1-5番の各ポジションのメンツで合コンに行く話
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イライラを引きずって、合コン会場に来てしまったが、先に着いていた女性陣が皆綺麗で、思わず目を奪われた。
ってあからさまな態度に出すわけにもいかず、俺は幹事だという女性に声をかけた。
「えっと…ヒット記念さん?」
『あ…はい!今日はよろしくお願いします』
緊張気味にペコリと頭を下げた女子は、どこかで見たことある気がするが思い出せない。
「…どこかで、会ったことねぇか?」
『えっ!?あ、えっと…実は、藤真くんとは学部が一緒なのです』
「まじ?どーりで見た事あるわけだ…で、ヒットさんが合コンセッティングしてくれってあの先輩に頼んだわけ?」
『あの、えっ…それは…』
「藤真くん、この子…藤真くんのファンなのよ!だから、あんまり責めないであげて…」
「責めてねぇけど、そう取られたなら、ごめんな…」
『あ、いえ…私が一方的に憧れていて…すいません!』
俺も幹事を引き受けた彼女も積極的なタイプではないようで、結局、花形と花形の前に座った女が場を盛り上げて、まぁまぁ楽しく合コンは終わった。
帰りは、それぞれ自然とペアが出来て、俺は幹事を任されたヒットさんと帰ることになった。
あまりお喋りではないが、要所要所で的確なコメントだったり相槌を売ったり、好意的な視線を必死で隠しているようで隠しきれていないところが妙に俺の心を揺さぶる女だと思い、段々と興味が出てきた。
酒も意外と強いタイプらしく、ビールを好んで飲んでいたところも気が合いそうだと思った。
もう少し一緒にいたい…そんな想いが沸き上がったところで、
『今日は…本当にありがとうございました!』
お礼を言ってそそくさと帰る様子をみせたので、俺は慌てた。
「なぁ…もうちょっと二人で飲みに行かねぇ?」
『えぇ?藤真くんと二人きりで…ちょっと、他の子達も誘いましょう!』
「いや、俺はヒットさんと…いや、記念と二人きりがいいんだけどな…」
『……っ…』
顔を真っ赤にして、その場で立ち尽くす彼女が可愛くて、口元が緩む。
もっとからかいたくなってしまった俺は、
「なぁ…緊張しすぎじゃね?」
勢いに任せて、記念の髪に触れて耳にかけてやる。
真っ赤な顔で何も言えない記念に追い打ちをかけるように耳元で囁く。
「俺の家、来ねぇ?」
酒が入っていたとしても、彼女だからこそからかって、俺だけのものにしたくなる。
こんな風に女に接したことだって、家に誘うセリフだって、初めて吐いた。
初めて湧き上がる不思議な感情に戸惑いながらも、俺は、彼女の返事を待った。
『じょ…冗談ですよね…』
やっとのことで絞り出した彼女の小さな声の返答に俺は少しイラついた。
…俺のこと、好きじゃねぇのかよ。
「冗談でこんなこと言うわけねぇだろ!記念のこと、好きになっちまったからに決まってんだろ!」
『藤真くんが、私のこと…好き?』
俺は、目を白黒させて戸惑う記念の手を掴んで、家へ連れて帰るために歩きだした。
「そう!記念は俺のこと好きなんだろ?じゃ、問題ねぇよな!」
俺は記念を掴んでいた手を放して、手を差し出した。
もし、この手を拒まれたらと思うとめちゃくちゃ緊張してきちまう。
『問題…ないです…』
消え入りそうな声で呟いた記念は俺の手にそっと触れた。
「よっしゃ!」
俺は嬉しさのあまり記念の手をぎゅっと握って駆け出した。
ってあからさまな態度に出すわけにもいかず、俺は幹事だという女性に声をかけた。
「えっと…ヒット記念さん?」
『あ…はい!今日はよろしくお願いします』
緊張気味にペコリと頭を下げた女子は、どこかで見たことある気がするが思い出せない。
「…どこかで、会ったことねぇか?」
『えっ!?あ、えっと…実は、藤真くんとは学部が一緒なのです』
「まじ?どーりで見た事あるわけだ…で、ヒットさんが合コンセッティングしてくれってあの先輩に頼んだわけ?」
『あの、えっ…それは…』
「藤真くん、この子…藤真くんのファンなのよ!だから、あんまり責めないであげて…」
「責めてねぇけど、そう取られたなら、ごめんな…」
『あ、いえ…私が一方的に憧れていて…すいません!』
俺も幹事を引き受けた彼女も積極的なタイプではないようで、結局、花形と花形の前に座った女が場を盛り上げて、まぁまぁ楽しく合コンは終わった。
帰りは、それぞれ自然とペアが出来て、俺は幹事を任されたヒットさんと帰ることになった。
あまりお喋りではないが、要所要所で的確なコメントだったり相槌を売ったり、好意的な視線を必死で隠しているようで隠しきれていないところが妙に俺の心を揺さぶる女だと思い、段々と興味が出てきた。
酒も意外と強いタイプらしく、ビールを好んで飲んでいたところも気が合いそうだと思った。
もう少し一緒にいたい…そんな想いが沸き上がったところで、
『今日は…本当にありがとうございました!』
お礼を言ってそそくさと帰る様子をみせたので、俺は慌てた。
「なぁ…もうちょっと二人で飲みに行かねぇ?」
『えぇ?藤真くんと二人きりで…ちょっと、他の子達も誘いましょう!』
「いや、俺はヒットさんと…いや、記念と二人きりがいいんだけどな…」
『……っ…』
顔を真っ赤にして、その場で立ち尽くす彼女が可愛くて、口元が緩む。
もっとからかいたくなってしまった俺は、
「なぁ…緊張しすぎじゃね?」
勢いに任せて、記念の髪に触れて耳にかけてやる。
真っ赤な顔で何も言えない記念に追い打ちをかけるように耳元で囁く。
「俺の家、来ねぇ?」
酒が入っていたとしても、彼女だからこそからかって、俺だけのものにしたくなる。
こんな風に女に接したことだって、家に誘うセリフだって、初めて吐いた。
初めて湧き上がる不思議な感情に戸惑いながらも、俺は、彼女の返事を待った。
『じょ…冗談ですよね…』
やっとのことで絞り出した彼女の小さな声の返答に俺は少しイラついた。
…俺のこと、好きじゃねぇのかよ。
「冗談でこんなこと言うわけねぇだろ!記念のこと、好きになっちまったからに決まってんだろ!」
『藤真くんが、私のこと…好き?』
俺は、目を白黒させて戸惑う記念の手を掴んで、家へ連れて帰るために歩きだした。
「そう!記念は俺のこと好きなんだろ?じゃ、問題ねぇよな!」
俺は記念を掴んでいた手を放して、手を差し出した。
もし、この手を拒まれたらと思うとめちゃくちゃ緊張してきちまう。
『問題…ないです…』
消え入りそうな声で呟いた記念は俺の手にそっと触れた。
「よっしゃ!」
俺は嬉しさのあまり記念の手をぎゅっと握って駆け出した。