My Handsome【土屋 淳】
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『淳、来たで!』
「おう!はよ入りや!」
そう言って、私は部屋に入った。
『うげっ!?』
予想していたとはいえ、足の踏み場のない部屋に思わず声を上げた。
『淳、一年間どうやって生活しとったん?』
本人は、汚い部屋に気にすることなく、ベッドに腰掛けて、雑誌を開いている。
「ん?雅史くんと仲良うなって、いろいろ世話になってん」
私は、早速ゴミ袋にごみを捨て、片づけながら、久しぶりに会う淳と話した。
『雅史くん?だらしない淳に付き合うてくれるなんて、ずいぶん優しい友達やね』
「見た目は、ゴリラやけどな。バスケ部で、ほんまに世話になっとるわ。でも真代がきたから、もう大丈夫や」
私は、淳の彼女兼保護者のような存在だ。
高校に入学して、隣の席になった淳は、ドン引きするレベルの生活力のない男だった。
入学式の次の日に鞄を忘れて登校し、教科書からお弁当まで世話を焼いてしまった縁で、お世話係に任命されてしまった。
かくいう私は、お世話するのが元来好きな性格で、年の離れた弟の世話を焼きすぎて、うっとうしがられていたところだったので、渡りに船だったのだ。
それに、正直言って、淳の顔がめちゃくちゃタイプだ。
なんだかんだ言われても、淳の世話を焼けるのが嬉しかった。
私はもちろん、バスケ部のマネージャーにもなってしまった。
淳は、バスケに関してだけはすごい。
日常生活にかけるエネルギーのすべてをバスケに注いでいるのではないかというほど。
最初のころは、遠慮して、忘れたものを貸す、お弁当を余分に持っていく程度だったが、いつのころからかから、朝は家まで迎えに行き、起こして、準備させて、学校に連れて行くようになった。
その内に、淳のお母さんとも意気投合して、朝ごはんをごちそうになり、一緒にお弁当を作る仲にまでなった。
休日の練習の日も、試合の日も、朝から家に行って世話を焼いた。
淳の家に行くのが習慣となって、何もない休日にも淳の家に行ってしまうこともあり、淳のお母さんに笑われることもあった。
周りからは付き合っていると思われていたが、告白されていないし、友達以上恋人未満、というか保護者と子供のような関係が長く続いた。
3年生の夏のIH。
淳がキャプテンとして率いた大栄学園高校は優勝した。
3年間、バスケに淳に奔走した私の努力が報われた瞬間でもあった。
優勝セレモニーの後、これ以上ないタイミングで告白され、断る理由なんて1ミリもなく、付き合うことになった。
受験のために、バスケのマネージャー業から解放されたのに、淳と恋人同士となったため、毎日のように付き合わされ、勉強どころではなかった。
淳のお世話とバスケ部のマネージャーに一生懸命になりすぎて、私は志望していた淳と同じ大学に落ちた。
自分のせいだけど、半分淳のせいだと思っている。
一浪して、淳と一切会わず猛勉強の末、何とか淳と同じ大学に合格した。
そして、今日、一年ぶりに淳と会ったが…
だらしない生活空間が嫌でも目につき、片づけたい、世話を焼きたい気持ちが目覚めてしまった。
感動の再開とはほど遠く、久しぶりに会ったお母さん状態になってしまった。
ある程度片付けを終え、淳を見れば、
「なぁ、一年ぶりの再会やのに、もっと他にやることあるやろ?」
そう言って、私の手を引いた。
バランスを崩して、淳の胸に倒れこめば、久しぶりの淳の香りにドキドキしてくる。
上目遣いに見上げれば、顎をとられてキスされた。
1年ぶりのキスに、部屋の掃除のことなんて、どうでもよくなってしまう。
もっと淳を感じたくて、腕を淳の首にからませれば、さらに深く唇が重なる。
服越しに背中をすっとなでられれば、この後の展開を期待して、ぞくりと肌が粟立つ。
ちゅっと音を立てて離れた唇を名残惜しそうに見つめると、
「しまった。あれがあらへん…」
淳は、残念そうにつぶやく。
『ふふふっ。私を誰やと思うてるの』
ちょっと恥ずかしいけれど、久しぶりの逢瀬にそういう展開にならないわけがないと、私はこっそり準備してきたそれを鞄から取り出して、淳に渡した。
「ほんまに真代には頭が上がらんわ」
そう言って、箱を開け、包みを一つ取り出した。
「してもええ?」
『…聞かんといてよ。恥ずかしいやん…ええに決まっとるよ…』
私は恥ずかしくなって、淳の胸に顔をうずめた。
お互い、何かに急き立てられるように服を脱ぎ、キスをした。
淳の愛撫に身を任せれば、快感の波に溺れる。
「おう!はよ入りや!」
そう言って、私は部屋に入った。
『うげっ!?』
予想していたとはいえ、足の踏み場のない部屋に思わず声を上げた。
『淳、一年間どうやって生活しとったん?』
本人は、汚い部屋に気にすることなく、ベッドに腰掛けて、雑誌を開いている。
「ん?雅史くんと仲良うなって、いろいろ世話になってん」
私は、早速ゴミ袋にごみを捨て、片づけながら、久しぶりに会う淳と話した。
『雅史くん?だらしない淳に付き合うてくれるなんて、ずいぶん優しい友達やね』
「見た目は、ゴリラやけどな。バスケ部で、ほんまに世話になっとるわ。でも真代がきたから、もう大丈夫や」
私は、淳の彼女兼保護者のような存在だ。
高校に入学して、隣の席になった淳は、ドン引きするレベルの生活力のない男だった。
入学式の次の日に鞄を忘れて登校し、教科書からお弁当まで世話を焼いてしまった縁で、お世話係に任命されてしまった。
かくいう私は、お世話するのが元来好きな性格で、年の離れた弟の世話を焼きすぎて、うっとうしがられていたところだったので、渡りに船だったのだ。
それに、正直言って、淳の顔がめちゃくちゃタイプだ。
なんだかんだ言われても、淳の世話を焼けるのが嬉しかった。
私はもちろん、バスケ部のマネージャーにもなってしまった。
淳は、バスケに関してだけはすごい。
日常生活にかけるエネルギーのすべてをバスケに注いでいるのではないかというほど。
最初のころは、遠慮して、忘れたものを貸す、お弁当を余分に持っていく程度だったが、いつのころからかから、朝は家まで迎えに行き、起こして、準備させて、学校に連れて行くようになった。
その内に、淳のお母さんとも意気投合して、朝ごはんをごちそうになり、一緒にお弁当を作る仲にまでなった。
休日の練習の日も、試合の日も、朝から家に行って世話を焼いた。
淳の家に行くのが習慣となって、何もない休日にも淳の家に行ってしまうこともあり、淳のお母さんに笑われることもあった。
周りからは付き合っていると思われていたが、告白されていないし、友達以上恋人未満、というか保護者と子供のような関係が長く続いた。
3年生の夏のIH。
淳がキャプテンとして率いた大栄学園高校は優勝した。
3年間、バスケに淳に奔走した私の努力が報われた瞬間でもあった。
優勝セレモニーの後、これ以上ないタイミングで告白され、断る理由なんて1ミリもなく、付き合うことになった。
受験のために、バスケのマネージャー業から解放されたのに、淳と恋人同士となったため、毎日のように付き合わされ、勉強どころではなかった。
淳のお世話とバスケ部のマネージャーに一生懸命になりすぎて、私は志望していた淳と同じ大学に落ちた。
自分のせいだけど、半分淳のせいだと思っている。
一浪して、淳と一切会わず猛勉強の末、何とか淳と同じ大学に合格した。
そして、今日、一年ぶりに淳と会ったが…
だらしない生活空間が嫌でも目につき、片づけたい、世話を焼きたい気持ちが目覚めてしまった。
感動の再開とはほど遠く、久しぶりに会ったお母さん状態になってしまった。
ある程度片付けを終え、淳を見れば、
「なぁ、一年ぶりの再会やのに、もっと他にやることあるやろ?」
そう言って、私の手を引いた。
バランスを崩して、淳の胸に倒れこめば、久しぶりの淳の香りにドキドキしてくる。
上目遣いに見上げれば、顎をとられてキスされた。
1年ぶりのキスに、部屋の掃除のことなんて、どうでもよくなってしまう。
もっと淳を感じたくて、腕を淳の首にからませれば、さらに深く唇が重なる。
服越しに背中をすっとなでられれば、この後の展開を期待して、ぞくりと肌が粟立つ。
ちゅっと音を立てて離れた唇を名残惜しそうに見つめると、
「しまった。あれがあらへん…」
淳は、残念そうにつぶやく。
『ふふふっ。私を誰やと思うてるの』
ちょっと恥ずかしいけれど、久しぶりの逢瀬にそういう展開にならないわけがないと、私はこっそり準備してきたそれを鞄から取り出して、淳に渡した。
「ほんまに真代には頭が上がらんわ」
そう言って、箱を開け、包みを一つ取り出した。
「してもええ?」
『…聞かんといてよ。恥ずかしいやん…ええに決まっとるよ…』
私は恥ずかしくなって、淳の胸に顔をうずめた。
お互い、何かに急き立てられるように服を脱ぎ、キスをした。
淳の愛撫に身を任せれば、快感の波に溺れる。
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