、これで…!」
すぐにその場を離れた。
まだ何か言いたげな二人も合コン中だからか追っかけてくることはなかった。
席に戻ると、興味津々といったように記念ちゃんが身を乗り出して聞いてきた。
『ヤスくん、あの合コンしてる人たちと知り合いだったの?』
「ま、まあ…高校のバスケ部の先輩と後輩だった」
『そうなの!?ヤスくん、高校で二年連続インターハイ行ったって言ってたけど、その時の??』
「まぁ、そうだけど…」
『どの人がそうなの??』
「えっと、赤い髪のやつが後輩で、もう一人は短髪でちょっと柄が悪い感じの…」
『あーっ!そうなんだ!!』
「大学でも活躍してるよ…」
それに比べて、俺は平凡な大学生活を送ってるな~なんて物思いにふけりそうになっていると、記念ちゃんがじっと俺のことを見つめてきた。
『ヤスくん、私はヤスくんが一番だよ!』
二コリとちょっと頬を赤らめて笑う記念ちゃんに、うじうじした気持ちはすぐにどこかに飛んで行ってしまう。
「記念ちゃん…俺も記念ちゃんが一番!」
改めて言葉にすると、顔から火が出そうなくらいに恥ずかしい。
『じゃ、改めて乾杯!』
カチリとグラスを合わせて、少しぬるくなったサワーに口をつける。
ふふふっ…と微笑む記念ちゃんを見て、俺も照れ笑いを浮かべる。
二人きりの夜は続く…